<イベントレポート>【共催】東海時計商事 ×アバター菓フェ OKASHI tabetai「6月10日 時の記念日イベント」開催

園児45人とアバターが“時”でつながる多世代交流とワークショップに挑戦!~地元2社が、子どもたちの心に刻む時間とつながりの特別授業を実施~

東海時計商事株式会社

全国でも数少ない独立系の時計・宝飾総合卸会社である東海時計商事株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:石黒 嗣英)は、名古屋市北区にて「アバター菓フェ OKASHI tabetai」を運営する株式会社ALiEN(本社:愛知県知多市、代表取締役:中村 暢孝)と共催で、2025年6月10日(火)の「時の記念日」に、名古屋市東区にある「東白壁保育園」にてイベントを開催いたしました。

時の記念日は、1920(大正9)年6月10日に「時間が大切である」ということを日本に広めるために作られた日です。

本イベントは、時計発祥の地・愛知県名古屋に拠点を置く東海時計商事と、同じ地域に拠点を置き、福祉とテクノロジーを融合させた新たな社会的価値の創造に取り組むALiENが共催し、地域社会への貢献と次世代への伝統文化の継承を目指し昨年よりスタートした取り組みで、今年で2回目の開催となりました。

また今回は、「時間を大切にする心」に加え、「多様な生き方を認め合う社会の姿」を、次世代を担う子どもたちに自然に伝えることも目的に企画しました。

時の記念日にちなんだ教育的側面と、福祉×テクノロジーによる社会参加促進を融合させ、地域社会の中で人と人とがつながる新しい在り方を「体感」を通して伝えたいという思いが共鳴し、今回もワークショップイベントとして共催するに至りました。

園児たちと、障がい者就労支援施設利用者の方によって遠隔操作されたアバターが交流し、時間について学ぶこのイベントは、時の大切さを学ぶと同時に、多様性や社会参画への理解を育む新しい体験の場として、多くの笑顔があふれました。

【イベント概要】

■名   称:東海時計商事 × アバター菓フェ OKASHI tabetai 「6月10日 時の記念日イベント」

■主   催:東海時計商事株式会社、株式会社ALiEN(アバター菓フェ OKASHI tabetai運営会社)

■日   時:2025年6月10日(火)10:00〜11:00

■会   場:東白壁保育園 3Fホール(〒461-0027名古屋市東区芳野1丁目16-29)

■実施内容:開会の挨拶/出張アバター菓フェ『アバターと時間のおはなしをしよう』/お絵かき時計のワークショプ/時計のお勉強会、お菓子のプレゼント、園児たちの質問タイム/園児からお礼(うたのプレゼント)/記念撮影

時の記念日について

1920年(大正9年)に当時の「生活改善同盟」による日常生活を合理的にしようとの提唱を受けて、6月10日を「時の記念日」とすることが制定されました。西暦671年に天智天皇が唐から伝えられたという漏刻(ろうこく/水時計)で、「時の奏」(太鼓や鐘を打って時を知らせる)を行った日が、現在の太陽暦に直すと6月10日であったという故事に基づいています。

 <出典:日本時計協会>

イベント内容

■開会の挨拶・出張アバター菓フェ『アバターと時間のおはなしをしよう』

当日は、3~5歳時の園児45人が参加。はじめに、東海時計商事株式会社 代表取締役社長 石黒 嗣英より開会の挨拶を行い、「みんなで楽しくたくさん時計のお勉強をしよう!」と会場の園児たちに向けて語りました。

その後、株式会社ALiENによる、出張アバター菓フェ『アバターと時間のおはなしをしよう』では、実際にお店で働いているアバターが保育園に登場し、画面越しに園児とじゃんけんなどの手遊びをしたり、おやつの時間についてのお話などをして盛り上がりました。

「アバター菓フェ OKASHI tabetai」では、日本初の遠隔操作によるアバター接客を導入しており、身体的・精神的なハンディを抱え、就労支援施設を利用している障がいを持つ方々がアバターとして遠隔操作で接客を行っています。この日も、施設から障がいのある利用者2名がアバターに扮し、楽しい会話を繰り広げてくれ子どもたちも大喜びでした。

アバター協力:就労継続支援B型の事業所「ハッピーハウス」

■お絵かき時計のワークショップ/時計のお勉強会

お絵かき時計のワークショップでは、時計の文字盤が印刷された台紙に、園児たちがオイルパステルで自由にお絵かきをした後、そこに針を取り付けて実際に時計の針が動く様子を見ることができる時計の工作に挑戦。自由な発想で描いた絵を組み合わせた世界に一つだけの時計を作るため、一生懸命にお絵かきをしました。針を取り付けてもらうと出来上がった作品を持って「みて!みて!」と自慢げに見せたり、時計の針を動かして楽しんでいました。

 

  その後完成した時計を使って、針の読み方や時間の感覚を学ぶ体験型のお勉強会を開催。実際に針を回し、針時計の時間の読み方をみんなでお勉強しました。

■お菓子のプレゼント、園児たちの質問タイム

アバターとのおしゃべりや時計のお勉強タイムで、「OKASHI tabetaiさんから何かプレゼントがあるらしい!?」と聞いていた子どもたちは、お菓子のプレゼントの発表に大盛り上がりでした。

質問タイムでは、元気いっぱいにたくさんの手が上がり、「どうして時計があるの?」「お風呂の時間は何時?」「どうして長い針と短い針があるの?」などの質問が上がり熱心に勉強していました。

■園児からお礼(うたのプレゼント

イベントのお礼として園児からうたのプレゼントがありました。「くじらのとけい」の合唱を披露してもらい、元気いっぱいに歌う姿に大人たちも癒されました。

■園長先生からのコメント

昨年に引き続き、今年も『時の記念日』に素敵なイベントを企画してくださり、誠にありがとうございました。

日頃から『○○時までに給食を食べようね』『○○時になったら外へ行くよ』といった声かけを通じて、時計を意識した行動を促していますが、今回のイベントをきっかけに、子どもたちの時間への関心がより一層高まったように感じます。

また、初めて登場したアバターとのふれあいに、園児たちは目を輝かせて楽しんでおり、嬉しそうにおしゃべりする姿がとても印象的でした。お迎えに来られた保護者の方に『楽しかった〜!』と話す声があちこちで聞こえ、心温まるひとときとなりました。今後も、こうした地域貢献活動を通じて、地域の皆様との交流を大切に育んでいきたいと思います。

株式会社ALiEN  代表取締役 中村 暢孝よりコメント

今回のイベントでは、アバター菓フェのOPEN以来初めてアバターの「出張」を行いました。普段のお店での接客と話す内容や雰囲気も違うため、アバターを操作する障がい者就労支援施設の利用者さんも最初は緊張した様子でしたが、元気でかわいい園児たちと接するうちに調子が出てきて、結果的にとても楽しくコミュニケーションをとることができました。園児の皆さんにも楽しんでいただけたと思います。アバターをつかっての就労は、働く側がどこにいても働けることが最大の利点ですが、

モニターとPCがあればアバターの行く先も自由に選べるということが今回のことで実証できました。

本イベントへの参加は今後更なるアバターの活躍の可能性を広げる素晴らしい機会になりました。また、保育園児と障がい者という本来福祉という分野の中で「支えられる」方々が互いに支え合う光景を見れたことは私自身とても感動的でしたし、弊社の事業目的にもとても合致したもので励みになりました。

可能であれば、これからも継続して参加させて頂きたいと思います。

【株式会社ALiENについて】

株式会社ALiEN(エイリアン)は、愛知県知多市に本社を置き、「『i』で人の可能性を照らす」をミッションに掲げ、福祉とテクノロジーを融合させた新たな社会的価値の創造に取り組んでいます。​主な事業内容には、福祉施設の開設・企画・運営コンサルティング、未来検証カフェ「アバター菓フェ OKASHI tabetai」の運営、オンライン歓楽街「Online YOKOCHO」の開発・運営(開発中)、サステナブル着火剤「Love着火ファイアー」の製造・販売(開発中)などがあります。​

2025年3月10日に名古屋市北区のSAKUMACHI商店街に「アバター菓フェ OKASHI tabetai」をオープン。​このカフェでは、日本初の遠隔操作によるアバター接客を導入し、障がい者やシングルマザーなど、身体的・環境的なハンディを抱える方々がアバターを遠隔操作して接客を行い、新たな雇用機会を創出しています。​店内では、時間無制限で駄菓子の食べ放題が楽しめるほか、Wi-Fiや電源、漫画や本も完備されており、夜はBARとしてアルコールの提供も行っています。

​この取り組みにより、世代や環境を超えて温かい交流が生まれる地域コミュニティの形成を目指しています。

 HP:https://www.alien-heart.jp/

東海時計商事株式会社 代表取締役社長 石黒 嗣英よりコメント

弊社は創業以来、掛け時計や置時計といった、日常に寄り添う身近な製品を取り扱い、地域の皆さまに支えられて今日まで成長してまいりました。本イベントは、そうした地域の皆さまへの感謝の気持ちを形にしたいという思いから始まり、今回で2回目の開催となります。

子どもたちにとって、このような地域交流の場が、大人になっていく過程で“地元で働く大人の姿”を身近に感じるきっかけとなり、また社会貢献の意義や、世代・文化・環境を超えた多様なコミュニケーションの大切さを学べる機会となれば、これほど嬉しいことはありません。

これからも、地域の未来を担う子どもたちと共に学び合える場を大切にしながら、こうした取り組みを継続していきたいと考えています。

【東海時計商事株式会社について】

1957年創業の東海時計商事株式会社は、全国でも数少ない独立系の時計・宝飾総合卸会社です。愛知県は400年以上の歴史を持つ時計発祥の地。その愛知県の中心都市である名古屋市に本社を構える弊社は、前身の「尾張時計」から数えると100年以上の歴史があります。

時計は国産からスイス製まで100ブランド以上取り扱いがあり、直営店事業も展開しています。ジュエリーはブランド宝飾品から高品質のダイヤモンドのみを使用したオリジナルジュエリーブランドも販売し、独自の営業・販売スタイルで成長を続けています。

現在は、「時計・ジュエリーの大衆化」を目標に掲げ、若手経営者・ミドル層のビジネスパーソンに向けた外商ビジネスを実施しています。富裕層の嗜好品という固定概念を覆し、世間の時計離れ

を食い止め、時計業界はもちろん、日本経済の再活性を目指し事業を展開しています。

HP:https://tokai-wj.ccto.jp/

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会社概要

東海時計商事株式会社

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URL
http://www.tokai-wj.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
愛知県名古屋市東区芳野1丁目15番12号
電話番号
052-931-0411
代表者名
石黒 嗣英
上場
未上場
資本金
5200万円
設立
1957年06月