【全国初】マイナンバーカードだけで電子市民証NFTの所持確認できる仕組みの本運用開始

二次避難所の加賀市でホワイトハッカーを目指す人材育成プログラムで初実装。3/23(土)開催。全国から参加者を募集！

　石川県加賀市では、マイナンバーカードをカードリーダーへ通すだけで、e-加賀市民証NFTを所持確認できる仕組みの運用を開始します。3月23日(土)開催予定の人材育成プログラムにおいて初実装いたします。

　本プログラムへの参加料は、市内在住者は無料、市外は有料ですが、e-加賀市民証NFTを所持している市外の方は無料で参加可能です。その際、現地での本人認証において、マイナンバーカードでのe-加賀市民確認が可能となります。

　これは「マイナンバーカードだけでNFT所有証明を可能とする仕組み」として全国初の取り組みとなります（2024年3月、加賀市調べ）。なお、本プログラムは、災害をはじめとした社会課題に対して、デジタル技術を活用して、迅速に事業を立ち上げていく「ソーシャルスタートアップ」の人材育成プログラムとなります。

　石川県加賀市では、令和6年能登半島地震における二次避難所として被災者の受入人数が2,000名を超える最大規模の避難所となっており、避難者の身元確認、健康管理、必要物資、備蓄品の在庫管理などのデータベースを、市職員と一般のボランティアの方が一緒になって構築しました。災害関連死を最小化するためにも、発災直後に迅速に立ち上げていくことが求められ、デジタル技術で後方支援をしていく開発ボランティア（ホワイトハッカー）の役割が重要です。二次避難所として県内最大規模の加賀市において、デジタルで後方支援をするバックアップ拠点の在り方を議論する上でも、参加者を全国から募集します。

■プログラム概要

日時：2024/3/23（土）13:00～15:00

場所：加賀市イノベーションセンター

テーマ：震災、水害、感染症、防災、復興、貧困、感染症などを対象とした社会起業（ソーシャルスタートアップ）の組み立て方について参加者間で議論するワークショップを行います。

申し込み方法：下記フォームよりお申し込みください。

https://entre02.peatix.com/

■参加費

無料：市内在住者（高校、高専、大学、大学院生、市内在勤の方）

有料：上記以外（3,000円。ただしe-加賀市民証（※）を所持している方は無料）

※e-加賀市民証の取得はこちら（3月15日10:00～ サイトオープン予定）：https://www.kaga-e-residency.jp/

※e-加賀市民証を取得後に本プログラム応募ページ　チケット選択の中から「e加賀市民（e加賀市民証を保有）＜無料＞」を選択してください　https://kagasocial.peatix.com

参考：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000071698.html

ホワイトハッカーとは

　ホワイトハッカーとは、コンピュータやネットワークに関する高度な知識や技術を持つ方で、特にその知識と技術を善良な目的に使う人です。

　能登半島地震において、加賀市においてはノーコードアプリで避難者データベースを開発するうえでエンジニアリングのスキルや知見を活かしてご支援いただいた事例もあり、ホワイトハッカーほどの高度なセキュリティ技術はなくとも、災害支援は十分可能であります。発災後にニュースを見て、支援したいと考えていた学生やエンジニアの方でも「どう関わったらよいか。」「支援チームへ入るにはどうしたらよいか。平時の働き方にとらわれずに参加するにはどうしたらよいか。」「自信のスキルをどのように活かしたらよういか」など、そんなもどかしい思いをされていた方には、おすすめのイベントとなっております。当日のワークショップにて議論し、ソーシャルスタートアップの在り方を検討する仲間を募集します。

マイナンバーカードでe-加賀市民証NFTの所持判断が可能な仕組み

　e-加賀市民証（500枚限定版）の所持者で、マイナンバーカードを用いた公的個人認証を事前に行うことで、加賀市イノベーションセンターにおいて国家戦略特区の特例措置サービスなどを利用することが可能となります。e-加賀市民証NFTを購入後に、下記のマイページから「マイナンバーカードの認証」ボタンを押して、初期登録をします。認証が済んだ方は、加賀市イノベーションセンターに設置する機器で、マイナンバーカードをカードリーダーへ通すだけでe-加賀市民証NFTの所持確認が可能となります。