プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

Ethicalize株式会社
会社概要

店頭購入で77%、ネット購入で83%の消費者が「過剰包装」だと思う。プラスチックごみや包装の意識調査を公開しました。

2024年の締結を目指す「国際プラスチック条約」に向けて、各国が脱プラスチックへの動きを加速させています。日本の消費者の意識はどうでしょうか。プラントベース関心層の読者に聞きました。

Ethicalize株式会社

調査実施時期:2024年4月10日~4月21日 回答者数:172人 手法:インターネット調査(VEGAN’S LIFE・Instagram)

日本では、プラスチック資源循環を目指し、2022年4月にプラスチック新法が施行されました。その後、事業者も消費者も様々な対応や適応が求められてきました。エコバックや水筒等、ある一定の普及が到達できたものもありますが、プラスチックのリサイクルというサーキュラーエコノミーの観点では、まだまだ遅れをとっている日本。変わらなければいけないのは事業者と消費者どちらが先なのでしょうか。

今回Ethicalize株式会社では、食や健康に意識の高い「VEGAN'S LIFE」の読者の方を中心に、包装に関しての意識調査を行いました。

▪️包装が適切かどうかについて

質問:左)「スーパーや小売店の商品に関して、包装が過剰だと思う時はありますか?」右)「ネットショッピングや通信販売で、その他の梱包資材で、過剰だと思う時はありますか?」

(スーパー・小売店の)包装について、回答者の77%が「過剰だと思う」と回答し、(ネットショッピングや通信販売の)包装について、回答者の83.1%が「過剰だと思う」と回答する、という結果になりました。プラスチック削減や資源問題、ゴミ処理の面倒さから、多くの人が包装が多すぎると感じているようです。

▪️簡易包装と通常包装についてどちらが魅力的か

質問:「簡易包装」と「通常包装」はどちらが魅力的ですか?」

EU、カナダなど欧米諸国では数年前より、プラスチック包装や使い捨ての包装が禁止され始めました。お隣中国でも2021年にはプラスチック禁止令が出され、全国でストローが禁止、主要都市ではプラスチック製レジ袋の提供が禁止されています。「有料」ではなく「禁止」というところが、日本よりずっと思い切ったシステムを導入しています。このように法律として、問答無用に簡易包装が義務付けられた国々と比べると、我が国では「過剰」と感じながらも「場合によって」包装が欲しい、という意識が根深く、なかなか完全には変われない姿が垣間見えます。

▪️梱包が必要だと思うときについて

1位:「贈呈用の時」121人(33.2%)
2位:「スーパーのお肉やお魚などのパックを入れる時」107人(29.3%)
3位:「野菜など口に入れるものを衛生的に保ちたい時」77人(21.1%)
4位:「お菓子など湿気を防ぎたい時」54人(14.8%)
5位:「その他」6人(1.6%)

という結果になりました。礼節を重んじる文化からか、「贈呈用」に必要だと思う人が多いようです。その他、汚れや衛生面、商品の品質を守るためという順番になります。

▪️梱包が過剰だと思うときについて

1位:「二重梱包」139人(32.2%)
2位:「梱包に広告目的の紙などが入っている場合」136人(31.5%)
3位:「持ち帰る用の紙袋以外に贈呈用の紙袋」72人(16.7%)
4位:「野菜や果物などの個別包装」71人(16.4%)
5位:「その他」14人(3.2%)

二重梱包という明らかに過剰な場合、そして広告用のチラシやフライヤーを過剰だと思う人が多いようです。興味深いのは上位3位まで、プラスチックよりも紙を原料にしているものが多い点です。プラスチックごみに関してはどのような行動をしているどうでしょうか。

▪️プラスチックごみに対して、具体的に実行していること

1位:「エコバック持参」169人(20%)
2位:「シャンプーや洗剤等、詰め替えを利用する」137人(16.2%)
3位:「水筒や食器、ストローなどを持ち歩いている」92人(10.9%)
4位:「外出先でゴミは持ち帰る」83人(9.8%)
5位:「買い物の際に簡易包装を選んでいる」72人(8.5%)

という結果になりました。使い捨てのもの全般を避ける、ラップを避ける、プラスチック包装のもの全般を避ける、という声も上位に上がりました。また石鹸(固形)シャンプーを選んだり、プラスチックボトルのものは買わない、という読者の方もいるようです。

「SDGsを意識してるとは言えブランドショップで雨の日にプラシートを掛けて頂けるのは嬉しいと思う自分に矛盾してると思う」という正直な声もありました。

プラスチックごみに関しては大きく分けて4つの問題があると言われます。原料となる石油採掘の際の大気汚染、製造の際のCo2排出、プラスチックに付随する化学物質の人体への影響、そしてマイクロプラスチックなどを代表する廃棄の問題です。

削減しながら、いかに同時にリサイクルしていけるかという、サーキュラーエコノミーの進化が望まれますが、事業者も消費者も両サイドから変化を恐れず取り組んでいかなければいけない問題であるのは、間違いないですね。

その他、詳しい調査結果はVEGAN‘S LIFE」にて公開しています。

Ethicalize株式会社は、プラントベースなライフスタイルの普及に向けて、消費者にも企業側にも有益な情報や調査結果を提供しています。

【本データの使用について】

本調査データは、下記2点を満たす場合にご自由に引用頂けます。

①出典を『プラスチックに関する調査 2024  by VEGAN'S LIFE』と明記して頂くこと

②本ページへのリンクを設置して頂くこと

https://vegans-life.jp/article/yvy8187siku

紙媒体などで上記条件を充足できない場合は個別にご相談ください。

【VEGAN'S LIFE 関連サイト】  

HP:https://vegans-life.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/vegans_life_jp/

【本件に関するお問合せ先】

Ethicalize株式会社

https://ethicalize.co.jp/

メール:info@ethicalize.co.jp

すべての画像


種類
調査レポート
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

Ethicalize株式会社

6フォロワー

RSS
URL
https://ethicalize.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区上大崎2-15-19  MG目黒
電話番号
03-6822-5107
代表者名
藤田健太郎
上場
未上場
資本金
5100万円
設立
2021年01月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード