エマルションフローテクノロジーズ、フィンランドVTT技術研究センターと欧州市場展開に向けた協業検討を開始
― 海外での技術実証および社会実装に向けた本格的な取り組みへ ―
エマルションフローテクノロジーズ株式会社(本社:茨城県那珂市東海村白方、代表取締役社長:鈴木 裕士、以下「EFT」)は、欧州市場への展開戦略に基づき、欧州連合(EU)レベルでの社会実装に向けた取り組みを進めています。このたび、フィンランドのVTT技術研究センター(以下「VTT」)と、協業枠組みの構築に向けた協議を開始したことをお知らせいたします。本取り組みは、EFTが日本国内で社会実装に向けて開発を進めてきた独自の分離・回収技術について、欧州の資源条件および産業環境下での適用性・実現可能性を検証することを目的としています。


1. 背景
欧州では脱炭素化、資源循環の拡大、有害化学物質の規制強化に向けた取り組みが急速に進んでいます。これらは規制動向だけでなく、産業界の需要によっても加速しており、特にバッテリー産業などの戦略分野においては、レアメタル・レアアースの安定確保や、PFASをはじめとする環境汚染物質への対応が、産業競争力と持続可能性の観点から極めて重要となっています。
EFTは、使用済みリチウムイオン電池からのレアメタル回収、産業副産物からのレアアース抽出、PFASなどの有機フッ素化合物の除去・回収など、複数の重要領域において分離・回収技術の開発・実装を進めてきました。これらの技術は、原子力研究を起源とするEFT独自の「エマルションフロー」分離法を基盤としており、産業界が直面する資源・環境課題の解決に貢献するものです。
欧州市場への導入にあたっては、EU規制への適合性や、欧州の産業環境における実用性を早期に検証することが不可欠であり、そのため欧州の応用研究・パイロット実証・社会実装に関わる研究機関との連携を重視しています。
2. 協業内容について
VTTは、EUの研究開発プログラムや国際共同研究を多数主導してきた実績を有し、応用研究からパイロットスケールの実証、社会実装に至るまで幅広い技術開発を支援しています。EFTは、VTTの技術的知見と欧州産業ネットワークを活用し、欧州の規制体系および産業実務の観点から、自社技術の適用性を評価するために協議を開始しました。
協議の主な検討項目は以下の通りです:
EFTの分離・回収技術の欧州規制要件および産業性能基準への適合性評価バッテリーリサイクル、レアアース回収、PFAS対策における研究・実証の優先領域の整理欧州でのパイロット実証および段階的な社会実装に向けた展開戦略の検討
3. 各社コメント
エマルションフローテクノロジーズ株式会社 代表取締役社長 鈴木 裕士
VTTとの協議開始は、EFTの技術をEUの規制・産業環境の中で検証し、将来的な欧州パートナーとの連携基盤を構築するための重要な第一歩です。本対話を通じて、実装に向けた道筋を体系的に整理し、欧州での長期的な展開に向けた基盤を築いていきます。
VTT技術研究センター 副所長 アンッティ・アラスト氏
EFTの分離・回収技術を欧州の条件に適合させるための検証を開始できることを嬉しく思います。VTTは応用研究を通じて同社のスケールアップと市場参入を支援します。フィンランドは世界トップクラスの研究インフラと欧州企業・研究機関へのアクセスを備えており、EFTにとって理想的なソフトランディング拠点となるでしょう。
4. 今後の展開
今後、EFTとVTTは、欧州の主要な産業・環境課題に対応する技術について、実証プロジェクトの機会や段階的な社会実装に向けた展開可能性を共同で検討していきます。
会社概要
名称:株式会社エマルションフローテクノロジーズ
所在地:
本社:茨城県那珂郡東海村白方7番地5
東京オフィス:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー17階
代表者:代表取締役社長 鈴木裕士
公式サイト: https://emulsion-flow.tech/
問い合わせ先
株式会社エマルションフローテクノロジーズ
広報渉外部 橋本恵美
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