【PBV】公益法人化を機に組織基盤を強化。西村あさひからプロボノサービスをご提供いただく事になりました。

PBV

2025年12月5日 15時30分

公益社団法人ピースボート災害支援センター（PBV、東京都新宿区）は、この度、西村あさひ法律事務所・外国法共同事業（西村あさひ、東京都千代田区）と連携し、災害支援活動を法的側面からご支援（プロボノサービスの提供）をいただくことになりました。プロボノサービスとは事業者の専門知識・スキルを活かした社会貢献活動のことを言います。

2025年4月1日の公益社団法人の認定を受け、組織運営におけるコンプライアンス強化と法的リスクマネジメントの重要性が高まるなか、本連携は、PBVが災害支援活動をより安定的に、高い信頼性をもって遂行できる組織基盤を構築することを目的としています。国内屈指の西村あさひと連携し、高度なプロボノリーガルサービスの提供を受けることで、災害発生時における迅速かつ適正な支援活動の展開を目指します。

1. 西村あさひとの連携の背景

PBVはこれまで、国内外における災害支援、および防災・減災に向けた啓発活動を継続的に実施し、災害に強い社会づくりに取り組んでまいりました。

公益社団法人への移行に伴い、当団体の活動の根幹となる組織基盤において、以下の点での法的サポートの必要性の高まりがプロボノサービスを提供いただく背景となります。

公益社団法人としてのガバナンス強化と透明性の向上
各種契約や連携協定における適正性の確保
国内外の災害支援活動に伴う法的リスクの適切な管理（リスクマネジメント）

この西村あさひによるプロボノサービスの提供により、PBVの活動の信頼性が法的な側面からも支えられることで、「人こそが人を支援できる」という理念に基づいた現場での活動に、より大きな自信と責任感をもって臨むことができる体制の構築が期待されます。

今回のプロボノサービスの提供は、PBVの活動に共感された西村あさひの弁護士メンバーによりプロボノリーガルサービスを当団体の活動に役立てたい、という温かい想いをもって尽力してくださったものです。PBVは、今回の貴重なご支援を力に、組織運営の透明性と健全性をさらに高め、災害が発生した際に迅速かつ適正な支援活動を「お互いさま」の信頼のもとに展開できるよう、一層尽力してまいります。