ラオス出張報告オンラインライブ 〜障害児が多く学ぶ小学校での「思考とスキル向上のための読書推進プロジェクト」の展開について
エファジャパン・オンラインイベントのお知らせ
◾️企画趣旨
エファでは12月にラオスの小学校を視察し、そのようすをシェアする報告会を実施します。
現在ラオスでの事業を支えているのは、2023年3月に行ったクラウドファンディング「本の飢餓から子どもたちを守りたい。ラオス障害児にバリアフリー図書を」にご協力いただいた皆様のご支援です。
113名もの方から合計1,063,500円のご支援をいただきました。
皆様のご協力によるこの取り組みについて、現在の状況を報告させていただきます。
◾️イベント概要
タイトル: ラオス出張報告オンラインライブ
日時: 2023年12月21日(木)20:00〜20:50
場所: オンライン開催(Zoom)
参加費: 無料
登壇: エファジャパン事務局長 関 尚士
エファジャパン海外事業担当 鎌倉 幸子
⚫︎イベントはどなたさまでも参加できます。
⚫︎ビデオオフ・マイクオフでの「耳だけ参加」も大歓迎!
▼イベントのお申し込みはこちらから
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeACrcoSvdnTjvK8Rrnj4fKJp0iDJ2H25ndfEyMx4RzSurKJQ/viewform
申し込み締切:12月21日(木)午前12:00
◾️登壇者プロフィール
関尚士(せき・ひさし)
1990年に公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(当時の曹洞宗国際ボランティア会)へ入職。1998年にラオス人民民主共和国へ赴任し、初等教育教育副教材の開発・普及や家庭、地域社会、学校、教育関係機関が参画した統合的地域教育環境改善事業の普及推進推進に取り組む。
2003年に帰国し、緊急救援室室長に着任。その後、国内事業部門の統括を経て、2008年4月に事務局長職に就任。2020年3月まで同職を務める。
2020年4月、紛争や貧困、身体的な障害などの理由で「学ぶ」ことが困難な状況におかれている子どもたちに、教育と福祉サービスの機会を届ける認定NPO法人エファジャパンでの活動を開始。理事・事務局長職に就任、現在に至る。
◾️ラオスの障害児を取り巻く課題
ラオスでは、2-4歳までの子どもの2%に障害があります(2017年ラオス社会指標調査より)。子どもが障害者となる主な原因は、母親の妊娠時・出産時の課題、怪我や病気、不発弾の被害によるものだそうです。なおラオスは「世界一不発弾が残る国」ともいわれています。
ラオスでは、障害がある子どもは、障害のない子どもよりも虐待、暴力、搾取のリスクが高いといわれています。
学校でも教員が障害児への教え方がわからない、適した教材がないなどの課題から、質の高い教育を受けることが困難です。
障害があっても自分たち子どもには権利があること、健康を害した時の対処方法、生活を守るための法律などを知らない状況なのです。
エファジャパンは、障害児が多く学ぶ小学校で「思考とスキル向上のための読書推進プロジェクト」を展開し、移動図書館の実施、教員へのトレーニングの提供、教材開発などを行っています。
今度のイベントでは、小学校の先生や子どもたちのインタビューを交えながら、現地の最新状況をご報告させていただきます。
■エファのビジョン
すべての子どもたちが可能性と創造性を発揮し、「自分ものがたり」を描ける社会に。
■About us
エファは、日本全国の自治体や公立の病院、保育所、福祉施設、交通機関や上下水道などの公共サービスに従事する人たちが行ってきた国際協力事業「アジア子どもの家」を引き継ぎ、2004年に設立された国際協力NGOです。貧困やさまざまな障害のため学校にいけない子どもたちの権利を守り、初等教育の推進や児童労働の削減、障害児のライフスキルの向上に取り組んでいます。
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