【中高生の自尊感情は16.9%】pure life diary とタイガーモブが自分らしさに向き合う中高生向け手帳『pure life diary for student』共同開発をスタート
日本の中高生の自尊感情は世界主要国と比較して低い傾向
約1万人が愛用のスケジュール管理を目的にしない「自分を整え、知り、叶えるを実現する」手帳『pure life diary』を展開するfeppiness株式会社 (所在地:福岡県糸島市、代表取締役:本橋へいすけ、以下:feppiness) と、教育機関向けの海外研修・カリキュラム、海外インターンシップの提供をするタイガーモブ株式会社 (本社:東京都渋谷区、共同代表取締役CEO:菊地 恵理子・共同代表取締役COO:中村 寛大、以下:タイガーモブ) は、中高生向けの手帳『pure life diary for student』の共同開発を開始します。
開発背景
SNS時代を生きる中高生は「自分らしさ」を見失いやすい
現代中高生を取り巻く環境はますます多様化し、情報過多や将来への漠然とした不安を抱える若者が増えています。SNSを通じた他者との比較の中で自己肯定感の低下やアイデンティティ、「自分らしさ」を見失いやすい時代です。
日本の若者の自尊感情は16.9%と世界主要国と比較して低い傾向にあり(※1)、また小中学生の不登校者数は11年連続で増加、2023年度は初の30万人を越え、コロナ禍以降15万人増加しています。(※2)小中高生の自殺者数に関しては、令和5年度に関しては前年より若干減少となったものの、過去10年間の推移を見ると増加傾向にあります。(※3)
これからの時代を創っていく若者世代の心の健康を守り、可能性を開花していくためのサポートに対する重要性は増しています。
自分と向き合う習慣は”大人になる前”から重要
これまで私たちは大人を対象に、自分と向き合い、自分らしい人生を生きるためのサポートをする手帳を提供してきました。その中で"もっと大人になる前の段階”で、自己理解や感情の整理、行動変容をサポートできれば、もっと可能性が広がるのではないか" という課題意識が生まれました。
pure life diary 開発者自身、タイガーモブが提供する海外インターンシッププログラムに参加し学生たちとの交流の中で活動した経験から、手帳を通じて中高生が「自分らしさ」を探求するサポートができるという確信を得て、手帳の開発始動に至りました。
※1 こども家庭庁「令和5年度 我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査」
※2 文部科学省「令和5年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」
※3 厚生労働省「令和5年中における自殺の状況」
中高生に何が必要なのか
累計1万人以上の人生に向き合ってきたpure life diary と、海外インターンシップを通じ中高生と向き合ってきたタイガーモブが思う「自分らしさ」に悩み自信を無くしやすい中高生に必要なことは、以下の3つだと考えます。
①自己理解の促進
他者比較の中で自信を失いやすい中高生が、自分の強みや夢中になれることを知り、自分の唯一無二性に自信を持つために、日常的に自分と向き合うことが重要。
②感情の整理
思春期特有の感情のゆらぎを受け止め言語化することで、心を健やかに保つサポートをする安心安全な場”が必要。
③認知の是正
過ごしてきた環境や社会的な価値観、通念に縛られやすい中高生が、自分の思い込みや認知のゆがみに気づき、修正していくためのきっかけが必要。
上記に挙げた中高生に必要な3つの要素を、pure life diary は網羅しています。
また、コーチングやカウンセリングを受けることが金銭的・時間的に難しい世代であっても、変化のきっかけをつかみ習慣化していくツールとして、通知などで他に意識がいってしまうデジタルツールと違い、「手帳」は最適だと考えています。
なぜpure life diary と タイガーモブが協働するのか
生きづらさを抱えやすいまじめながんばり屋さんが「らしさ」を見つけるサポートをするpure life diary と、世界を舞台にした越境体験を通じ数多くの中高生に自己探求の場を提供してきたタイガーモブ。
ともに「らしさ」の探求を重視している両社がそれぞれの知見を活かすことで、思春期特有の悩みや生きづらさを抱える中高生に寄り添った手帳製作が可能となります。
本プロジェクトに参加する中高生の声
「高校生として日々を学校生活や課外活動に忙しく過ごす中で、忘れがちな自身の心に向き合うこと。手帳を書く過程で一人ひとりが日常の心地よいリズムに出会えるようなそんな一冊を完成させたいです。」高校3年生
「手帳を使って日頃内側に溜めている思考や感情を引き出すことで、自分の価値観を可視化させ、なりたい自分に近づきたいです。」高校2年生
「自分のことを紹介するに当たって、どんな人なのかどんなことを大切にしたいのかを知りたいので、手帳で自分のことを深め、知れたらいいなと思います。」高校2年生
今後の取り組み
本プロジェクトを通じ、“自分たちが使いたいと思う手帳”を、自分たちの手で形にするという経験を通じ中高生たちの自己効力感を育てると共に、中高生が自分の心と「らしさ」を大切するためのサポートツールとして、全国に広げていきたいと考えています。
2025年夏の『pure life diary for student』プロトタイプ版完成に向けて、以下に取り組んでいきます。
・中高生の有志メンバーとプロトタイプ版制作グループを立ち上げ
・中高生へインタビューを実施
・中高生の声をもとに手帳の構成やデザインを決定
・プロトタイプ版完成に伴い参加型リアルイベントを開催&初お披露目
手帳開発に向けプロジェクトメンバーを募集いたします
◆ 制作メンバーに参加したい方
pure life diary制作チームと一緒に、まずは今夏のプロトタイプ版完成までをお手伝いしてくれる方を募集します。
対象:中高生・先生
内容:①手帳制作(デザインや中身のアイデア出しなど)
②PR活動(イベント企画、運営、SNS発信など)
活動期間目安:2025年2月〜9月
活動イメージ:LINEで意見交換、オンラインでの打ち合わせ
▼ 下記のエントリーフォームよりご応募ください
https://forms.gle/ZSrbV1mzxkGc2Ta66
◆ 最新情報を知りたい方はこちら
制作の進捗やイベントなどの最新情報を見ることができます。
対象:誰でも可
▼ LINEオープンチャットにご参加ください
▼ 特設サイトはこちら
https://purelifediary.com/uncategorized/purelifediaryforstudent/
『pure life diary for student』開発者コメント
feppiness 代表取締役 本橋へいすけ
feppinessではこれまで約1万人以上の社会人を中心に「自分らしさ」を見つけながら、ありたい自分を大切にできる手帳pure life diaryを届けてきました。活動をするなかで、自分らしさが失われたり、生きづらさの原因を辿ると社会に出るまでに起きてしまっていることに気づきました。
そのような時に参加したタイガーモブのフィンランドプログラム。参加している中高生と話をして、彼ら彼女らの持つ可能性の素晴らしさと、可能性に蓋をされてしまっている両面を見たことで、力になりたいという気持ちが強くなりました。
越境体験を通じてたくさんの中高生と接しているタイガーモブと、当事者である中高生と一緒に手帳を作ることで、中高生にとって本当に必要なプロダクトになり、可能性の開花の力になれることにワクワクしております。
タイガーモブ 共同代表取締役CEO 菊地 恵理子
タイガーモブではこれまで約1万人以上の中高大生の海外越境体験をサポートしてきました。最近中高生と多く接する中で、よく耳にするのが「自分のらしさに向き合ったことがない」ということです。特に直近お会いした中学生からは「小学校高学年くらいから親や先生の求めている回答を嘘をついてでも言った方が評価されるから自分の気持ちなんて今更わからない」という声も聞きました。これを聞いた時、正直ショックでした。
誰もが強みや弱み、キャラクターなどその人「らしさ」がある中で、気づいたら「らしさ」は削ぎ落とされている。自立をし始める中高生というタイミングで、自分の素晴らしい才能や欲求が溢れている「らしさ」に気づき、育む事でより一人一人が生き生きと生きられるのではないか、と考えています。
pure life diary開発者である本橋さん・井上さんは2023年8月に開催した、教育と自然をテーマにしたフィンランドプログラム(タイモブスクール)にご参加頂きました。共に6日間を現地で過ごし、個を尊重するフィンランド教育を実体験し、日本の中高生達と接する中で、もっと彼らが日常的に自分の大切な気持ちに気づく、そんな機会を提供したいよねという思いが芽生えました。今回中高生向けに、自分らしさに向き合う『pure life diary for student』手帳開発をスタートできる事を嬉しく思います。
一人でも多くの人が、自分らしさを元に、「これだ!」というものが見つかりますように。完成した暁には日本全国の学校と共同し、若者たちが「らしさ」をもとに可能性をより開花していけるよう進めます。お楽しみに!
まじめながんばり屋さんが自分にやさしくなれる手帳『pure life diary』
pure life diary は、自己管理しようとつい自分に厳しくなってしまう「まじめながんばり屋さん」(※)が、本来の自分の気持ちに気づき大切にしながら、ありたい自分・なりたい自分を描き、日々意識を向けて行動していくための手帳です。そのため、タスクやタイムスケジュールを書くページがないのが大きな特長。また、手帳を使うために必要な「誰も置いてけぼりにしないサポート体制」も好評です。
(※)「まじめながんばり屋さん」とは、内向型・HSPの特性を持つ人を中心として現代社会に生きづらさを感じている人
また、「まじめながんばり屋さん」の幸福度に寄与するウェルビーイング手帳として、「WELLBEING AWARD 2024」にて、多様な幸福と健康に向き合い、認め合える社会づくりに貢献した「モノ・サービス」部門「WELLBEING AWARDS FINALIST」に選出されました。
会社概要
feppiness株式会社
feppiness=feel(感じる)+happiness(しあわせ)。 「しあわせを感じられる人が増える社会をつくる」をビジョンに掲げ、日々生きづらさを抱えて生きている「まじめながんばり屋さん」の悩みを解決し、「らしさ」が開花するサポートをしています。 ・業界初の1年間の毎月無料サポートで経済的な事情に関わらず、自分を知り、深め、変化の伴走をしていく手帳『pure life diary』 ・感情や他人の言動に振り回されない心理的柔軟性を育む『カウンセリング講座』 ・手帳の先の飛躍を伴走する『pure life コーチング』 その他に、自分ビジネスの始めの一歩を応援するコミュニティや、事業主向けコミュニティ、ビジネスプロデュースなどを行っています。 『pure life diary』は福岡県初の「WELLBEING AWARD2024 FINALIST」に選出。 NHK『あさイチ』、『読売新聞』、雑誌『STORY』『日経WOMAN』 などメディア掲載多数。
【会社概要】
社名 : feppiness株式会社
本社所在地 : 〒819-1601 福岡県糸島市二丈深江2-5-16
代表取締役 : 本橋へいすけ
設立 : 2021年8年2日
事業内容 : 手帳『pure life diary』の企画・販売事業、コーチング・カウンセリング事業
ビジネスコミュニティ運営、ビジネスプロデュース事業
ホームページ: https://purelifediary.com/company/
タイガーモブ株式会社
「次世代リーダーの創出」をミッションに、オンライン・オフライン合わせて世界47ヶ国400件以上の実践機会を提供する教育系スタートアップ。全国の教育機関・地方自治体・法人・個人を対象に海外研修、インターンシップ、海外プログラムを企画・提供しています。“Learning by Doing(実践による学び)”をコンセプトにしながら、探究学習や実践教育のカリキュラムの提供も含め、これまで約1万人以上の若者を世界に送り出し、当たり前が変わる越境体験を提供しています。
【会社概要】
社名 : タイガーモブ株式会社
本社所在地 : 〒150-0047 東京都渋谷区神山町5-20 ZINE YOYOGI-KOEN 1B
代表取締役 : 共同代表取締役CEO 菊地 恵理子、共同代表取締役COO 中村 寛大
設立 : 2016年4月
事業内容 : ●教育機関/地方自治体向け海外研研修・カリキュラム・
授業の企画、実施、コンサルティング
●オンライン/オフラインでの海外インターンシップ等の
実践・探究機会の提供
●法人向け研修の企画、実施、コンサルティング
ホームページ: https://tigermov.co.jp/
【各サービスサイト】
教育機関・地方自治体向けサービス: https://www.tigermov.co.jp/edu/
個人向け・短期海外研修プログラム「タイガーモブスクール」: https://tigermovschool.com/
個人向け・長期海外インターンシップ: https://tigermov.com/
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