父の日は影が薄い?忘れられがち…?844人に実態を大調査!
父の日まであと少し。しかし、「父の日はいつの間にか過ぎてしまう」「母の日は覚えていられるけど、父の日はうっかり忘れてしまう」そんなご家庭もあるかもしれません。
そこで「高級ナビ」編集部では、男女844人に「父の日のお祝い」や「父の日と母の日のお祝いの違い」などに関してのアンケート調査を実施。その結果「父の日のお祝い」についての本音が判明しました。
調査概要
「父の日のお祝い」に関する調査
調査日:2023年4月19日〜2023年4月25日
調査機関:自社調べ
調査対象:男女18〜75歳
有効回答数:男女844名
調査方法:インターネット調査
父の日のお祝いを忘れたことがある?
父の日のお祝いをしたことがある人に「父の日のお祝いを忘れたことがあるか」をアンケートで聞いてみました。
アンケートの回答は「しょっちゅう忘れる」が13.4%、「たまに忘れる」が42.9%。
なんと過半数以上の人が忘れたことがあるという、父の日の影の薄さを感じる結果となりました。
●父の日を忘れてしまうのはキャンペーンの少なさが原因?
父の日のお祝いを忘れる理由の第1位は「父の日のキャンペーンを目にする機会が少ない」が40.3%、第2位が「父親からのリアクションがない」が30.6%でした。
母の日に比べると父の日はCMや広告が少なく、印象に残らないのかもしれません。
また、父親から「父の日を祝ってほしい」というリアクションがない人も3割程度いたので、ついお祝いを忘れてしまうのでしょう。
●父の日を忘れられた父親の反応は「特になし」
父の日を忘れてしまった際に、父親から「反応があった」と答えた人は11%、「特になかった」と答える人が89%でした。
忘れられても反応がないので、父の日の影がどんどん薄くなっていくのかもしれません。
「反応があった」と答えた人の、具体的な父親の反応はこちら。
「寂しそうにしていた」父親が47.5%、「ぼやいていた」父親が30%でした。
やはり父の日を忘れられてしまうと悲しさのあまり、寂しそうにする父親は多いようです。祝う側はつい忘れやすいですが、当の本人はやはり「祝って欲しいな」と期待しているのかもしれませんね。
父の日と母の日はどちらが祝われている?
家庭内で父の日を祝う習慣について調査したところ「父の日を祝う習慣がある」人は82.1%、「母の日を祝う習慣がある」人は87.1%でした。
若干の差ではありますが、父の日よりもキャンペーンが活発な印象があるからか、やはり母の日を祝う人の方がやや多いようです。
父の日と母の日では祝い方が違う?
父の日と母の日で祝い方が違うのか確認したところ、どちらも同じように祝う人が79%でした。
父の日も母の日も同じ感謝を伝える日だからこそ、祝い方はほとんど変わらないのかもしれませんね。
一方で、祝い方に違いがある人の結果に注目してみると、母の日の方が盛大に祝うことが多い人は20.2%に対し、父の日の方が盛大に祝うことが多い人は0.8%という結果に。
祝い方に違いがない人が全体の8割を占めますが、どちらの方が盛大に祝うことが多いかという視点では、母の日よりも父の日の方が劣勢なようでした。
●母の日と父の日の具体的な違い
母の日と父の日の祝い方が違うと答えた人に、具体的にどんな祝い方の違いがあるのか、質問してみました。
「父親とは男同士で照れくさい気持ちもあり、さっとプレゼントを渡すだけで済ませます。母の方がプレゼントを喜ぶので、渡すときにお祝いのメッセージや世間話などを交わすことが多いです。」(44歳・男性)
「母親に関しては一緒に旅行や食事に行ったり、日持ちする菓子や飲料も合わせて贈ったりすることも恒例になっている。父親は私が子供の頃から自分の自由時間やお金もある印象なので、わざわざ祝う気持ちが持てない。」(40歳・女性)
「母は準備の大変さがわかるから、お祝いの主役なのに子どもたちに感謝してくれる。サプライズやプレゼントなどで盛大に祝う。父は嬉しいんだろうけれど全く感謝しないので、母ほど労力をかけません。プレゼントはせずに、食事をいつもより少し豪華にして乾杯する。」(43歳・女性)
回答では上記のような内容が多く、父親が感謝の気持ちを表さないことなどから、母親の方が盛大に祝う方が多いことが分かりました。
●母の日と父の日の予算は3,000~5,000円程度が多い!
父の日と母の日のお祝いの予算を聞いたところ、「3,000~5,000円未満」が1番多く、次は「1,000~3,000円未満」が続きます。
一方で、1,000~3,000円未満の予算でプレゼントを贈る人は、父の日は26.0%、母の日は19.1%。
母の日のキャンペーンが多く、母親の方が祝ってもらったときのリアクションが多いからか、母の日の方がやや予算が高いようです。
父親に調査!本当は父の日の扱いについてどう思っている?
父の日を祝われたことがある父親に対し、父の日の扱いについてどう思っているか聞いたところ「現状のままでいい」が83.5%、「もう少し祝ってほしい」が12.7%でした。
お祝いしてもらっている父親からすると、「現状のままで満足している」というお父さんが多いようですね。
一方、その他の意見として、父の日の習慣を疑問視する意見もありました。
「このような習慣はない方が良い」(70歳・男性)
「父の日を「○○の日」として何かをすることに違和感を覚えます。誕生日や他の記念日がありますから、そこで特別な過ごし方をすれば良いのではないでしょうか。」(64歳・男性)
父の日のお祝いは現状のままでいいと思っているのは、忘れられることがあっても、他の記念日や誕生日に祝われる習慣があるからかもしれませんね。
●理想の父の日の過ごし方
父親に理想の父の日の過ごし方を聞いてみると、それぞれ違った過ごし方を理想としていることが分かりました。
「家族と一緒に贅沢な食事を楽しみたいです。いつもの食事とは違う特別感があれば、なおいいと思われます。テラスでワインを飲みながら音楽を聴き、まったりとした時間が過ごせればいいと思います。」(36歳・男性)
「家族で会って食事をしたりしながらいろいろと話し合って、楽しく過ごしたい。特別豪華な食事でもなく、みんな健康な状態で、孫の成長が見られれば満足」(65歳・男性)
「自分の時間を一人で過ごしたいので、放っておいてもらうのが理想です。一人で街をブラブラしたり、喫茶店で何も考えないで過ごしたりすることが何よりも贅沢だと思います。」(53歳・男性)
家族で祝ってほしい父親がいる一方で、一人で過ごしたい父親もいるので、それぞれお父さんのお好みに合った祝い方をすることが大切です。
●父の日の苦いエピソード
父の日の苦いエピソードを聞くと、アクシデントで避けられなかったことやうっかりしてしまい、苦いエピソードになってしまった出来事もありました。
回答のうちのいくつかを、ピックアップして紹介します。
「子どもが小さい頃の父の日に近所の公園に行っていたら、激しく転倒してお気に入りのTシャツが破れ、肘などに怪我をしたことです。」(37歳・男性)
「家族に早く帰ると連絡していたのに、取引先とのトラブルで残業になりました。料理は全部冷めて家族も先に寝てしまっていたので、寂しく一人で晩酌した記憶が忘れられません。次の日に妻から沢山嫌味を言われて、せっかくの父の日が夫婦喧嘩のもとになってしまいました。」(35歳・男性)
「父の日のために家族がいろいろと用意してくれていたにもかかわらず、日中出かけたパチンコで連チャンが止まらず帰れなくなって、挙句の果てに儲かったお金で寿司を買って帰ったら、ひんしゅくをかった。」(51歳・男性)
苦いエピソードとして多かったのは、仕事でお祝いの気持ちを無駄にしてしまったというものでした。祝われる側は、祝ってくれる家族の気持ちを無駄にしてしまわないよう、なるべく気をつけたいものですね。
まとめ
今回は「父の日のお祝い」に関して男女844人に本音を調査しました。
アンケートの結果、父の日のお祝いを忘れたことがある人は56.3%にも上り、なんとも悲しい結果に。忘れてしまう理由は、「父の日のキャンペーンを目にすることが少ない」という回答が最も多く集まりました。
また、父の日と母の日の祝う習慣についてアンケートしたところ、やはり母の日の方が祝う習慣があるようです。母親の方が喜んでくれたり、感謝の気持ちを表してくれるのが一因かもしれませんね。
今回のアンケート調査を参考に、「父の日の過ごし方」「父の日のお祝いの習慣」を見直してみるのはいかがでしょうか?
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