RISC-Vプロセッサ内蔵FPGA搭載小型シングルボードコンピュータを2024年6月発売。AI画像処理、10Gbps SFP+による高速転送に対応。先行予約受付開始。

FPGA開発やADZBT1シリーズの製品販売を手掛けるアドバンスデザインテクノロジー株式会社は、RISC-Vシリーズ第一弾のMicrochip社デバイス搭載ADRFT1を2024年4月9日先行受付開始

アドバンスデザインテクノロジー株式会社

2024年4月9日 09時08分

製品名：ＡＤＲＦＴ１（アドリフトワン）
RISC-V Application Core×4core、Monitor Core×1core とFPGA機能を搭載し、10Gbpsの高速通信による転送のリアルタイム性をはじめ、有線/無線通信、画面表示、拡張IFの各種インターフェースを搭載しました。

FPGAでユーザー独自の回路を実装し、LinuxベースのOSでAIの画像処理などを実装したオリジナル仕様のシステムを、安価、短期間で容易に開発することを可能としました。

一般的な評価ボードという概念と、金属筐体に覆われた製品・装置という概念を備えており、ADRFT1を使用することでユーザー独自のシステムを容易に構築・開発、運用することができます。eMMCを実装しており、産業向けの耐久性にも対応しています。

AI画像処理、1Gbps/10Gbps/Wi-Fiによる有線/無線アクセスネットワーク、産業オートメーション、IoT市場での幅広いアプリケーションにご活用頂けます。

キャリアボードを別途開発することで、ニーズに特化した製品の開発も容易に行うことができます。

https://adte.co.jp/adrft1.html

＜主要機能＞
FPGA：Microchip Technology社 PolarFire SoC（MPFS025T/MPFS095T)
LPDDR4 2GB / eMMC 32GB / SD Card Slot / MicroUSB DebugIF /ラズパイ互換IF
10Gbps対応 SFP+ 2ch / 1Gb-Ether 2ch / USB2.0(OTG) / HDMI / Wi-Fi, Bluetooth

＜製品サイズ＞
SOM単体：52x52mm
製品外形：W:160 x D:94 x H:26mm

製品型番	概要
ADRFT1 -025T	PolarFire SoC MPFS025T実装、キャリアボード、筐体含む。
ADRFT1 -095T	PolarFire SoC MPFS095T実装、キャリアボード、筐体含む。
ADRFT1-SOM-025T	SOM単体、PolarFire SoC MPFS025T実装
ADRFT1-SOM-095T	SOM単体、PolarFire SoC MPFS095T実装