【イングリッド・スキールズ氏来日記念】子どもをまんなかにした住宅街のプレイスメイキング ― イギリス発『Playing Out』の実践から学ぶ
イギリスにおけるプレイスメイキングのムーブメントを牽引する「Playing Out」共同代表イングリッド・スキールズ 氏による実践紹介と、日本での展開を考える

今、イギリス国内で広がっている、子どもをまんなかにした住宅街でのプレイスメイキング「Playing Out(プレイング・アウト)」。
市民による小さな歩行者天国は、ご近所同士がつながり、子どもが家のそばで安心して遊び育つ、顔の見える多世代交流の場となっています。
この取り組みは、子どもの育ちはもちろん、まちづくりや子育てなど、地域コミュニティが抱えるさまざまな課題解決にも貢献しています。
発案したのは、当時子育て中でも母たちです。
自身の住む通りを車両通行禁止にし、子どもたちが自由に遊べる「プレイ・ストリート(play street)」を試みたことが、「Playing Out」運動の起点となり、現在では、イギリス全土で100以上の自治体が「Playing Out」を支援するための枠組みを設け、市民による取り組みは全国1,500か所以上に広がっています。
TOKYO PLAYでは、2016年より「とうきょうご近所みちあそびプロジェクト」として、市民のみなさんが、道を一時的に遊び場や交流の場として活用する「みちあそび」を支援してきました。
このたび、このイギリスのムーブメントの中心的存在でもある団体「Playing Out」の共同代表のイングリッド・スキールズ 氏をお招きしイギリスのプレイスメイキングの実践についてお話しいただきます。(逐次通訳あり)
また、日本において子どものウェルビーイングを支える第一線で活躍する小児科医・山口 有紗 氏、そして多様な公共空間の活用方法を提案してきた、公共R不動産の飯石 藍 氏をお招きし、イングリッド・スキールズ 氏、TOKYO PLAY代表の嶋村 仁志を交えトークセッションを行います。
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【開催概要】
●日時:2025年10月31日(金)18:30~21:00
受付開始 18:00
●会場:北沢タウンホール
世田谷区北沢2丁目8−18
●対象
・みちあそびに関心があり、地域での導入や展開を検討している方
・行政関係者(都市計画・まちづくり・子育て・教育などの担当者)
・研究者や専門家として、実践事例に関心のある方
・その他、みちあそびやまちづくりに関心のある方
●内容 ※逐次通訳あり
・基調講演 イングリッド・スキールズ 氏(Playing Out 共同代表)
「子どもをまんなかにした住宅街のプレイスメイキングーイギリス発『Playing Out』の実践から学ぶ」
・トークセッション
「地域×ウェルビーイング×子ども」
イングリッド・スキールズ 氏
飯石 藍 氏 (公共R不動産編集長・シニアマネージャー|株式会社nest 取締役)
山口 有紗 氏(小児科医|児童精神科医)
嶋村 仁志(一般社団法人TOKYO PLAY代表理事)
●参加費:2,000円(アーカイブ配信込み)
世田谷区在住・在勤・在学の方は無料です。
●参加申込み方法:こちらからお申込みください。
●申込締切:10月31日(金)17:00
●主催/共催:一般社団法人TOKYO PLAY/世田谷区 子ども・若者部 児童課 児童育成係
●お問い合せ:一般社団法人TOKYO PLAY
info@tokyoplay.jp
※翌日11月1日(土)開催
【イングリッド・スキールズ氏来日記念 1DAYアクションキャンプ】イギリス × 日本 みちからはじめる、顔の見えるまちづくり
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000113999.html
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【登壇者】
イングリッド・スキールズ 氏(Playing Out 共同代表)

自身の子育て中の取り組みを原点にアリス・ファーガソンとともに「Playing Out」を設立。同団体の共同代表として、政府への政策提言、研究機関との協働、政府・自治体担当者に向けたセミナーの実施、国際会議への登壇などに取り組んでいる。
ライターでもあり、子ども主体の表現活動プロジェクト「Room13 Hareclive collective(ハートクリフのスタジオ)」に所属し長年活動を続けている。イギリス・ブリストル在住。
飯石 藍 氏(公共R不動産編集長・シニアマネージャー|株式会社nest 取締役)

パブリックスペースに関する実践型メディア「公共R不動産」にて、クリエイティブな公共空間活用についての編集・企画等に加え、自治体での公共空間活用プロジェクト等の伴走も全国各地で実施。南池袋公園・グリーン大通りを舞台に取り組む「IKEBUKURO LIVING LOOP」では社会実験をハード整備や都市政策につなげ、公共性・寛容性あふれるパブリックスペースを生み出すべく行政・地元企業と共創しながら推進中。メディアと実践を巡りながら、公共・パブリックのあり方を探求中。近著に『パークナイズ:公園化する都市』(学芸出版社)。
山口 有紗 氏(小児科医|児童精神科医)

高校中退後、大検を取得し立命館大学国際関係学部を卒業。山口大学医学部に編入し医師免許を取得。東京大学医学部附属病院小児科、国立成育医療研究センターこころの診療部などを経て、現在は子どもの虐待防止センターに所属し、児童相談所などで働く。国立成育医療研究センター共同研究員、こども家庭庁アドバイザー。ジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生学修士、チークリ・ヨガ認定講師。一児の母。
嶋村 仁志 (一般社団法人TOKYO PLAY 代表理事)

1995年、英国Leeds Metropolitan大学ヘルス&ソーシャルケア学部プレイワーク学科高等教育課程修了。1996年より、羽根木プレーパーク、川崎市子ども夢パークなど、冒険遊び場のプレーリーダー(プレイワーカー)を歴任し、国内外で冒険遊び場の立ち上げや子どもの遊びに関わる人の研修や啓発に携わってきた。2010年の任意団体TOKYO PLAY設立時より代表に就任。2005~2011年には、IPA(International Play Association ・子どもの遊ぶ権利のための国際協会)東アジア副代表を務め、海外とのネットワークも広い。一男一女の父。
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