【SCIEX LC-MSフォーラム 2026】~ZenoTOF システムが切り拓く革新的技術の幕開け~ を開催

株式会社 エービー・サイエックス

日時:2026年8月6日(木)|  13:00 - (受付開始12:30-) ポスターセッション&情報交換会 17:00 - 19:00
東京コンファレンスセンター・品川

SCIEXは、2021年にZenoTOF 7600 システムを発表し、昨年のASMSでZenoTOF 8600 システムを発表しました。
今年のSCIEX フォーラムでは、ZenoTOF シリーズの革新についてのご紹介と、ユーザー様から最新の活用事例をご発表いただきます。

また、2026年6月に米国サンディエゴで開催されたASMSで発表した創薬研究、オミックス関連のポスターを情報交換会にて紹介予定です。是非とも活発なご議論をお願い致します。

プログラム

招待講演他5講演、ポスターセッション&情報交換会

【演題名】薬物代謝物の構造決定におけるEADフラグメント解析の活用
【演者】
小野薬品工業株式会社
研究プロジェクト統括部 薬物動態安全性研究部 バイオアナリシス-G
森原 元彦 先生

【要旨】薬物代謝物の代謝部位を決定するためには、質量分析法で広く用いられているCID(衝突誘起解離:collision-induced dissociation)のフラグメント解析だけでは困難な場合がある。一方、EAD(電子励起解離:electron activated dissociation)は、電子エネルギーを調整することで多様なフラグメント解析が可能となり、CIDでは構造決定が難しかった化合物からも重要な構造情報を得られる可能性がある。本発表では、ZenoTOF8600で取得したEADフラグメント解析データを用い、多様な薬物代謝物の構造決定への活用可能性について紹介する。

【演題名】ZenoTOF 8600 によるバイオ医薬品分析の可能性 ― 高分解能MSが支える開発の加速 ―
【演者】
エーザイ株式会社
筑波研究所 Deep Human Biology Learning PSTファンクション 分析研究部 バイオモレキュール分析研究グループ
五味渕 真美 先生

【要旨】バイオ医薬品の代表的なモダリティーである抗体は急速に進化しており、ADC(抗体薬物複合体)、二重特異性抗体および多重特異性抗体と構造が複雑化している。この様な状況において、新規バイオ医薬品モダリティーの開発候補化合物の選定および特性解析評価では、高分解能のLC-MSを活用した構造評価が極めて重要である。今回、高分解能LC-MSの機種選定の一環として、EAD(Electron Activated Dissociation)を搭載した最新のLC-MSであるZeno-TOF 8600と、旧モデルTriple TOF6600+を用いて、AIST-Mabを対象としたNative-MS、サブユニット分析、還元および還元ペプチドマップを同時評価した。本発表では、LC-MSの感度、翻訳後修飾およびジスルフィド結合の解析精度に着目し、比較検証の結果について簡潔に紹介する。

【演題名】環状ペプチドの一次配列を実験的に確認する方法の検討
【演者】
第一三共株式会社
テクノロジー本部 分析評価研究所 研究第一グループ
阿内 康平 先生

【要旨】環状ペプチドは低分子・高分子医薬の長所を併せ持つ創薬モダリティとして注目されている。治験や承認申請のCTDにおいては原薬の一次配列を実験データとして示すことが求められているが、その実験的同定には技術的課題が残されている。NMRによる完全な帰属は分子量の大きさやシグナル重複のため困難であり、ペプチドマップによるカバレッジ解析は環状構造の頑健性からプロテアーゼによる切断が難しい場合がある。また既存のMS解析ソフトは末端構造を前提とするため、環状ペプチドの断片配列の帰属に不向きである。本発表では、末端を含まない断片も同定可能なSCIEX社Molecule Profilerを活用し、MS/MSスペクトルによる断片同定でカバレッジを算出する手法を検討した。環からtailが伸びた投げ縄構造の天然由来ペプチドを例に、その適用を紹介する。

【演題名】ZenoTOF 7600 を用いた薬物動態・DDS研究 ~標的絶対定量から網羅的絶対定量へ
【演者】
広島大学大学院
医系科学研究科
内田 康雄 先生

【要旨】創薬において、動物-ヒト間のタンパク質発現量の種差を網羅的に把握しておくことは、薬効・副作用発現の違いのみならず、低分子薬物やDDS製剤の薬物動態の種差を定量的に理解する上で重要である。我々は、独自の絶対定量プロテオミクス技術と、ZenoTOF7600の高い定量性能を融合させることによって、膜タンパク質の網羅的絶対定量を実現している。これによって、異なるタンパク質間の存在量の違いはもちろん、異なる組織間や動物間の各トランスポーター・受容体・チャネル等の存在量の違いを網羅的に解明した。本講演では、小腸や3つの脳関門を解析した例を用いて、創薬における絶対定量技術の有用性について紹介する。

【演題名】TripleTOF 6600 およびZenoTOF 8600 を用いたヒト免疫細胞サブセットの包括的リピドーム解析
【演者】
国立研究開発法人理化学研究所
生命医科学研究センター(IMS)メタボローム研究チーム
磯部 洋輔 先生

【要旨】免疫細胞の機能調節において、脂質は生体膜の構成成分や脂質メディエーター等として重要な役割を担っている。我々は、健常者の末梢血単核細胞(PBMC)から主要なリンパ球およびミエロイド系の細胞サブセットを分画し、TripleTOF6600およびZenoTOF8600を用いたノンターゲットリピドミクスを行った。その結果、合計で約1000の脂質分子種が同定され、サブセットごとのリピドームの特徴が見いだされたほか、細胞の活性化に伴い特徴的に変化する脂質を捉えることに成功した。本講演では、得られた免疫細胞リピドミクスの結果について、計測機器による検出感度の比較なども交えつつ解説する。

https://sciex.jp/events/2026/sciex-forum-2026

ダナハーについて

ダナハーは、科学技術の力を加速させ、人々の健康を向上させることに尽力する、ライフサイエンスと診断分野における世界有数のイノベーション企業です。当社グループは、世界中の患者に影響を与える最も重要な健康課題の多くを解決するため、お客様と緊密に連携しています。ダナハーの先進的な科学技術と実績あるイノベーション能力は、より迅速かつ正確な診断を可能にし、人生を変える治療法の発見、開発、提供に必要な時間とコストの削減に貢献します。科学的卓越性、イノベーション、そして継続的な改善に重点を置く、世界中の約63,000人の従業員は、ダナハーが今日、数十億の人々の生活の質を向上させるとともに、より健康で持続可能な未来の基盤を築くことに尽力しています。詳しくはwww.danaher.comをご覧ください。

本件に関するお問合わせ先
株式会社エービー・サイエックス
事業戦略推進本部:jp_sales@sciex.com

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ビジネスカテゴリ
医薬・製薬
キーワード
質量分析

会社概要

URL
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業種
製造業
本社所在地
東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー21F
電話番号
-
代表者名
米野 剛弘
上場
未上場
資本金
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設立
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