NXグループ、コントローラント社と戦略的パートナーシップ契約を締結
~厳格な温度管理や動態管理が求められる貨物を対象にしたリアルタイムモニタリングサービスを提供開始~
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(社長:堀切智)は、医薬品のリアルタイムモニタリングデバイスのリーディングカンパニーであるControlant, Inc.(社長:Gísli Herjólfsson 以下、コントローラント社)と戦略的パートナーシップ契約を締結しました。
コントローラント社は、アイスランドに本社を置き、輸送中の温度や位置情報を追跡するリアルタイムモニタリングサービスのリーディングカンパニーです。FDA 21 CFR Part 11(*1)ならびにGxP(*2)に準拠したプラットフォーム等の先進的な技術と高品質なサービスを提供していることから、国際的な製薬会社やロジスティクス・サービス・プロバイダーに採用されています。
NXグループは、「NXグループ経営計画2028 Dynamic Growth 2.0“ Accelerating Sustainable Growth 〜持続的な成長の加速〜 ”」において、ヘルスケア産業を重点産業として位置付け、24カ国・地域、世界34 拠点でGDP(*3)、CEIV Pharma(*4)認証を取得し、品質管理の体制構築と基盤整備に取り組んでいます。
このたびのコントローラント社との戦略的パートナーシップ契約を通じて、厳格な温度管理が求められる医薬品やヘルスケア製品を中心に、貨物の輸送状況をEnd to Endでモニタリングする輸送サービスの提供が可能となります。またNXグループのトラッキングシステムe-NX Visibilityとコントローラント社のリアルタイムデータロガーを連携することで、お客様のサプライチェーン・プロセスの最適化を実現します。
■ e-NX Visibility閲覧画面イメージ
NXグループは、信頼性と安全性の高いグローバルな医薬品物流プラットフォームを構築することで世界の医薬品およびヘルスケア業界のお客様を物流面からサポートし、『世界の人々の健康に貢献する』ことを目指します。
(*1) FDA 21 CFR Part 11:FDA(米国食品医薬品局)が制定した「電子データと電子署名」に関する規則で、医薬品や食品の販売許可申請の際に必要な要件。
(*2) GxP(Good x Practice):医薬品等の研究開発・製造・管理・保管・流通各段階における製品の品質、安全性やトレーサビリティを確保することを目的に策定された、品質ガイドライン・規制を指す用語の総称。
(*3) GDP(GOOD DISTRIBUTION PRACTICE):医薬品の適正流通基準。
(*4) CEIV Pharma(The Center of Excellence for Independent Validators in Pharmaceutical Logistics):IATA(国際航空運送協会)が策定した医薬品の航空輸送に関する品質認証制度で、世界各国で異なる医薬品の保管・輸送基準(GDP)を包括した高い基準を定めている。
NXグループについて:
NXグループは、1937年の創立以来、モノを運ぶことを通じて人・企業・地域を結び、社会の発展と共に歩んでまいりました。世界50以上の国と地域に約73,000人の従業員を有するグローバルロジスティクスカンパニーとして、陸・海・空の輸送モードと倉庫・ITを駆使し、高品質なロジスティクスサービスを提供しています。
NXグループの企業メッセージ「We Find the Way」は、どんな状況でも最善の方法を見つけ出し、必ずやり遂げるという私たちの強い意志と自信を表しています。モノを運ぶだけではなく、お客様の未来をともに創造するパートナーとして、持続可能で環境に配慮したサプライチェーンソリューションを提供しています。
当社に関する詳しい説明は https://www.nipponexpress-holdings.com/ja/ をご覧ください。
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