モルテン、新海洋製品『DEARBLUE』誕生

“青く美しい海辺”の実現をめざし、『DEARBLUE』が未来の海洋づくりを牽引

株式会社モルテン

私たちはつくる。

愛する人に手紙を書くように。愛する海への贈り物を。

DEARBLUEがつくるのは、プロダクトだけじゃない。

青く美しい海辺だ。

風景と調和する洗練されたデザイン。

長く愛されるための定期的なメンテナンス。

つくるほどに海が青くなるサステナブル製品。

海を愛する人が集まる。そんな海辺がこの世界に溢れたら。

この海は、この地球は、きっと、いつまでも青く輝き続ける。

つくるのは、青い海への贈り物。

株式会社モルテン(本社:広島市西区、代表取締役社長:民秋清史、以下、モルテン)は、新たな海洋製品ブランド『DEARBLUE』(ディアブルー)をローンチしました。

ブランド名『DEARBLUE』は、青い海、そしてこの地球を、愛する人を慈しむように大切にしたいという未来への願いが込められています。“親愛なる(Dear.)青(Blue)へ” という想いを表現した名前です。

『DEARBLUE』は、“船と海を守るオールインワンソリューションの提供”を目指し、「デザイン」「メンテナンス」「サステナビリティ」を提供価値とした新海洋製品ブランドです。風景と調和するデザイン、長く愛されるためのメンテナンス、つくるほどに海が美しくなるサステナビリティをコンセプトに開発されています。

また今回の新ブランド立ち上げにあたっては、株式会社quantumのデザインスタジオとしてさまざまなプロダクト開発を手掛けるMEDUMに、開発パートナーとして参画していただきました。プロダクトデザインにとどまらず、ブランドコンセプトの策定から製品開発、体制構築、市場戦略に至るまで、立ち上げの中核を担うパートナーとして共に取り組んでいただいています。まさに“共創”のかたちで、『DEARBLUE』の世界観とビジネスとしての競争力をともに築いてきた心強いパートナーです。

モルテンは、自然と共存できる社会基盤の実現を目指し、 “自然と建築を楽しむ心”とエンジニアリングを融合させ、100年先まで誇れる製品づくりに取り組み、理論・実験・実績に基づいたものづくりを通じて、常に幅広い産業分野での可能性を追求し続けています。

株式会社モルテン 社会基盤事業本部 最高執行責任者 新谷充弘 コメント

全国のマリーナは施設の更新時期を迎え、大型化・高級化するプレジャーボートへの対応に加え、海洋環境保全への貢献が課題となっています。

こうした時勢の中、新ブランド『DEARBLUE』が誕生しました。

モルテンの浮桟橋は、1991年の瀬戸内海での誕生以来、海洋レジャーの発展と環境保全への貢献を両立させてまいりました。業界に先駆けて、発泡ポリスチレン製フロートの使用削減、セパレート構造による消耗品交換の最少化、そしてリサイクル材料の積極的な採用を推進。多くのお客様から共感をいただき、現在では北海道から沖縄まで、全国のマリーナや漁港でご愛用いただいております。

『DEARBLUE』の発売を通しいつまでも青く輝き続ける地球環境の保全へ、一層の貢献をしてまいります。

株式会社quantum Chief Design Officer / Head of MEDUM 門田慎太郎氏 コメント

”自然と調和する”をコンセプトに、DEARBLUEのブランドおよびプロダクトをデザインしました。シンプルなコンセプトですが、“自然と”という言葉には、”Nature”としての自然、”Natural”としての自然の二つの意味が込められています。私たちが目指したのは、海という”自然“と共存し、人と製品、製品と製品が”自然“と繋がるデザイン。環境、人、製品との調和を大切にしたブランドです。DEARBLUEと共に、日本の青い海辺がいつまでも美しく輝き続けることを願っています。

■ 『DEARBLUE』誕生のきっかけ

バブル期に一斉に建設された全国のマリーナでは建設から30年以上が経過し、施設更新の時期を迎えています。また、マリンレジャーの多様化やインバウンド需要により、プレジャーボートの大型化・高級化が進む一方、大型艇を収容できる係留施設が不足しており、マリーナ施設更新に合わせプレミアム市場が生まれています。

その反面、プレジャーボートを係留する浮桟橋の分野では、メーカーの撤退が相次ぎ残ったメーカー

の製品もコモディティ化が進行。マリーナごとの個性や差別化が難しい状況にあります。こうしたなかでマリーナでは、契約の維持、獲得のために、特徴ある施設や高級艇にふさわしい設備が求められるようになってきました。

こうした課題を受けて誕生したのが、新ブランド『DEARBLUE』です。大型化・高級化するプレ  ジャーボートにふさわしい、高品質かつ洗練されたデザインの製品と、信頼性の高いメンテナンス サービスを通じて、モルテンはプレミアム市場の開拓に挑みます。

■ 青い海を未来へつなぐために、『DEARBLUE』が大切にすること

1.PRODUCTS ― 使いやすく、美しいデザイン

海辺の自然景観と調和するデザイン、利用者の満足度を高める安全性と使いやすさ、そして多様なニーズに応える互換性の高さは、マリーナの持続的な成長に貢献します。

 風景と調和する洗練されたデザイン

・ 高い安全性と直感的な使いやすさ

・ 他社製品とも馴染む互換性の高さ

※ 製品については下記参照

2.MAINTENANCE ― 点検からメンテナンスまでワンストップで対応

マリーナの景観、機能を維持するためには計画的な点検、メンテナンスが重要です。メンテナンスまで考えられた製品の採用と、メンテナンス体制が整ったメーカーによる点検は、利用者の安全性と快適性を高め、マリーナの魅力を長期的に維持することができます。

  • 豊富なメンテナンス実績

    公的基準(*)に準じた独自の点検マニュアルに基づき、豊富な実績をもとに民間・公共施設の診断 

    を行い、履歴管理と分析を通じて、適切なメンテナンス提案を実施します。

    (*) 一般社団法人 日本マリーナ・ビーチ協会

  • 保守コストを低減できる構造

浮桟橋基本構造はフレーム、デッキ、フロートから構成されるセパレート構造を採用し、最小単位での補修・交換が可能な構造となっています。

パワーポストの部品交換は現地で行うことができる構造となっており、メンテナンスや改造のためにメーカーにご送付いただく手間は生じさせません。(*但し、有資格者による)

浮桟橋の構成部品を標準化し、長期間にわたってメンテナンスパーツを安定供給します。

  • 長寿命材料の採用

ハンマーでたたいても割れない強靭さを誇るフロートは、自動車のガソリンタンクと同材質・同製法を採用しており、30年以上の実績を有しています。

本体構造の基礎となるフレームは『耐食性アルミ』製フレームを採用しており、海での過酷な環境に耐える性能を備えています。

デッキ材は「木材・プラスチック再生複合材」を使用しており、経年劣化による退色・強度低下がほとんど見られません。

3.SUSTAINABILITY ― 自然と共存する持続可能な社会の実現

『DEARBLUE』はつくるほど海が青くなるブランドを目指し、海洋環境保全製品の研究・開発に取り組んでいます。

  • 環境負荷の少ない材料の採用、海洋ゴミへの対策

フレームはリサイクル可能なアルミ材を採用し、標準仕様のデッキ材には、エコマーク認定品を採用しています。強靭な樹脂製フロートは、発泡スチロールのように浮遊ごみを発生させません。

  • 海の豊かさを守る取り組み

    海の生態系バランスが崩れている重要要因の一つに、藻場の減少、機能低下があげられています。モルテンでは沿岸域生態系の回復を目的に、研究機関と共同で藻場向け培養礁の開発に取り組んでいます。

  • 海洋汚染防止活動への参画

    モルテンは海洋汚染防止活動に積極的に取り組み、海ゴミ回収活動団体に参画しています。

    海の美しさと生態系を守り、持続可能な社会の実現に向けて貢献していきます。

■ 『DEARBLUE』ロゴについて

船の航跡(※)をモチーフにし、『DEARBLUE』が業界の牽引者となり、青く美しい海辺を作っていくブランドであることを強く表現しています。

(※)航跡・・・船舶が水面を進む際に後方へ形成される特徴的な波のパターンであり、これを最初に数学的に解明したのはケルヴィン卿で、現在ではケルヴィン波として知られています。

■ 製品について

係留施設

浮桟橋

細部にまでこだわったデザイン、安心感を生む柔らかな形状。

連絡橋

軽やかさと堅牢性を両立した構造体。

クリート

美しさと機能性を兼ね備えたデザイン。

クロスビット

浮桟橋に彫刻的なアクセントを加える造形。

給電・給水施設

                    パワーポスト

マリーナの魅力を引き上げる、象徴的なデザイン。充電箇所を拡張できるユニット構成。

安全装備品

フットライト

足元を安全に照らす照明、航跡のようなライ ティング。

救命浮環スタンド

救命時に見つけやすいデザイン。

救命ラダー

設置環境に合わせ、選べる2種類の救命ラダー。

ステップ

浮桟橋のデザインに調和する踏み台。

■ 『DEARBLUE』の世界観をもっと詳しく

ブランドのコンセプトや製品ラインナップ、イメージまでをご覧いただける公式サイト。

海を愛するすべての人に向けた“青い海への贈り物”の世界を、ぜひのぞいてみてください。

https://www.molten-dearblue.com/


モルテン マリン・産業用品事業について

自然と共存できる社会基盤へ、エレメントを提供する

自然と建築を楽しむ心とエンジニアリングを通じて、100年先まで誇れる製品を創ります。浮桟橋や     養殖用フロートのマリン用品など水に関わる分野の製品、また高速道路や鉄道において、耐震を目的とした橋梁用ゴム支承などの製品を製造・販売しています。モルテンは理論、実験、実績に基づいたモノづくりで常に幅広い産業分野での可能性を追究し続けています。

モルテン マリン・産業用品事業 公式サイト : https://www.molten.co.jp/industrial_materials/jp/

株式会社モルテン 会社概要

競技用ボールと自動車部品の製造・販売に始まり、内部の空気圧を調整する「中空体技術」と、ゴム・樹脂などの高分子素材を扱う「高分子化学」の 2つのコア技術を活用して事業を拡大してきました。 現在では、競技用ボールをはじめとするスポーツ用品事業や自動車部品事業のほか、医療・福祉機器事業では、製品開発と学術研究の両面から社会貢献を担い、マリン・産業用品事業では、浮桟橋や橋梁用ゴム支 承のほか社会基盤を構成する要素を製造・販売するなど、様々な分野で可能性を追究し続けています。

所 在 地:広島県広島市西区観音新町四丁目 10-97-21

設 立:1958 年 11 月 1 日

代 表 者:代表取締役社長 最高経営責任者 民秋清史

資 本 金:3 億 1,614 万円

従 業 員:単体 673 人(2023 年 9 月時点)、グループ 3,100 人

社名由来:molten とは melt の過去分詞で、"溶解する、鋳造する"という意味に加えて、"古いものから新しいものに脱皮する"という意味を持っています。

U R L:https://www.molten.co.jp/ 

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会社概要

株式会社モルテン

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URL
https://www.molten.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
広島県広島市西区観音新町 四丁目10-97-21
電話番号
082-292-1381
代表者名
民秋清史
上場
未上場
資本金
3億1614万円
設立
1958年11月