「人を生かす経営」と「DXを生かす」は「共に育つ」。4年間の実践で見 えた「人とシステムが共に育つ」マウスExcel
~社員が自ら考えて育つ組織と、ユーザーが参加して育てるDX。その共通点を実践から報告~

2026年9月15日、一般社団法人埼玉中小企業家同友会の川越支部月例会が、ウエスタ川越(川越市)で開催され、株式会社和の平嶋和男社長が実践報告を行いました。
その報告では、ピボットおじさん(志賀朗)が提唱する「マウスExcel」の実践支援が紹介されました。
※中小企業家同友会は、よい会社・よい経営者・よい経営環境の実現をめざす、 経営者の学び・成長の場です。経営者・社員が共に育ち、「人を生かす経営」の実践をしています。

■「社員が仕事が楽しいと言える会社」をつくる~平嶋社長の実践報告
テーマは、
「社員が『仕事が楽しい』と言える会社づくり
~プレイングマネージャーからの脱却と組織変革の実践~」
株式会社和は2015年に創業しました。
社名の「和」には、人とのつながりを大切にしたいという平嶋社長の思いがあります。
2022年、平嶋社長は中小企業家同友会で「人を生かす経営」を学び、経営指針づくりを通じて、
「何のために経営するのか」
を繰り返し考え、実践するようになりました。
「人を変える」のではなく、「自分が変わる」
その中で、今回の報告で特に印象に残った言葉があります。
「人を変えるのは容易ではない。自分が変われば良い」
自分の考えを社員に求めるのではなく、まず経営者自身が変わる。
プレイングマネージャーからの「脱却」です。
平嶋社長は、傾聴、給料袋に添える自筆の手紙、フラットな組織、ZOOM会議、ポジティブ・感謝、
学んだことの実践、ありがとうカードなど、自ら考えた「7つの実践」を続けています。

こうした実践によって社員の「心理的安全性」が高まり、コミュニケーションが取れ、少しずつ仕事を任せられるようになったといいます。
経営者 + 社員という足し算から、
経営者 × 社員という掛け算へ。
社員が自ら考え、仕事を担い、成長する。
これが、組織変革の実践です。
そして目指しているのが、
「利用者さん、社員の満足度日本一の介護サービス会社」
です。
「人を生かす経営」は、理念だけではありません。
経営者自身が変わり、社員と共に育っていく実践なのだと、私は感じました。
今回、平嶋社長の報告を聞いて、この4年間の実践が、
これまでとは違った角度から見えてきました。
それは、
「人もシステム~DXも、共に育つ」
ということです。
4年間のマウスExcelも「共に育つ」実践だった
平嶋社長は、DX化に取り組み、介護請求ソフトや訪問介護勤務ソフトの導入によって、社員さんの業務は効率化されました。しかし、システムを導入しただけでは、現場のニーズに応えられていません。平嶋社長からは、「ピボットおじさんの支援が大いに役立っている」と評価をいただきました。
私は、「ピボットおじさん」として、2022年から介護事業の現場で、4年間にわたり、DXで導入したシステムにあるデータを、マウスExcelで活用し、社員さんたちと伴走してきました。
勤務表作成Excelから始まり、市役所への請求資料、売上管理、さらに売上推移・売上予測へ。
現場の人と一緒に、作る → 使う → 気づく → 直すを繰り返してきました

この図を見ると、4年間にやってきたことがよく分かります。
DXで生まれたデータを、人が使う。
仕事に合わせて工夫する。
使いながら改善する。
そして、新しい使い方に気づく。
人がシステムを育てる。
システムを使うことで、人も育つ。
DXは、導入して完成するものではありませんでした。
マウスExcelによる「データ活用」は、これを「補完」します。
人が実践に参加することで、DXも育っていったのです。
「知識ではなく、実践」が人を変えた
この4年間を象徴するのが、障害者雇用で働く町田さんです。
町田さんは脳性まひによる身体障害があり、ゲームコントローラーでパソコンを操作しています。
DXのソフト導入によって従来のExcel作業が減り、一時は自分の仕事がなくなることへの不安を抱えていました。
そこで始めたのが、マウスExcelによるデータ活用でした。
障害者の人の「入力のバリア」の存在に気づき、解消できたのです。
私が一方的にExcelを教えるのではなく、
作る → 試す → 直す
を一緒に繰り返しました。
やがて町田さん自身から、
「売上予測もできますね」
という提案が生まれ、平嶋社長の経営判断に役立っています。
入力する仕事から、データを見て、考え、提案する仕事へ。
ここで大切だったのは、Excelの知識をたくさん覚えることではありません。
実際の仕事で使い、考え、改善することでした。
マウスExcelは、障害者だけでなく、全ユーザーに共通です。
だから、今あらためて言いたいのです。
知識だけでなく、実践だ!
平嶋社長の「人を生かす経営」と、私たちのマウスExcel。
一見すると、経営とExcelというまったく違う話です。
しかし、今回の実践報告を聞いて、共通するものが見えてきました。
平嶋社長は、自分自身が変わることから始め、社員に仕事を任せ、
人と人が共に育つ経営を実践しています。
マウスExcelでは、ユーザー自身がデータ活用に参加し、使いながら改善することで、
人とシステムが共に育つDXを実践してきました。
どちらも、学んで終わりではありません。
「何のために」を考え、実践する。
実践するから気づく。
気づくから変わる。
変わるから、共に育つ。
そこに、「人を生かす」という共通点があると、私は考えています。
4年間の実証から、横展開・「共創」へ
第1弾は障害者とExcelのバリア、第2弾はデータ活用・マウスExcel。
そして第3弾で見えてきたのが、「人もシステム~DXも、共に育つ」という実践です。

株式会社和での4年間の実証を、他の企業や業務へ横展開する。
使う人と一緒に、みんなで育てる「共創」へ。
人を生かす。DXを生かす。そして、共に育つ。
マウスExcelによるDXの横展開や、こうした実践にご関心のある企業・事業者・支援機関の皆さまは、ぜひお問い合わせください。
【本件のお問い合わせ先】
代表者:志賀 朗(ピボットおじさん)
公式情報(ピボットおじさんのパソコン教室):https://meguseed.com/
メールアドレス:meguseed.info@gmail.com
note:https://note.com/megutree_2025 魔法のマウスExcel
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