ネットエイジア調べ “やってみたい”旅テク 「ホテル料金比較サイト」が2連覇

ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査2019

ネットエイジア株式会社


ネットエイジア株式会社(http://www.mobile-research.jp/)(本社:東京都中央区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)は、2019年6月18日~6月19日の2日間、今年で6回目となる「ビジネスパーソンの旅のテクニックに関する調査」をインターネットリサーチにより実施し、全国の30歳~59歳のビジネスパーソン2,000名の回答を集計いたしました。
今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をタイムリーに提供してまいります。
[調査結果]
《旅行計画編:今年の夏旅の計画、予算、旅行先は?》

◆今年の夏の旅行計画を調査 ビジネスパーソンの7割が「旅行に行く予定・行きたい」と回答

全国の30歳~59歳のビジネスパーソン2,000名(全回答者)に、今年の夏、旅行に行く予定があるか聞いたところ、「旅行に行く予定がある」は33.8%、「予定はないが、行きたいと思っている」は36.3%で、旅行に行く予定がある・または行きたいと思っているビジネスパーソンの割合(以下、「旅行意向率」)は70.1%だった。
年代別に「旅行意向率」をみると、30代(72.5%)が最も高くなった。


◆今年の夏旅にかける予算はいくら? 平均額は7.9万円、昨年から1.3万円増加

次に、旅行に行く予定がある・または行きたいビジネスパーソン1,402名に、今年の夏の旅行は、一人あたりいくらくらいの予算を考えているか聞いたところ、「2万円~3万円未満」(17.2%)や「4万円~5万円未満」(15.6%)に回答が集まったほか、「9万円~10万円未満」(9.2%)にも1割程度の回答がみられ、平均額は79,162円だった。
昨年の調査結果と比較すると、平均額は2018年66,480円→2019年79,162円と、12,682円増加した。今年の8月は、12日(月)が振替休日のため、お盆期間中の休暇の取得状況によっては9連休となる。大型連休を活用した旅行を満喫しようと考えている人が多いのではないだろうか。


◆8月の9連休に旅行するならどこに行きたい? 国内では「北海道」、海外では「ハワイ・グアム」がトップ

では、9連休に旅行するときの旅行先としてはどこが人気なのだろうか。
今年の夏の9連休に、旅行に行くならどこに行きたいか聞いたところ、【国内】では「北海道」(26.9%)が最も高く、「関東」(18.4%)と「沖縄」(16.0%)が続いた。国内の旅先としては北海道が人気のようだ。
また、【海外】では「ハワイ・グアム・南太平洋(タヒチなど)」(8.9%)が最も高く、以降、「東南アジア(タイ、フィリピン、シンガポールなど)」(5.0%)、「ヨーロッパ(北欧除く)」(4.4%)となった。


《旅行テクニック編:やってみたい旅テク、旅行満足度アップのコツとは?》
◆“やってみたい”旅テク 「ホテル料金比較サイト」が2連覇
 「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」は根強い人気

全回答者(2,000名)に、≪“やってみたい”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位「ホテル料金比較サイトを使って宿を探す」(31.4%)、2位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(27.3%)、3位「切符・航空券でネット割を利用」(27.0%)、4位「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」(18.7%)、5位「機内Wi-Fiを利用して搭乗時間を有意義に過ごす」(13.1%)となった。「ホテル料金比較サイトを使って宿を探す」は昨年同様1位となっており、利便性が評価されていることがうかがえる。また、「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」は4年連続4位をキープし、2014年に調査を開始して以降、唯一(※)順位を落としていないテクニックとなっている。そのほか、今年から聴取項目として追加した「ダイナミックパッケージを利用」は6位(12.6%)だった。ダイナミックパッケージは、1つの予約サイトで航空券と宿泊先をまとめて予約することができるサービスだが、評価する人が一定数みられる結果となった。

※2015年以降に聴取を開始した項目を除く


◆「特典航空券の取りやすさ」6年連続でJALがANAを上回る

“やってみたい”と思う旅テクニックとして、「マイルを貯めて特典航空券と交換」が根強く人気となっていることがわかる結果となったが、航空会社によって特典航空券の取りやすさに違いはあるのだろうか。それぞれの航空会社で特典航空券に交換したことがある人の評価を確認すると、特典航空券が取りやすい(予約しやすい)と思う人の割合は「JAL」が63.8%、「ANA」が58.6%となり、6年連続でJALがANAを上回った。


特典航空券の取りやすさ以外では、どのような点に満足している人が多いのだろうか。
特典航空券の取りやすさに関連するものとして、「予約可能枠の多さ」、「希望日時での取りやすさ」、「交換可能路線の充実具合」、「キャンペーンのお得さ」の4つの満足度について聞いたところ、「希望日時での取りやすさ」(JAL50.7%、ANA49.7%)や「交換可能路線の充実具合」(JAL58.9%、ANA59.0%)では両者が拮抗する結果となった。


◆“今後流行しそう”な旅テクとは? 4位は「民泊を利用」、TOP3は?

ビジネスパーソンは、どのような旅テクニックが今後広まると予想しているのだろうか。
全回答者(2,000名)に、≪“今後流行しそうだ”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(10.9%)、2位「ホテル料金比較サイトを使って宿を探す」(10.5%)、3位「切符・航空券でネット割を利用」(10.1%)、4位「民泊を利用」(9.4%)、5位「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」(9.3%)となった。
昨年の調査結果と比較すると、「航空会社のバーゲン・セールを利用」は3位から順位を上げ、2015年の調査開始以来初の1位となった。


◆“スマートだ”と思う旅テク 「ダイナミックパッケージの利用」がTOP5にランクイン

次に、≪“スマートだ(賢い)”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(20.6%)、2位「切符・航空券でネット割を利用」(20.0%)、3位「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」(19.4%)、4位「ホテル料金比較サイトを使って宿を探す」(15.8%)、5位「ダイナミックパッケージを利用」(13.3%)となった。1つのサイトで航空券と宿泊先をまとめて予約できるダイナミックパッケージの利用にスマートさを感じる人は少なくないようだ。


◆同行者が使っていたら頼りになる旅テク 3位「ホテル料金比較サイト」2位「ネット割」、1位は?
◆パートナーとの旅行ではNGな旅テク 「マン喫・ネカフェに宿泊」「カプセルホテルを利用」「車中泊」


続いて、知っていたら頼りになると思うテクニックや、パートナーに使ってほしくないテクニックを聞いた。
全回答者(2,000名)に、≪“同行者が使って(知って)いたら、頼りになる”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位「航空会社のバーゲン・セールを利用」(20.2%)、2位「切符・航空券でネット割を利用」(19.7%)、3位「ホテル料金比較サイトを使って宿を探す」(17.7%)、4位「マイルを貯めて特典航空券(無料航空券)と交換」(15.8%)、5位「株主優待券を利用」(12.6%)となった。


また、≪“パートナー(恋人や配偶者)との旅行ではゴメンだ”と思う旅テクニック≫を聞いたところ、1位「マンガ喫茶、ネットカフェで一夜を過ごす」(26.6%)、2位「カプセルホテルを利用」(25.9%)、3位「車中泊する」(24.9%)、4位「シェアホテルを利用」(18.9%)、5位「民泊を利用」(17.4%)となった。


◆旅行の満足度アップのコツ TOP3は「しっかり下調べ」「しっかり計画」「食事を豪華に」
 女性は「旅先の景色」「現地での買い物」を楽しむことが満足度アップの要因に

旅テクニックを活用することで、お得に旅行に行くことができたり、旅行を有意義なものにできたりするが、旅行の満足度を上げるテクニックとしてはどのようなものがあるのだろうか。
全回答者(2,000名)に、これまでの旅行で、どのようなことをしたときに旅行の満足度が高くなったか聞いたところ、1位「しっかり下調べをして旅立つ」(46.3%)、2位「計画をしっかり立てる」(37.6%)、3位「食事を豪華にする」(28.6%)、4位「旅先の景色を楽しむ」(26.9%)、5位「現地の郷土料理を食べる」(24.4%)となった。下調べやしっかりとした計画立てなど、事前の準備の充実度合いが旅行の満足度に影響することがうかがえる結果となった。
男女別にみると、「旅先の景色を楽しむ」(男性22.4%、女性38.0%)や「現地での買い物を楽しむ」(男性16.3%、女性33.3%)では女性のほうが男性よりも15ポイント以上高くなった。


◆子連れ旅行を満喫するためのテクニックとは? 親の半数以上が「余裕を持った計画を立てる」と回答

子どもがいる人の中には、夏休みなどのまとまった休みに子どもと旅行に行ったことがある人は多いと思うが、子どもと一緒に行く旅行を満喫するためには、どのようなことに気をつければよいのだろうか。
子どもがいる人959名に、子どもと一緒の旅行を楽しむためにしていることを聞いたところ、「余裕を持った計画を立てる」(50.8%)がダントツとなり、以降、2位「子どもと一緒に計画を立てる」(26.5%)、3位「ファミリープランがある宿泊施設を利用する」(20.5%)、4位「食事はバイキング形式にする」(17.5%)、5位「常備薬を持っていく」(17.0%)となった。1位の「余裕を持った計画を立てる」は半数以上が挙げており、予定を詰め込み過ぎないことが、子連れ旅行を満喫するためのポイントといえそうだ。


◆旅行に行く際の参考情報 TOP2は「旅行情報誌・ガイドブック」「ネット系旅行会社のWebサイト」

全回答者(2,000名)に、旅行に行く際、参考にしている情報は何か聞いたところ、1位「旅行情報誌・ガイドブック(るるぶ、じゃらんなど)」(39.2%)、2位「ネット系旅行会社のWebサイト(楽天トラベル、じゃらんnetなど)」(29.5%)、3位「テレビ番組」(27.7%)、4位「友人・知人の話」(20.3%)、5位「ホテル・宿泊先のWebサイト」(18.5%)となった。
男女別にみると、「旅行情報誌・ガイドブック(るるぶ、じゃらんなど)」(男性36.0%、女性46.9%)や「友人・知人の話」(男性16.9%、女性28.5%)、「旅行会社のパンフレット」(男性15.2%、女性25.4%)、「SNS」(男性7.6%、女性18.2%)では、女性のほうが男性よりも10ポイント以上高くなった。


◆添乗員になってほしい芸能人 女性芸能人1位「綾瀬はるかさん」
◆インスタにオシャレな観光スポットが載っていると思う芸能人 3位「藤田ニコルさん」、2位と1位は?
◆ロマンチックな夏旅を一緒に楽しみたい芸能人 男性人気1位「新垣結衣さん」 女性人気1位「斎藤工さん」


全回答者(2,000名)に、“観光”や“夏旅”をテーマに、それぞれイメージにあてはまる芸能人を聞いた。

まず、添乗員になってほしいと思う芸能人を聞いたところ、男性芸能人の1位は「明石家さんまさん」(61件)、2位「タモリさん」(29件)、3位「大泉洋さん」(22件)、女性芸能人では「綾瀬はるかさん」(145件)がダントツ、2位「新垣結衣さん」(52件)、3位「石原さとみさん」(33件)となった。


次に、インスタ(Instagram)にオシャレな観光スポットが載っていると思う芸能人を聞いたところ、1位「渡辺直美さん」(102件)、2位「ローラさん」(80件)、3位「藤田ニコルさん」(26件)となった。1位の渡辺直美さんは、インスタで多くのフォロワー(2019年7月時点で約900万人)を擁しているが、数多くアップされた写真の中に、旅行先のオシャレな写真を見つけた人が少なくないようだ。


 また、ロマンチックな夏旅を一緒に楽しみたいと思う芸能人を聞いたところ、男性回答の1位は「新垣結衣さん」(71件)、2位は「綾瀬はるかさん」(59件)、3位は「石原さとみさん」(35件)、女性回答の1位は「斎藤工さん」(19件)、2位は「向井理さん」「山下智久さん」「松坂桃李さん」(いずれも12件)となった。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区晴海1-8-10 晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワーX 27階
電話番号
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代表者名
三清 慎一郎
上場
未上場
資本金
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設立
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