知ろうAMR、考えようあなたのクスリ 第8弾『抗菌薬意識調査 2018』10月30日調査結果を公開
http://amr.ncgm.go.jp/infographics/
集計結果はインフォグラフィックを用いて、 わかりやすく解説しています。
抗菌薬・抗生物質という言葉を聞いたことがある人は 約67%! 聞いたことはあるが、詳しくは分からない人は 約28% |
「抗菌薬・抗生物質という言葉を聞いたことはありますか?」という質問に対し、聞いたことがある人は約67%、聞いたことはあるが、詳しくはわからない人は約28%と、全体として抗菌薬・抗生物質という言葉を聞いたことがある人が多いことがわかりました。
2人に1人が、抗菌薬は 「かぜ」「インフルエンザ」に効くと思っている! |
「抗菌薬・抗生物質がどのような病気に有用か知っていますか?」という質問に対し、約50%が「かぜ」 「インフルエンザ」に抗菌薬・抗生物質が効くと誤認識していました。
かぜで自ら抗菌薬を求める人は 約30%! |
「かぜで受診したときに どんな薬を処方してほしいですか?」という質問に対し咳止め、 解熱剤など症状を和らげる薬の希望が多い一方で、 「抗菌薬・抗生物質」を希望する人が 約30%いました。
抗菌薬ではない薬を抗菌薬だと思い込んでいる人が多い! |
抗菌薬5種類と、抗菌薬以外7種類の全12種類の薬 (調査票には商品名や一般名を記載) から、抗菌薬はどれかを問う質問に対して、上位5種類のうち3種類が抗菌薬以外の薬が選択される結果となりました。
この結果から、抗菌薬ではない薬を抗菌薬だと思い込んでいる人が少なくないことがわかりました。
~抗菌薬を正しく理解して、正しく飲むことが大切です~ |
今回の調査では、抗菌薬・抗生物質について「聞いたことがある人」は多くても、誤った知識や正しい服用がしっかりとできていないこと、抗菌薬はかぜに効かないにもかかわらず自ら抗菌薬を求めている人や、抗菌薬ではない薬を抗菌薬と思い込んでいる人がいることがわかりました。
AMR臨床リファレンスセンターでは、今後もさまざまなツールやコンテンツを利用して、 薬剤耐性に関する情報を、よりわかりやすく発信してまいります。
▼抗菌薬意識調査2018の詳細データはこちらからもご確認いただけます。
【抗菌薬意識調査レポート2018】http://amr.ncgm.go.jp/infographics/
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