海外向けEラーニングプログラム「Setouchi Training Platform」の提供を開始

瀬戸内を学習するためのプラットフォーム　瀬戸内の観光コンテンツを270以上紹介

せとうちDMO(※1)は、海外旅行社等がインターネット上で瀬戸内の魅力的な観光コンテンツ（体験、観光スポット、施設等を含む）を自己学習ができるEラーニングプログラム「Setouchi Training Platform」（https://training.setouchitrip.com/）の英語版の提供を3月26日から開始しました。

＜背景＞
せとうちDMOでは、欧米豪をターゲットに、旅行業界に精通し広いネットワークを有する現地(英・仏・独・米)のマーケティング会社をせとうちDMOの現地エージェンシーとして設置し、現地でのメディアや旅行会社へのPR活動や商談活動等、幅広い旅行業関係者とネットワークを築き上げることで、瀬戸内の露出の拡大や旅行商品の造成に取り組んでいます。

その結果、昨年末から「ニューヨーク・タイムズ」や「ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー」（英国版）をはじめ、旅行市場に影響力を持つ世界の大手新聞や旅行雑誌などで瀬戸内が相次いで取り上げられ、瀬戸内の注目が高まっています。

この好機を捉え、瀬戸内への誘客をより加速させるためには、海外旅行会社の瀬戸内への関心、理解を高め、旅行商品等の供給を強化していくことが重要であり、それに向けて旅行業関係者とのリレーションを拡大していくことが不可欠となります。

このため、せとうちDMOでは、海外DMOの手法を参考に、他のDMOに先駆けてEラーニングプログラムを導入しました。本Eラーニングプログラムを通じて、トラベル・エージェント（旅行代理店）、ツアーオペレーター（卸売）、ランドオペレーター（旅行サービス手配）など、広範かつ膨大な数にのぼる世界中の旅行業関係者に対してアプローチすることができます。

今後、現地エージェンシーと連携し、海外旅行会社等に対して、本Eラーニングプログラムの普及と利用を積極的に促すことで、瀬戸内への誘客拡大を図ってまいります。

 ＜Eラーニングプログラム「Setouchi Training Platform」の特徴＞
１.　7県×6テーマで合計270以上のコンテンツを紹介
瀬戸内全体と県別（兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県）のレッスンコースを設定。各県レッスンコースでは、①Adventure and Experience　②Art and Culture
③Heritage and History　④Food and Drink ⑤Sea and Nature　⑥Where to Stayの6つのテーマ別に魅力的なコンテンツを紹介。各レッスンコースの最後には3問のクイズがあります。

２.　ウェビナー（Webセミナー）機能も搭載

（Setouchi Training Platformのイメージ）

▲トップページ

▲レッスンページ

▲兵庫県のレッスンコースページ（Heritage and History）

※1 せとうちDMO
官民が参画する一般社団法人せとうち観光推進機構と金融機関・域内外の民間企業が参画する株式会社瀬戸内ブランドコーポレーションで構成。DMOはDestination Marketing／Management Organizationの略。観光需要の創出と商品やサービスの供給体制の強化を行いながら、多様な関係者とともに持続可能な観光地域づくりを推進している。