エプソン、『環境ビジョン2050』を改定

- 2050年に「カーボンマイナス」および「地下資源消費ゼロ」を目指す -

エプソン

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、持続可能でこころ豊かな社会の実現に向け、2050年のありたい姿である「環境ビジョン2050」(以下、本ビジョン)を改定しました。2050年に、「カーボンマイナス」および「地下資源*1消費ゼロ」を目指します。
 1942年、自然に恵まれた信州諏訪地方に創業して以来、「地域との共生」を礎とし、事業がグローバルに成長する中にあっても、自然環境を敬う企業風土は変わることはなく、常に「高い目標」を掲げて、「継続的」に環境活動を進めてきました。その中で、2050年をゴールとした本ビジョンは、2008年に策定し、取り巻く環境の変化に合わせて2018年に一度改定しています。

 今回の改定は、長期ビジョン『Epson 25 Renewed』策定の一環として、エプソンが将来にわたって追求するありたい姿として設定した「持続可能でこころ豊かな社会の実現」を目指すためのものです。
 具体的には、脱炭素と資源循環という大きな社会課題への取り組み姿勢を強く示すための目標を策定し、その達成に向けた取り組みを進めてまいります。

『環境ビジョン2050』

■達成目標
・2030年 : 1.5℃シナリオ*2に沿った総排出量削減
・2050年 : 「カーボンマイナス」、「地下資源*1消費ゼロ」
■アクション
・商品・サービスやサプライチェーンにおける環境負荷の低減
・オープンで独創的なイノベーションによる循環型経済の牽引と産業構造の革新
・国際的な環境保全活動への貢献          

*1:原油、金属などの枯渇性資源
*2:SBTイニシアチブ(Science Based Targets initiative)のクライテリアに基づく科学的な知見と整合した
  温室効果ガスの削減目標

 2021年3月18日に、エプソンの長期ビジョンとして策定した『Epson 25 Renewed』では、本ビジョンのもとで、「脱炭素」と「資源循環」に取り組むとともに、環境負荷低減を実現する商品・サービスの提供、環境技術の開発を推進することを定めています。

脱炭素、資源循環、環境技術開発への費用投下は、2030年までの10年間で1,000億円を予定しており、これによりサプライチェーンにおける温室効果ガス排出は200万トン以上の削減を見込みます。また、この1000億円以外にも、経営資源のほとんどを、環境負荷低減に貢献する商品・サービスの開発に集中し、お客様のもとでの環境負荷低減に貢献していきます。

 さらに、全世界のエプソングループ拠点において使用する電力*3を、2023年には100%再生可能エネルギーとすることを決定しました。
 *3:一部、販売拠点などの賃借物件は除く

 エプソンは、ありたい姿として掲げた「持続可能でこころ豊かな社会の実現」に向け、これからも環境に配慮した企業活動を展開してまいります。

長期ビジョン『Epson 25 Renewed』の詳細は、2021年3月18日に公表したプレゼンテーション資料、およびニュースリリースをご参照ください。

◆説明会資料
  https://www.epson.jp/IR/pdf/epson_25_renewed_presentation_j.pdf

◆プレスリリース
  https://epson.jp/osirase/2021/210318.htm

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

セイコーエプソン株式会社

32フォロワー

RSS
URL
https://corporate.epson/
業種
製造業
本社所在地
長野県諏訪市大和3-3-5
電話番号
-
代表者名
小川 恭範
上場
東証1部
資本金
532億400万円
設立
1942年05月