ベトナムの日系企業向け生産管理システム「EXEX生産管理 for Global」を提供開始

システムエグゼ「EXEX生産管理」にウイングアーク１ｓｔの「SVF」「MotionBoard」を標準搭載

株式会社システムエグゼ

2024年4月19日 10時00分

株式会社システムエグゼ（本社：東京都中央区、代表取締役：大場康次、以下、システムエグゼ）とウイングアーク１ｓｔ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長執行役員CEO：田中潤、以下、ウイングアーク１ｓｔ）は、日系企業の海外生産拠点向け生産管理パッケージ「EXEX（エグゼクス）生産管理」に、ウイングアーク１ｓｔの帳票基盤ソリューション「SVF」およびBIダッシュボード「MotionBoard」を標準搭載した、ベトナム国内向けの新モデル「EXEX生産管理 for Global」を4月19日（金）より提供します。

新モデルでは、ノンプログラミングでユーザー自身による帳票フォームの編集が可能になるほか、EXEX生産管理内の業務データをリアルタイムに可視化し、データ分析やレポート出力が可能となるダッシュボード機能が追加されます。

※本プレスリリースは株式会社システムエグゼとウイングアーク１ｓｔ株式会社の共同リリースとなります。

【背景】

近年、中国の景気減退や貿易摩擦の影響により、日系製造業の生産拠点が中国からベトナムやタイを中心とするアセアン地域へ移転する動きが活発化しています。これに伴い、ウイングアーク１ｓｔはベトナムに生産拠点を持つ製造業のお客様から現地での製品購入やサポートサービスの提供に関するお問い合わせを多くいただくようになりました。

一方、システムエグゼでは、主にベトナム国内工場へのシステム導入に最適なパッケージ製品として従来のEXEX生産管理を展開し、お客様の効率的かつスムーズな工場立ち上げを支援してきました。しかし最近では、オリジナル帳票やデータ分析レポートに関する要望が多様化し、カスタマイズするケースが増えていることから、顧客ニーズや市場の変化に合わせた機能の追加が急務と考えていました。

そこで今回、両社で協業しプロダクト開発を進めた結果、帳票作成・運用やデータ分析・可視化に対応可能な新モデルを開発するに至りました。

今後、両社でベトナムの日系製造業への展開を皮切りに、ベトナム現地の製造業へも両社製品の提供拡大を目指してまいります。

【主な新機能】

「EXEX生産管理 for Global」では、SVFを利用して帳票をPDF出力することができます。帳票フォームは帳票編集ツール「SVFX-Designer」で編集することが可能です。

また、蓄積されたデータは「MotionBoard」によってリアルタイムに可視化できます。

■特長

・SVFX-Designerを利用し、ユーザー自ら帳票フォームの編集が可能

・MotionBoardにデータを自動連携できるため、リアルタイムな状況の可視化が可能

・MotionBoardのダッシュボード画面は個別にカスタマイズできるため、企業ごとの要望に合わせて拡張することが可能

■ダッシュボードイメージ

【EXEX生産管理とは】

ベトナムを中心とした海外工場での導入実績が豊富な、クラウド対応の生産管理パッケージです。受発注管理や在庫管理、販売管理システムとしても利用することが可能で、ベトナム語、英語など6カ国語を標準搭載しています。シンプルな操作性と海外工場向けのさまざまな機能で、現場主体のスムーズな運用と海外工場の見える化を実現します。

【SVFとは】

「SVF」は、商取引において発生する請求書、納品書、発送伝票や、公的機関が発行する各種証明書などの各種帳票類の設計から出力にいたるまでをオールインワンで実現する帳票基盤ソリューションです。20年以上にわたり企業の基幹業務を支え、国内トップシェア（※1）を保持し、累積で約32,900社（※2）に導入いただいています。

※1　株式会社デロイトトーマツミック経済研究所

「帳票設計・運用製品の競合調査2022年度版」（帳票運用製品）

※2 パッケージ版とクラウド版の合計値（2023年2月末）