ONESTRUCTION、経済産業省およびNEDOのプロジェクト「GENIAC」に継続採択 —— 建設ドメイン特化型基盤モデルの開発へ
「建設とテクノロジーの架け橋になる」をミッションに、openBIMを中心とした建設分野のソリューションを開発するONESTRUCTION株式会社(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役:西岡大穂)は、経済産業省およびNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する国内生成AI開発力強化プロジェクト「GENIAC(Generative AI Accelerator Challenge)」の第4期に、前回(第3期)に引き続き採択されました。

ONESTRUCTIONは第3期でIDS(Information Delivery Specifications)生成に特化した基盤モデル「Ishigaki-IDS」を開発し、buildingSMARTの有志メンバーとの実証実験を通じてその有効性を示しました。
今回はその成果を基盤に、図面などから3DモデルおよびBIMデータまでを一貫して生成する、建設ドメイン特化型基盤モデルの研究開発に取り組みます。
GENIACについて
GENIACは、国内の生成AI開発力強化を目的とし、経済産業省およびNEDOが協力して実施するプロジェクトです。生成AIのコア技術である基盤モデルの開発に対する計算資源の提供や、データやAIの利活用に向けた実証調査の支援等を行っています。
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/geniac/index.html
第3期(前回)の実績
ONESTRUCTIONは第3期(2025年10月〜2026年3月)において、IDS生成に特化した基盤モデル「Ishigaki-IDS」を開発しました。Ishigaki-IDSは、3段階の学習パイプライン(CPT → SFT → RLVR)を採用し、buildingSMARTが公開するIDS-Audit-Toolを報酬関数として活用する独自の強化学習手法により、汎用フロンティアモデルでは対応が困難なIDS生成タスクで高い性能を実現しました。
また評価ベンチマーク「IDS-Bench」を構築・公開し、ドメイン特化型アプローチの優位性を定量的に示しました。
開発モデルおよびベンチマークはHugging Faceで公開しています。
Ishigaki-IDS: https://huggingface.co/ONESTRUCTION/Ishigaki-IDS-8B
IDS-Bench: https://huggingface.co/datasets/ONESTRUCTION/IDS-Bench
また、GENIAC第3期の最終成果報告会においては、第3期の新規採択13社の中で技術力の高さを評価され、「ライジングスター賞」を受賞しました。この賞は、GENIAC採択企業同士による投票で実施されました。

第4期で取り組むこと
第4期では、第3期で実証したIDS生成技術を建設ワークフロー全体に拡張し、図面からBIMデータを一貫生成できる建設ドメイン特化型基盤モデルを開発します。
主な取り組み
建設ドメイン知識の獲得と統合
WebコーパスやopenBIM標準仕様書などを活用し、建設特有の言語表現とドメイン知識を基盤モデルに習得させます。日本に限らず、国際的な建設法規・建築基準に基づく合成データを併用し、実装に耐える精度を担保します。
BIM生成性能の向上と規格準拠
BIMモデルの標準規格IFCへの追従や建設ライフサイクルフェーズ別データを学習データとして用い、生成されたBIMデータがopenBIM標準規格に準拠することを目指します。
建設業務の作業時間削減を実証
実際の建設ライフサイクル全体において、設計の前段階も含む各フェーズの作業時間削減効果を測定します。
採用情報
ONESTRUCTIONでは、建設AIおよび建設基盤モデル開発に興味のある方を募集しています。詳細は募集記事をご覧ください。
建設業AI、製造業AIをテーマにしたイベントをAirion株式会社と共同開催が決定

ONESTRUCTIONは、Airion株式会社と共同で、製造業AI・建設AIをテーマとしたオープンな座談会を開催いたします。
Airion株式会社は、製造業のなかでも特にFA(Factory Automation)領域に特化したAIベンチャーであり、ONESTRUCTIONと同様にGENIAC Cycle3の採択企業です。
本イベントでは、基盤モデル開発に取り組む両社を中心に、「産業に特化させるAI開発」をテーマとしたトークセッションを実施いたします。その後、皆様との交流の時間を設けます。ぜひお気軽にご参加ください。
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日程:2026年6月30日(火) 19:00-20:00
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会場:ONESTRUCTION株式会社 東京オフィス(〒162-0845東京都新宿区市谷本村町2-21 市ヶ谷キャナルコート 6階)
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参加費:無料
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定員:20人
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対象者:
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基盤モデル開発に関わる皆様(規模は問わず)
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基盤モデルに関わりたい学生の皆様
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メディア関係者の皆様
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