大阪市のホテルの運営委託契約の締結に関するお知らせ

ポラリス・ホールディングス株式会社

2023年9月4日 09時38分

　当社の連結子会社であります株式会社フィーノホテルズは、大阪府大阪市中央区に建設予定の宿泊特化型ホテル（以下「本ホテル」という。）の運営に関するホテル運営委託契約を締結し、当社グループの自社ブランドである「KOKO HOTEL」ブランドを冠したホテルとして2025年春頃に本ホテルの運営を開始することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

本ホテル運営委託契約締結の理由

　当社グループでは、運営プラットフォームの拡大を成長戦略の1つとして掲げており、その中でも損益分岐点の引き下げに寄与するフィー収入型の運営委託契約及び変動賃料型の賃貸借契約に基づく運営ホテルの増加に注力しておりますが、今回、当社グループにとって新たな第三者のホテルオーナーより当社グループのこれまでのホテル運営実績並びに成長性等を評価いただき、フィー収入型の運営委託契約により本ホテルの運営を当社グループで受託いたしました。

　大阪では2025年春から「2025年日本国際博覧会」が開催される予定であり、また、その後も統合型リゾートの開発が計画されている等、今後も更なるインバウンド並びに国内の宿泊需要の増加が期待される国際的な都市であります。本ホテルはインバウンドにも特に人気が高い「なんば」エリアに所在し、知名度の高い観光・ショッピングエリアであるなんば、道頓堀、心斎橋にもアクセスが良い立地であります。最寄り駅の大阪メトロ日本橋駅及び近鉄日本橋駅から本ホテルまでは徒歩1分と至近の距離にあり交通利便性でも高い競争力を有しております。客室数は255室で全室2名以上の宿泊者が滞在するスペックを有する宿泊特化型ホテルを予定しており、運営効率性が高く、高い収益率を実現できる規模を備える予定であります。また、当社グループでは大阪市内に6ホテル、関西エリア全体では8ホテルを既に運営中であり、同エリア内に本ホテルが加わることで、レベニュー・マネジメント、セールスマーケティングを含む販売面並びにコスト管理面でのスケールメリットを更に強化できると考えております。加えて、本ホテルは「KOKO HOTEL」ブランドを冠したホテルとしては初めてとなる新築のホテル案件であり、当該ブランド力の向上及び当社グループのポートフォリオの更なる改善が推進されます。

　本ホテルの運営は、フィー収入型の運営委託契約でホテル運営を受託する予定であり、運営受託により当社グループ事業の更なる損益分岐点の引き下げ、収益の拡大を図ることができるものと考えております。なお、本ホテルの運営開始後の運営客室数は8,812室（運営予定ホテルを含む）となる見込みで、運営プラットフォームの更なる拡大及び将来に向けた当社グループの成長の継続が実現いたします。

（イメージ）

< KOKO HOTEL 築地銀座　正面入口>