日本橋のREIJINSHA GALLERYにて、3月14日(金)より、目黒礼子個展「Yin Yang」開催。
第171回直木賞を受賞した一穂ミチ『ツミデミック』の装丁に施された、鮮烈な赤と菊の花。その印象的な作品「大菊2021」をギャラリーでご覧いただけます。

死生観をテーマにした画家・目黒礼子の6度目の個展「Yin Yang=陰陽」では、生と死、此岸と彼岸といった相反しながらも切り離せないつながりを、目黒礼子が禍々しくも美しく、そして温かみをもって描き出します。彼女のこれまでのメインモティーフは「骸骨」ですが、一般的に抱かれがちな不気味さや怖さを感じさせません。本展では、どこか満足気に微笑むような骸骨シリーズをはじめ、陰陽シリーズ、昆虫、花、果実などの作品に加え、『ツミデミック』の装丁作品、「大菊2021」も展示いたします。ぜひ実物の作品をご高覧ください。





「死は終わりではなく、次の世界への始まり」
私にとって死とは、悲しみや終わりではなく、その先に続く新たな世界への始まりです。生命の終わりを恐れるのではなく、むしろその先に希望を感じています。
私の肉体はいずれ滅びますが、私が描いた絵は物体として残り、そこに込めた想いは生き続けます。骸骨や標本の昆虫、一瞬の美しさを讃える花々―それらはすべて、終わりではなく「次の世界の始まり」の象徴なのです。だからこそ、私の描く骸骨には、温かみや穏やかさが宿っているのだと思います。
―目黒礼子

【略歴】
目黒 礼子/Reiko Meguro
1997年
女子美術大学大学院修了
2006年
トーキョーワンダーウォール公募2006トーキョーワンダーウォール賞受賞(東京都現代美術館)
≪中略≫
2021年
個展(GALLERY33 SOUTH/東京)
個展「骸骨と花」(REIJINSHA GALLERY/東京)
2022年
ミニヨン展(日動画廊/東京)※’21年出展
2023年
個展「CARNIVAL」(REIJINSHA GALLERY/東京)
個展「CARNIVAL 2nd」(Art Gallery TOKYU PLAZA GINZA/東京)
2024年
第91回独立展(国立新美術館/東京)※’95年より毎年出展
’07年新人賞、’08年佳作賞、’09年損保ジャパン美術財団奨励賞、
’10年奨励賞、’11年独立賞受賞 ’12年会員推挙
2025年
個展「Yin Yang」(REIJINSHA GALLERY/東京)
現在、東京都にて制作
独立美術協会会員
日本美術家連盟会員
<出版物>
都筑道夫「絶対残酷博覧会」装丁(河出書房新社)
一穂ミチ「ツミデミック」装丁(光文社出版)第171回直木賞受賞
Instagram:@meguromegurou
目黒礼子「Yin Yang」
会期:2025年3月14日(金)−3月28日(金)
時間:12:00-19:00(最終日は17:00まで) ※3月20日(木・祝)は開廊
休廊日:日曜、月曜
REIJINSHA GALLERY
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町3-4-6 ニューカワイビル1F
開廊時間:12:00〜19:00
休廊日:日・月
TEL:03-5255-3030
MAIL:gallery@reijinsha.com
HP:https://linktr.ee/reijinshagallery
MAP:Google map
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像