アリババクラウド、AMDおよびスカイアーチネットワークスと提携し、日本の顧客向けに高性能インスタンスを提供開始
アリババグループのデジタルテクノロジーとインテリジェンスの中枢であるアリババクラウドは、日本AMD株式会社およびマネージドサービスプロバイダーである株式会社スカイアーチネットワークス(以下「スカイアーチネットワークス」)と提携し、デジタルトランスフォーメーションを加速させるハイパフォーマンス・インスタンスを日本のお客様向けに提供開始することを発表しました。
今回の提携により、日本のお客様は、今年3月にグローバルでリリースされた第3世代AMD EPYC™プロセッサーを搭載したアリババクラウドの最新インスタンスを購入できるようになります。アリババクラウドの高いレジリエンスを備えたコンピューティング能力とAMDの高性能プロセッサーを活用したこのインスタンスは、実証実験において、計算効率の向上やメモリレイテンシの短縮などの指標で、顕著な性能を示しています。アリババクラウドの調査によると、最新のインスタンスは、第2世代AMD EPYC™プロセッサーを搭載した同社の前世代のインスタンスと比較した場合、最大20%の性能向上を記録しています。新たなZen 3コアアーキテクチャは、前世代に比べて浮動小数点演算能力の向上、メモリレイテンシの短縮、整数演算のスループットの向上を実現しています。
日本AMD株式会社のコマーシャル・セールス・ディレクターであるマイケル・ライ(Michael Lay)氏は次のように述べています。
「アリババクラウドおよびスカイアーチネットワークスと協力し、日本のお客様に高性能なコンピューティング機能を提供できることを嬉しく思います。当社の最新のプロセッサーを搭載したこの堅牢なインスタンスは、当社の最先端の処理能力を体現するものです。このような革新的な技術を通じて、当社のカスタマイズされた製品がお客様の成長の可能性を引き出し、グローバル市場での競争力の維持に貢献できることを期待しています。」
株式会社スカイアーチネットワークスの代表取締役社長である江戸達博氏は、次のように述べています。
「当社は、アリババクラウドや日本AMDのような定評のある信頼できるブランドと提携し、イノベーションとオーダーメイドのサービスを通じて、お客様にトップクラスの製品をお届けできることを嬉しく思います。このようなサービスが、小売、金融、製造、ゲームなど、さまざまな分野のお客様にとって有益なものになることを願っています。」
アリババクラウドジャパンのカントリー・マネージャーであるユニーク・ソン(Unique Song)は、次のように述べています。
「当社は、日本のお客様のニーズに沿った最先端の製品とソリューションを常に提供できるよう尽力しております。特にインターネットやゲーム関連のお客様向けに、これまでにない処理能力を持つ最新インスタンスをはじめとした世界トップクラスのクラウドサービスを提供し、デジタル時代におけるお客様のさらなるビジネス成長の機会開拓に貢献できればと考えています。」
アリババクラウドは、日本でデータセンターを2拠点開設しており、パートナー企業様とともに日本市場向けに多岐にわたる最先端の製品やソリューション、そしてサービスを提供しています。近年では、特に機械学習タスク向けのGPUインスタンスやAIアクセラレーションエンジンから、Eコマースや自動車業界向けのビジュアルAIソリューションまで、業界をリードするAI関連サービスパッケージの導入に注力しています。
【AMDについて】
AMDは、ハイパフォーマンス・コンピューティング、グラフィックスと視覚化技術において50年以上にわたり革新をもたらしてきました。世界中の何十億人もの消費者、フォーチュン500企業、最先端の科学研究機関が、日常の生活、仕事、遊びを向上させるために、AMDのテクノロジーに頼っています。AMD社員は、可能性の限界を押し上げる高性能で適応性の高い製品開発に注力しています。日本AMD株式会社は、AMDの日本法人です。AMDのさらなる詳細については、AMDのウェブサイト、Facebookまたはツイッターをご覧ください。
【株式会社スカイアーチネットワークスについて】
株式会社スカイアーチネットワークスは、独立系マネージドサービスプロバイダーです。グローバルの幅広いクラウドソリューションに対応し、「ウェブサービスに最適なクラウドインテグレーター」を標榜。クラウド環境における、インフラ設計、運用、障害対応、セキュリティー対策、バックアップ対策など、クラウド管理全般を提供しております。主な顧客は、メディアエンタメ系、キャリア系、大手SIや、スタートアップなど幅広いお客様とお取引をさせていただいております。最近では、AWSのPaaSを用いた設計や、注目を浴びているIoT、サーバーレス、Alexaスキル開発等のインテグレーションにも実績があります。
※2022年3月現在クラウド導入実績 568件、運用実績1万OS以上
【アリババクラウドについて】
2009年に設立されたアリババクラウドは ( www.alibabacloud.com )、アリババグループのデジタルテクノロジーとインテリジェンスの中枢です。アリババクラウドは、エラスティックコンピューティング、データベース、ストレージ、ネットワーク仮想化サービス、大規模コンピューティング、セキュリティ、管理およびアプリケーションサービス、ビッグデータ分析、機械学習プラットフォーム、IoTサービスなど、あらゆるクラウドサービスを世界中のお客様に提供しています。IDCの調査でアリババクラウドは2018年以降、Infrastructure as a Service(IaaS)分野で世界3位のサービスプロバイダーに認定されています。また、ガートナーには、アリババクラウドは2018年以降、売上高で世界3位、アジア太平洋地域で1位のIaaSプロバイダーとして認定されています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像