ブラジル音楽で子どもたちの日本語学習を支援する『グランデ アブラッソ』開催しました!
一般社団法人 光JSみらいは、外国にルーツのある子どもたちへの日本語学習支援チャリティーイベント『グランデ アブラッソ Grande abraço』を2024年5月3日に開催しました。
『グランデ アブラッソ Grande abraço』とは
音楽でつながろう!支援の輪を広げよう!
キーワードは、”ブラジル”。
主催者が愛してやまないブラジルがつないだ縁で、当イベントが誕生しました。
イベントの名前の『グランデ アブラッソ Grande abraço』は、ポルトガル語で”大きなハグ big hug”の意味です。
当イベントを通して、日本語学習を頑張る全ての子どもたちに愛情を込めて、大きな大きなアブラッソを贈れるように。と願い、昨年3月に第1回目『アブラッソ Abraço』を開催しました。
今年は更に大きなアブラッソを贈るべく、ポルトガル語で「大きな」という意味のグランデ Grandeをつけ、江戸川区小岩アーバンプラザにて『グランデ アブラッソ』を開催しました。
たくさんの人が手を取り合って、たくさんの愛を届ける
第Ⅰ部は楽器づくりワークショップ、第Ⅱ部はDuo Aquariano convida Yuichi Fukanoによるチャリティーコンサート。参加者みんなが一体となって、ブラジル音楽を全身で楽しみました。
「1人の人間ができることは少なくてもたくさんの人が手を取ればたくさんの愛を届けることができると思います。これからも微力ながら応援させていただきますね。」
「こうした催しを通じて、活動の必要性が理解され、支援の輪が広がること。外国人子弟の生徒の皆さんに自信や励みを与える機会になればと願いました。」
(参加者アンケートより。原文ママ)
こうしたイベントを通じて少しずつ人の輪を広げ、子どもたちの”応援団”となるコミュニティを拡大していきます。
江戸川区を『みんなアミーゴなまち』へ
今後は江戸川区で、地域に根差した活動を展開していく予定です。
江戸川区には現在、124の国と地域の人々が生活しています。区民の一人である当法人代表 梅本は、それぞれの国や地域の文化・言語・慣習を互いに尊重しながら、誰もが笑顔で安心して暮らせるまちづくりを目指したいと考えています。
「私達の活動の原点は、ブラジルです。ただただ私がブラジルが大好きで、ブラジルつながりで生まれたご縁で誕生したのが、光JSみらいです。こんな風にブラジルにぞっこんになったのも、「人」に惚れたからです。ブラジルで生活している時に、"外国人"である私を当たり前のように受け容れてくれて、同僚も友人も「アミーゴ(友達)なんだから遠慮するな」といつも側にいてくれました。そんなブラジルに惚れて帰国して、小学校教員として学校現場に戻ってみてギャップに愕然として、『みんなアミーゴ』な地域づくりをしたくて、当団体を立ち上げました。人情味あふれ温かい江戸川区の人たちとブラジルがどこかリンクし、ブラジルのようにみんなが「アミーゴ」な街にできたらと考え、江戸川区でのブラジルイベントを始めることを決意。今回がその初回でした。今後江戸川区でブラジルに関連するイベントを実施しながら、人の輪を更に広げていきたいです。」(梅本)
当イベントに参加してくださった皆さんとは、国籍や言語の垣根を超えて、会場がひとつとなって音楽を楽しむことができましたました。
今後も音楽や言語、料理などを切り口に、様々なブラジルイベントを開催していきます。
一般社団法人 光JSみらいの活動
㈳光JSみらいは、以下4つの事業を軸とした定住外国人支援事業を行っています。
① 日本語学習支援事業(オンライン日本語授業・補習タイムの実施、 オンライン日本語教材の提供)
② 意識啓発事業(ウェビナ―運営)
③ 多文化共生社会促進事業(イベント運営)
④ 次世代育育成事業(キャリアデザインサポート動画『JAPARIBA』配信、学生講師育成)
昨年以降、在日ブラジル人支援に特化した活動を進めており、ブラジル人留学生や在日ブラジル人子弟 へのキャリア教育にも力を入れています。今年度は江戸川区でのブラジル体感イベント『ブラジルクエスト』やブラジル人学校とのキャリア教育プロジェクト、『JAPARIBA』の定期的な動画配信等を予定しています。
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