黒鉛蓄熱式ボイラ『G-TES』、実運用環境で約6ヶ月連続稼働を達成 ― 国内初の黒鉛蓄熱による熱供給、トラブルによる供給停止ゼロ
投入電気エネルギーの約9割を温水として有効利用。実績データを武器に9月から商用展開を本格始動
株式会社Blossom Energy(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:濱本真平)は、広島県竹原市の温浴施設に設置した黒鉛蓄熱式ボイラ「Blossom Energy G-TES(ブロッサムエナジー ジーテス)」が、2026年3月の運用開始から約6ヶ月間、トラブルによる供給停止ゼロで温水供給を継続していることをお知らせいたします。この間、投入した電気エネルギーの約9割が温水として有効利用されています。
黒鉛を用いた蓄熱式ボイラによる熱供給の実運用は日本国内では初の事例であり、温浴施設用途への適用としては世界初の取り組みとなります(※2026年8月19日時点・弊社調べ)。

運用開始から約6ヶ月、トラブルによる停止ゼロで稼働継続中
G-TES初号機は、瀬戸内ゴルフリゾート様(広島県竹原市)の温浴施設において、2025年12月に設置を完了しました。その後、既存配管との接続工事を経て、2026年3月より温浴施設の貯湯槽への温水供給を開始し、G-TESが実際の施設の中で動き始めました。
3月より本格稼働を開始して以降、現在に至るまで順調に稼働を継続しています。この間不具合やトラブルはなく、初期の性能は維持されており、今後の拡販に十分に応えるシステムであることが実証できました。

投入エネルギーの約9割を温水として有効利用 ― 実運用データが示す経済性
瀬戸内ゴルフリゾート様では、主に昼間の安い電力を用いて蓄熱を行い、貯められた熱エネルギーを温浴施設に供給しています。実運用データからは、投入エネルギーの約9割が温水加熱として有効利用されており、温水を生成するために24時間ヒートポンプを稼働させる場合と比べると10%以上電気代が低減できることが実証できました。
また温水製造のために重油やガスを燃料とするボイラを用いる場合と比較した場合は、さらなるコスト削減が見込まれることが分かりました。
初号機の運用知見を量産設計へ ― 温水から蒸気・冷房まで用途を拡大
本設備は、国内初の商用蓄熱式ボイラの初号機として設置されたものであり、今回得られたデータは今後の量産機の性能や信頼性をさらに向上させる点で極めて有用です。
今後は、G-TESの利用を検討したい方々へ本設備の見学機会をご提供していく他、エネルギーコストや運用の安定性に関する検証を進め、温水製造用途にとどまらず、温風・熱風・蒸気需要から、さらに冷房需要まで、様々な用途に適用できるモデルを展開してまいります。
Blossom Energyについて
株式会社Blossom Energyは、「熱の脱炭素化」をテーマに、次世代熱エネルギーシステムの開発を行うスタートアップです。
黒鉛蓄熱式ボイラ「Blossom Energy G-TES」は、黒鉛を蓄熱材として用い、再生可能エネルギー由来の電力を熱として貯蔵し、必要なタイミングで安定的に供給するシステムです。水蒸気や温水、温風など、最大500℃まで用途に応じた熱を安定的かつ効率的に供給することが可能です。
燃焼を伴わずに熱を供給できる点に特徴があり、昼間など電力価格が比較的低い時間帯に蓄熱を行い、熱需要の高まる時間帯に放熱することで、エネルギーコストを最適化しながら脱炭素化を推進します。
Blossom Energy G-TES 製品紹介動画
会社概要
株式会社Blossom Energy
企業名 :株式会社Blossom Energy
設立 :2022年1月
本社所在地:〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2-3-12 12KANDA
代表取締役CEO:濱本真平
URL :https://www.blossom-energy.co.jp/
採用ページ:https://herp.careers/v1/blossom
事業内容 :熱の脱炭素化をテーマに、蓄熱電池をはじめとする次世代エネルギー技術の研究開発・製造・販売
お問い合わせ先
株式会社Blossom Energy 広報担当
お問い合わせ:https://forms.gle/cVNSdXSm7Gzt2n5h8
mail:pr@blossom-energy.co.jp
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