「ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026」応募受付を開始
― 3部門で34件・総額約7,500万円を支援/U-18部門は思考を助けるワークシート「ひらめきボード」を無料公開 ―

一般財団法人 篠原欣子記念財団(以下、しのはら財団)は2026年8月31日(月)、ケア領域の課題解決に取り組むアイディアや研究・開発を募集する「ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026」の応募受付を開始しました。応募は、8月3日に公開したコンテスト公式Webサイト(https://ysmf-caretech.jp/)から受け付けます。
今年度は、すでに動く試作品やサービスの社会実装を支援する「プロトタイプ部門」、当事者への聞き取りや観察を通じて検証を重ねた構想を対象とする「シン・アイディア部門」、18歳以下の身近な気づきと最初の一歩を応援する「U-18部門」の3部門で募集します。採択予定件数は全部門を合わせて34件、助成金・学習奨励金の支援枠は上限額ベースで総額約7,500万円です。応募期間は2026年8月31日(月)から11月24日(火)午前9時まで。募集期間中は、応募を検討する方に向けたオンライン説明会を開催します。
挑戦の現在地に応じた3部門
本コンテストは、完成度だけで一律に評価するのではなく、応募者が今どの段階にあり、次に何を進めるべきかに応じて部門を設定しています。

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部門 |
支援 |
対象 |
対象となる取り組み |
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プロトタイプ部門 |
上限1,000万円 2件 上限500万円 6件 上限150万円 10件 |
2008年4月1日以前に生まれた方 |
応募者自身が研究・開発・制作した実機、試作品、サービス等。想定利用者や関係者に試用・提示した際の反応、改善の履歴、社会実装に向けた残課題、助成金による到達目標を審査します。 |
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シン・アイディア部門 |
上限100万円 10件 |
2008年4月1日以前に生まれた方 |
実機や試作品はまだないものの、当事者や関係者への聞き取り、観察、調査を通じて課題を確かめ、仮説を更新してきた構想。実装に向けて次に何を検証するのかが具体化されていることを重視します。 |
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U-18部門 |
小学生部門 図書カード1万円分 3件 中高生部門 図書カード5万円分 3件 |
小学生部門: 2014年4月2日~2020年4月1日生 中高生部門: 2008年4月2日~2014年4月1日生 |
日常の中で見つけたケアの困りごとと、その解決に向けたアイディア。個人応募のみ。実機・試作品をすでにお持ちの場合は本部門の対象外です。 |
全部門に共通して、①課題との接続、②障壁への対応、③対象者への適合、④実行の道筋、⑤成果の社会還元という5つの観点から審査します。応募者が開発・創出した知的財産権は原則として応募者に帰属し、しのはら財団は使用権や優先実施権等のいかなる権利も取得しません。プロトタイプ部門・シン・アイディア部門の採択者に対しては、2027年3月中旬から1年以上にわたり、フォローアップと中間発表会を通じて財団が伴走します。
U-18部門:考えをまとめるための「ひらめきボード」
U-18部門は、日常の中で見つけたケアの困りごとに対して、18歳以下の応募者自身が考えた解決策と、実現に向けた最初の一歩を、自分の言葉や絵で示すことを審査の中心に据えています。実機や試作品を新たに作る必要はなく、プログラミングや専用ソフトの知識も求めません。重視するのは「気づき」と「考えるプロセス」そのものです。なお、チームや指導体制の有無によって差が生じないよう、個人応募のみとしています。
書くことに不慣れな方や、コンテストへの応募が初めての方に向けて用意したのが、企画立案を後押しするステップ資料「ひらめきボード」です。

5つのステップに沿って書くだけで、考えが言葉になる
ひらめきボードは、「①困りごとを見つけよう」「②なぜ解決したいのかはっきりさせよう」「③本当かどうかたしかめてみよう」「④解決策を考えよう」「⑤試してみよう」という5つのステップからなるワークシートです。各ステップに設けられた問いと記入欄を順番に埋めていくだけで、頭の中にある気づきが少しずつ言葉になっていきます。
各ステップには「良い例」と「もう一歩の例」が対で示されています。たとえば「お年寄りが困っている」という漠然とした課題設定は、「足が悪いおばあちゃんが、雨の日の夕方、傘とつえと重い袋を一緒に持たなければならず、すべりそうでハラハラする」という具体的な場面まで掘り下げる。この書き方が、例を通じて自然に身につく構成です。
また、書き直しを「失敗」ではなく「考えが進化したしるし」と位置づけ、手が止まったときには「ステップ〇に戻ろう」という道しるべも用意しています。ボードには「技術より『自分の考え』。高い技術は必要ありません。自分の考えを言葉や図で見えるようにすることが大切です」と記載しており、技術力の有無を問わない姿勢を一貫させています。
ひらめきボードは応募者本人だけでなく、身近な大人が子どもの考えを引き出すサポートツールとしてもご活用いただけます。またU-18部門以外の応募者や、コンテストへの応募を予定していない教育・支援の現場でも自由にご利用いただけます。ひらめきボードはコンテスト公式Webサイト内のリンク(https://ysmf.box.com/s/g25aixom33qx66nsistnndcwy7wxdjee)から、どなたでも無料でダウンロードいただけます。

周囲の大人が並走しやすい設計
ボードの各ステップは、抽象的な問いを、具体的な生活場面や会話のきっかけにまで分解して示しています。企画立案やコンテスト応募の専門知識がなくても、保護者や学校の教員が、ボードに書かれた問いや例をそのまま子どもへの声かけに使うことができ、答えを与えるのではなく子ども自身の言葉を引き出す形で伴走できる設計です。
また、ひらめきボードの各ステップの問いは、実際の応募フォームで求められる項目とほぼ同一の文言で構成されています。「あなたが見つけた課題は何ですか」「その課題は、誰が、どんなときに、何に困っているものですか」といった問いに沿ってボードを1ステップずつ埋めていく作業が、そのまま応募内容の下書きになるため、あらためて応募用に書き直す手間が生じにくい設計です。
ひらめきボードは、コンテスト公式Webサイトおよび募集要項から、どなたでも無償でダウンロードいただけます。
オンライン説明会を9月から開催します
募集期間中、応募を検討している方に向けてオンライン説明会を開催します。募集要項の解説、3部門の選び方、審査で重視する点をご説明し、質疑応答の時間も設けます。プロトタイプ部門・シン・アイディア部門を対象とした回と、U-18部門の保護者・学校・施設の職員の方を対象とした回を分けて開催します。

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回 |
日時 |
|---|---|
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第1回 |
2026年9月9日(水)17:00~17:30 |
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第2回 |
2026年9月19日(土)9:00~9:30 |
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第3回 |
2026年9月24日(木)17:00~17:30 |
第4回以降の日程は随時コンテスト公式Webサイトにて発表します。
形式:オンライン/参加無料/事前申込制
申込方法:コンテスト公式Webサイト(https://ysmf-caretech.jp/)の「オンライン説明会に申し込む」から
説明会特典:参加者は、「今年のコンテストに期待するポイント」について審査員が議論する動画コンテンツが視聴できます。
募集概要
【名称】ケアテック・イノベーション・コンテスト 2026
【主催】一般財団法人 篠原欣子記念財団
【応募期間】2026年8月31日(月)~2026年11月24日(火)午前9時
【応募方法】コンテスト公式Webサイト(https://ysmf-caretech.jp/)から受付
【選考日程】一次審査結果通知 2026年12月4日(金)/二次審査・最終審査結果通知 2027年1月15日(金)
【最終審査会・表彰式】2027年2月6日(土)WITH HARAJUKU HALL(東京都渋谷区神宮前)
【各部門募集要項】
プロトタイプ部門:https://ysmf-caretech.jp/file/guideline-prototype.pdf
シン・アイディア部門:https://ysmf-caretech.jp/file/guideline-idea.pdf
U-18部門:https://ysmf-caretech.jp/file/guideline-u-18.pdf
【ひらめきボード】 https://ysmf.box.com/s/g25aixom33qx66nsistnndcwy7wxdjee
一般財団法人 篠原欣子記念財団(しのはら財団)について
しのはら財団は、「人々の可能性や幸せ=Well-beingの最大化」をミッションに掲げています。奨学金、助成金、研究支援等を通じて、年齢や立場を問わず、社会課題の解決に取り組む人々を支援するとともに、AIやテクノロジーを活用した新たな社会の仕組みづくりに取り組んでいます。
本コンテストは、ケア領域における科学技術の振興を目的とし、その成果が不特定かつ多数の方々の暮らしに届くことを目指す、公益を目的とした事業です。
【財団公式Webサイト】 https://ysmf.or.jp
本件に関するお問い合わせ
【応募・募集内容に関するお問い合わせ】
コンテスト公式Webサイト内「お問い合わせ」フォーム(https://ysmf-caretech.jp/)
【報道関係者からのお問い合わせ】
一般財団法人 篠原欣子記念財団 care@ysmf.or.jp
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