GincoがLongHashと提携。同社が支援するWOOKONGと共同でICカード型ハードウェアウォレット「Kinco」を開発。生体認証・非接触通信で、安全かつ使いやすい資産管理を実現する。
オフライン管理・生体認証・非接触通信で、強固なセキュリティと高い利便性を両立。
仮想通貨ウォレットサービスを提供する株式会社Ginco(本社:東京都渋谷区、代表取締役:森川夢佑斗、以下Ginco)と、LongHash(本社:東京都港区、代表取締役社長:Chris Dai)が、パートナーシップを締結。LongHashが支援するWOOKONGが持つハードウェアウォレット開発技術と、Gincoのソフトウェアアプリケーションを連携し、ICカード型ハードウェアウォレット「Kinco」を共同開発。
- パートナーシップの目的
ブロックチェーンを利用したデジタルアセットを管理する際には、個人が資産の紐づく秘密鍵を自身のウォレットで管理する必要があります。
これまでは、オフラインで資産へのアクセスをシャットアウトできるハードウェアウォレットの堅牢性と、スマホ内でサービスへの接続をしやすいモバイルウォレットの利便性は二者択一の関係性にありました。
このたび、Gincoがグローバルブロックチェーン企業のLongHashと提携して、WOOKONGのハードウェアウォレットの技術をベースに開発したICカード型仮想通貨ウォレット「Kinco」は、ハードウェアウォレットの堅牢性とモバイルウォレットの利便性を両立するためのソリューションです。
- 共同開発するハードウェアウォレットKincoとは?
非接触通信と生体認証でハイエンドなセキュリティを実現
従来のハードウェアウォレットの多くは「秘密鍵の保管」のみを目的としたデバイスであり、利用の際にはオンライン端末と接続しなくてはなりませんでした。このため、端末へのマルウェア感染などにより、トランザクションの書き換えが問題視されてきました。
Kincoは、ハードウェアウォレットに付属するICチップ内で、「乱数に基づく鍵生成」「仮想通貨用のウォレットアドレス生成」「トランザクションの署名(暗号化)」までを行うことで、資産の移動に関する重要な処理を完全にオフラインで完結させることができます。
また、オンライン端末との接続の際には、指紋による生体認証によってパスワードなしに、非接触通信でトランザクションデータを共有。ウォレット内部への干渉を防ぎます。
モバイルアプリとの連携によって実現する高いユーザビリティ
Kinco内の資産は、Gincoのポートフォリオ機能と自動的に連携し、アプリ内から常にチェックすることが可能です。
また、Kinco内の資産を移動する際には、Gincoが既に提供している優れたUI/UXをそのまま利用して、従来のハードウェアウォレットを上回る操作感を実現します。
ハードウェアウォレット「Kinco」とモバイルウォレット「Ginco」の連携は、資産のより安全な管理を行う「金庫」と、資産利用のための「財布」とを両立したソリューションとなります。
- GincoとLongHashのシナジー
今回のパートナーであるLongHashもまた、ブロックチェーンがもたらす本来のビジネスモデルと経済圏の革新を目指し、メディア運営・ハードウェアウォレット開発・インキュベーションなどで、多角的にブロックチェーン事業の展開を行っています。
このたびのパートナーシップは、ウォレットソリューションに留まらない、ブロックチェーン技術の本格的な普及に向けた第一歩となります。
- パートナーシップの展望
また本提携を通じて、ブロックチェーン技術の普及のため重要な市場となる日本において、より一層の技術開発・マーケティング・PR連携を強化してまいります。
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▼Ginco 会社概要
社名:株式会社Ginco (Ginco Inc.)
設立:2017年12月21日
所在地:〒150-0036 東京都渋谷区南平台町15−10 MAC渋谷ビル8階
代表者:森川夢佑斗
資本金:1000万円(資本準備金含む)
事業内容:仮想通貨ウォレットアプリ「Ginco」の企画・開発・運用
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担当:藤本
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