レコテック、Circularity Design Tool - poolの事業拡大に向けた第三者割当増資を実施

サーキュラーエコノミーの実現へ向けて、資源価値の終わりを始まりに変える

レコテック株式会社

2023年7月14日 14時00分

レコテック株式会社（代表取締役：野崎衛、以下「レコテック」）はこの度、Spiral Innovation Partners株式会社（Logistics Innovation Fund投資事業有限責任組合、代表パートナー：岡洋）を引受先として第三者割当増資を実施し、Circularity Design Tool - pool (以下「pool」)の事業拡大を目指します。

資金調達の背景と目的

レコテックは「世代間責任を果たす」をミッションに掲げ、ごみという概念のない社会をつくるために、資源価値の終わりを始まりに変える「Circularity Design Tool - pool」、国産100%PCR材*「pool resin」、資源循環に向けた「Ciruclarity Design Consulting」の3つの事業を展開しています。

今回の資金調達については、poolの事業拡大を目的としています。

*ポストコンシューマーレジン (Post-Consumer Resin)の略

家庭から排出される材料、または製品のエンドユーザとしての商業施設、工業施設及び各種施設から本来の目的を終え、もはや使用できなくなった製品として発生する材料。

代表者コメント

レコテック株式会社代表取締役CEO 野崎衛

創業時からのミッションである世代間責任を果たすため、本質的な資源循環のプラットフォーム構築に邁進しております。少しずつ志を共にする仲間も増え、グローバルで戦えるチームができつつあります。そしてこの度Spiralという更なる飛躍に向けた強力なパートナーが増えたことを大変嬉しく思っております。

様々な業種の民間企業、東京都を含めた地方自治体とも複数の連携構築を進めており、リアリティのあるサーキュラーエコノミーを実現できると確信しています。

Spiral Innovation Partners株式会社　代表パートナー岡洋

この度レコテックにご出資させて頂くことになり大変喜ばしく思っております。私たちが普段プラスチックを何気なく利用している裏側では、実は深刻な環境負荷の問題が発生しています。レコテックはこの問題に愚直に向き合うスタートアップです。レコテックのpoolシステムにより、あらゆる廃棄プラスチックや食品廃棄物が回収され、アップサイクルされる世界を共につくっていきたいと思っております。この問題に真剣に取り組むためにはまだまだ多方面での連携が必要です。サーキュラーエコノミーに少しでもご関心がある方は是非レコテックを応援してくださると大変うれしく思います。

Circularity Design Tool - poolについて

poolは、資源価値の終わりを始まりに変えるクラウドサービスです。都市資源をpoolでデータ化することによって回収効率を高め、リサイクル材料を活用したい製造業者と排出事業者を繋ぎ合わせて循環型サプライチェーンをデザインします。ごみの発生から、運搬、リサイクルのすべての過程で、スマホやタブレットで簡単に情報連携することで、リサイクル材を活用する上で欠かせない「どこから」「どのようなプロセス」を経てリサイクルしたかのトレーサビリティ情報とスコープ3カテゴリ1・5のCO2排出量情報を提供します。

Climate Tech カンパニー「RECOTECH」について

私たちレコテックは、「世代間責任を果たす」をミッションに掲げるClimate Tech カンパニーです。現在の廃棄物の仕組みは、焼却もしくは埋め立てがほとんどで、次世代に負債を残している状況です。テクノロジーでこの構造に変革を起こし、ごみという概念のない社会をつくることを目指しています。