南海トラフ地震に備え、日本特有の災害情報の提供で安心安全な暮らしを支援 9月29日、愛知県碧南市のビレッジハウスで防災イベントを開催

ベトナム人入居者33人が身を守るシェイクアウト訓練、けが人搬送や消火器を体験

ビレッジハウス・マネジメント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:岩元 龍彦、以下ビレッジハウス)は、愛知県碧南市にある「ビレッジハウス西端」に居住するベトナム人を対象に、日本での安心安全な暮らしをサポートすることを目的とした「防災意識を高め安心安全な暮らしを!ベトナム人対象の防災イベント」を2024年9月29日(日)に行いました。

「シェイクアウト訓練」で首を手で守る動作を実践「シェイクアウト訓練」で首を手で守る動作を実践

毛布を使い安全にけが人を搬送することを学んだ毛布を使い安全にけが人を搬送することを学んだ

当日は33人のベトナム人が参加し、講義を通じて日本特有の災害情報や日頃からの備えの重要性、母国語での情報の入手方法などを学びました。イベント後半には、けが人搬送や消火器体験のほか、非常持出袋の中身を考えるワークショップや、地震発生時に身を守る動作「シェイクアウト訓練」を行い、イベント中に使用したヘルメットは、いざという時の備えとなるよう参加者に進呈しました。


「ビレッジハウス西端」は4棟全160戸で構成され、143戸188人が居住しています。全入居戸数の8割を超える124戸167人が外国人で、そのうちベトナム人が85戸114人※入居しています。ベトナム人入居者の多くは自動車、金属、食品工場に勤務している単身の労働者で、来日から1~3年以内の人が半数を占めています。日本で暮らしてから日が浅いベトナム人入居者に、地震など日本特有の災害に関する情報を提供することで、南海トラフ地震への意識を高め、日本での暮らしをより安心安全に過ごしてほしいとの思いから本イベントを企画、実施しました。

※ベトナム人は個人契約の66戸76人、法人契約の19戸38人、のべ85戸114人が入居。2024年7月31日時点

真剣に講義を受けるベトナム人の参加者たち真剣に講義を受けるベトナム人の参加者たち

愛知県防災士会の防災士による講義愛知県防災士会の防災士による講義

消火器で消火訓練消火器で消火訓練

非常持出袋の中身を考えるワークショップ非常持出袋の中身を考えるワークショップ

当日は愛知県防災士会の防災士・大塚正寿さんを講師に、日本の災害情報や備えの大切さなどについて講義を行い、その後は毛布を使ったけが人の搬送・消火器体験、グループで非常持出袋の中身を考えるワークショップの実施、イベントの最後には地震発生時に身を守る動作「シェイクアウト訓練」を体験しました。ワークショップでは、アイテムカードを使い参加者同士で非常持出袋の中身を考え、実物も見ながら使用する状況を想像して話し合いを進めました。講義の通訳はビレッジハウスのベトナム人社員が担当し、翻訳した資料を配布することで理解を促し、防災意識を高めてもらう工夫をしています。


イベントに参加したベトナム人からは「ベトナムでは地震にあったことがなく、日本にきて地震を経験し怖くて不安な思いをした。今は水や食材、薬などを備えるようにしている。ワークショップで学んだ”地震が起きる前に用意しておくもの”が参考になった。」(30代・女性)「搬送と消火器の体験が役に立った。実際に災害が起こった時には、自分でもできるようになった。」(20代・男性)などの感想があり、手ごたえを感じた様子が伝わってきました。


防災士の大塚さんからは「参加者には日本の災害情報などの知識を伝え、いざという時にどこに相談したらよいか、誰に声をかけたらよいのかをお話し、自助の重要性を伝えた。今後は、地域との連携を深めていくことが求められる。災害時みんなで乗り越えるために、日頃から地域とのコミュニケーションを深め、また、私たちは地域と外国人の方の橋渡しになるよう努めていきたい」とコメントいただきました。


ビレッジハウスは、低廉な家賃で良質な住宅であるアフォーダブル住宅※を提供している民間会社として、よりよい日本の住宅環境を築くと共に、住まいを探す全ての人に寄り添い、入居者の安心で安全な暮らしをサポートしています。

※中低所得者が収入に応じた適正な家賃負担で入居できる低廉で良質な住宅


本イベントに続き、2024年10月に三重県四日市市「ビレッジハウス笹川」で、地域における外国人との共生や入居者間の交流を目的としたコミュニティイベントを、同11月には栃木県益子町で外国人入居者向けの防災イベントの開催を予定しています。


■「防災意識を高め安心安全な暮らしを!ベトナム人対象の防災イベント」開催概要

主催:ビレッジハウス・マネジメント株式会社

日時:2024年9月29日(日) 10:00~12:00

実施場所:ビレッジハウス西端 集会所(愛知県碧南市平山町3-16)

物件URL:https://www.villagehouse.jp/chintai/tokai/aichi/hekinan-shi-232092/nishibata-4159/

対象者:ビレッジハウス西端に居住するベトナム人

※2024年7月31日時点で、4棟160戸のうち143戸188人が入居。その8割以上が外国人入居者で、ベトナム人は85戸114人が入居。

参加者:33人

内容:①講義(集会所にて)

   ・日本の地震事情

   ・日頃の地震への備え

   ・地震発生時の初動対応

   ・地震をはじめとする災害関連情報の入手方法

   ・避難をすることになったら

   ②演習(集会所および集会所前の広場にて)

   ・消火器、負傷者搬送を体験してみよう!

   ・非常持出袋の中身を実際に確認し使い方を学ぼう

   ・自宅でできる地震対策グッズの紹介

   ・シェイクアウト訓練(地震発生時の初動)


ビレッジハウス・マネジメント株式会社について

ビレッジハウス・マネジメント株式会社は、全国47都道府県で1,063物件(2,942棟、107,948戸)※1の賃貸住宅「ビレッジハウス」を運営、管理する国内最大級の賃貸住宅サービス会社です。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が雇用促進住宅を民間に売却した際に、フォートレス・インベストメント・グループが一括取得し「ビレッジハウス」へリブランディング、リノベーションして賃貸住宅として提供を開始しました。住宅を建て替えるのではなく、既存の建物を有効活用、長く使用することで低賃料を実現し、民間会社で唯一、大規模にアフォーダブル住宅※2を提供しています。簡単な事務手続きで、あらゆる世代の単身者、ファミリーの他、外国人や法人の社宅としてもご利用いただけるよう、今後も継続的な供給を維持しながら、よりよい日本の住宅環境を築くことを目指します。

※1 2024年9月1日時点の戸数

※2 中低所得者が収入に応じた適正な家賃負担で入居できる低廉で良質な住宅


2024年9月1日現在、1,053名の従業員を擁し、東京本社に加え全国7支社を展開、入居にかかる募集から受付、審査、物件管理まで自社一貫のサポート体制を整え、法人向けサービスの拡充にも取り組んでいます。また、多言語対応の強化や544名の管理人による物件の巡回で、入居後も安心してお住まいいただけるよう住宅環境の整備も行っています。


■ビレッジハウス・マネジメント株式会社

https://www.villagehouse.jp/

本 社:東京都港区虎ノ門4-3-13ヒューリック神谷町ビル4階

設 立:2016年12月21日

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住宅・マンション
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会社概要

URL
https://www.villagehouse.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル4F
電話番号
03-6775-9353
代表者名
岩元 龍彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年12月