「The Art of the Benshi 2024 World Tour 早稲田大学公演」4月26日(金)開催
無声映画に命を吹き込むカツベンの世界
早稲田大学(東京都新宿区:総長 田中愛治、以下、早大)は、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(以下、UCLA)との共同連携事業である柳井イニシアティブの取り組みとして、2024年4月26日(金)に「The Art of the Benshi 2024 World Tour 早稲田大学公演」を、早大大隈記念講堂にて開催します。楽士の奏でる生演奏による音楽とともに、観客を引き込むその独特な“喋り”を操る活動弁士(略称、カツベン)による無声映画上映会です。是非、この機会に無声映画と弁士の世界をお楽しみください。
開催概要
日時 |
2024年4月26日(金) 18:00~21:00(開場時間17:30) |
会場 |
早大大隈記念講堂 東京都新宿区戸塚町1-104 |
対象 |
学生、教職員、一般の方、どなたでもご参加いただけます。 (ただし未就学児の入場はご遠慮ください) |
参加費 |
無料、自由席 |
主催 |
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共催 |
UCLA Film & Television Archives、早大演劇博物館 演劇映像学研究拠点 |
協力 |
【申込方法】
下のURLから所定の申込フォームよりご登録ください。
URL:https://www.waseda.jp/culture/news/2024/02/07/24064/
※締切 2024年4月21日(日)
【早稲田大学公演 上映作品】
『生さぬ仲』(1916年)
本ツアーを機に新たにデジタル化された作品。
『Sweetie』(1923年)
今回のためにUCLA Film and Television Archivesにて修復された作品。
『血煙高田馬場』(1928年)
おもちゃ映画博物館および早大演劇博物館にて新発見されたフィルムを組み入れた12分の日本初公開となる最長版。
『豪傑児雷也』(1921年)
1910年代の無声映画の特徴を示す貴重な現存例作品。
その他、
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『刀の誓い』(1914年) 日系移民により製作された最古の映画。
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『突貫小僧』(1929年) 2023 年に発見された最長版となる小津安二郎作品。
※各演目の開始時間前に前説あり。
※弁士の語りは日本語。語りの台本を事前にすべて翻訳し、上映中に英語字幕を表示。
※『生さぬ仲』と『豪傑児雷也』は弁士3名が各々役を受け持ち同時に演じる「声色掛合」にて上映。
参考:開催告知記者発表:下のURLよりご覧いただけます。
https://www.waseda.jp/culture/news/2024/03/18/24627/
【The Art of the Benshi 2024 World Tour】
2024年4月5日より米国4都市(ニューヨーク、ワシントンD.C.、シカゴおよびロサンゼルス)を、3週間かけて巡り、早大大隈記念講堂が最終公演となるツアーです。
4月5日-7日 |
New York |
Brooklyn Academy of Music |
4月12日-14日 |
Washington D.C. |
The National Art of the Asian Art, Smithsonian Institution |
4月16日-17日 |
Chicago |
The Gene Siskel Film Center |
4月19日 |
Los Angeles |
The United Theater on Broadway |
4月20日-21日 |
Los Angeles |
Billy Wilder Theater |
4月26日 |
東京 |
早大大隈記念講堂 |
弁士:片岡一郎、大森くみこ、山城秀之
楽士:湯浅ジョウイチ(ギター、三味線)、鈴木真紀子(フルート)、木ノ下亮子(ヴァイオリン)、
松村牧亜(ピアノ)、丹原要(ピアノ)、堅田喜三代(鳴物)、堅田喜衣紗(鳴物)
公式HP:https://artofthebenshi.org/
【関連書籍】
『The World of the Benshi』
ツアーに合わせて活動弁士に関する各国の研究者によるエッセーや、早大演劇博物館所蔵資料や片岡一郎氏所蔵資料をはじめ、各地の貴重な写真等を掲載した全頁カラー印刷による関連書籍が刊行されます。
編者:マイケル・エメリック、宮尾大輔
言語:英語
仕様:20.5cm×26.5cm、ハードカバー、304ページ(カラー刷)
価格:5,500円(税込)
【柳井イニシアティブとは】
正式名称:柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト
所在地:東京都新宿区西早稲田1-6-1
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柳井正氏(株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)のご寄付により2014年に発足したUCLAとの共同連携事業です。
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日本文化研究者の知識と経験をグローバルに伝播させるとともに、国籍を問わず、研究者や学生が互いに切磋琢磨するなかで、未来の日本文化研究を伝承し、かつ新たに創造することを目指し、積極的に国際発信していきます。
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