ホテル２物件の運営ストラクチャー変更に関するお知らせ

ポラリス・ホールディングス株式会社

2023年9月25日 11時48分

　当社の連結子会社であります株式会社フィーノホテルズ（以下「フィーノホテルズ」という。）は、「KOKO HOTEL Premier 日本橋浜町」及び「KOKO HOTEL 神戸三宮」（以下総称して「本件２店舗」という。）について、KOKO HOTEL日本橋浜町合同会社及びKOKO HOTEL神戸三宮合同会社（以下総称して「本件合同会社２社」という。）との間で締結したホテル運営委託契約（以下「本件運営委託契約」という。）に基づき運営を行っておりましたが、本件合同会社２社が第三者である賃貸人と締結している本件２店舗に係る定期建物賃貸借契約（以下「本件賃貸借契約」という。）に基づく本件合同会社２社が有する賃借人の地位をフィーノホテルズが譲受し、本件２店舗の運営を運営委託契約から建物賃貸借契約に基づく運営に変更すること（以下「本ストラクチャー変更」という。）を取締役会において決議しましたので、下記のとおりお知らせいたします。

本ストラクチャー変更の理由

　本件２店舗は、本件合同会社２社が本件賃貸借契約に基づき第三者より本件２店舗を賃借した上で、本件運営委託契約に基づきフィーノホテルズに運営を委託しておりますが、本件運営委託契約締結時に、本件合同会社２社とフィーノホテルズとの間で、フィーノホテルズが希望する場合には、本件合同会社２社に対して双方合意する譲渡対価を支払うことで、将来的に本件賃貸借契約の賃借人の地位をフィーノホテルズに譲渡することを予め合意する旨の賃借人の地位譲渡に関する予約契約を締結しております。ホテルマーケットが持続的に回復している状況を受け、当社グループとしては、本件運営委託契約から本件賃貸借契約に切り替えることによって本件２店舗に係る当社グループの収益性が大きく向上すること、本件賃貸借契約に基づく賃料はホテルの収益水準に対して適正な範囲に収まっておりリスクが限定的であることから、本件賃貸借契約に基づく運営に変更するものであります。なお、本件２店舗の収益はコロナ禍から順調に回復しており、本ストラクチャー変更によって、当連結会計年度においては約124百万円のEBITDA（金利、税金、償却前利益）の改善効果、安定稼働した際には年間約270百万円のEBITDAの増加が見込まれます。