日本ゼオン、国内4工場でISCC PLUS認証を取得
本認証取得により、当社は持続可能な原料をマスバランス方式※2によって割り当てたISCC PLUS 認証製品の取り扱いが可能となりました。
ISCC PLUS認証を取得した製品 | 取得時期 |
ブタジエン、 合成ラテックス、 HNBR (水素化ニトリルゴム)、 BR(ブタジエンゴム)、 IR(イソプレンゴム)、 NBR(アクリロニトリルブタジエンゴム)、 E-SBR(乳化重合スチレン・ブタジエンゴム)、 S-SBR(溶液重合スチレン・ブタジエンゴム) | 2023年12月 ~2024年1月 |
※上記以外の製品につきましても、今後ISCC PLUS認証の取得を計画しています。
当社では、中期経営計画の全社戦略として『カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーを実現する「ものづくり」への転換を推進する』を掲げ、2030年の目標としてCO2排出量50%削減※3の実現を目指しています。 2022年以降は、国内の生産拠点においてエネルギー転換※4によるCO2排出量削減を積極的に進めてきましたが、今回の認証取得は取り組み対象を原料転換まで推し進めた結果であり、バイオ製品の提供によるサステナブルな社会の実現に向けた第一歩となります。
当社は、引き続き安定・安全操業に努めながらカーボンニュートラルに対して積極的に取り組み、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらし」に貢献してまいります。
※1 ISCC PLUS認証 :
ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)が展開するISCC PLUS認証とは、バイオマスなどの持続可能な原材料を用いた製品をサプライチェーン上で管理・担保する国際的な認証制度
※2 マスバランス方式 :
・原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料がそうでない原料と混合される場合に、
その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部にその特性の割り当てを行う手法
・マスバランス方式の適用により、企業は経済的かつ効果的な方法で、カーボンニュートラルの実現に貢献
することが可能となる
※3 2030年にCO2排出量50%削減 :
2019年度比。日本ゼオン単体のScope1+2を対象とする
※4 エネルギー転換 :
再生可能エネルギーや証書付の燃料への転換
日本ゼオン株式会社は、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠することを約束し、宣言します。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。