【JX石油開発】新潟県胎内市における森林保全ボランティア「ＪＸ中条の森づくり活動」について

JX石油開発株式会社

2024年10月1日 13時00分

　当社（社長：中原俊也）は、社会貢献活動の一環として、2011年から中条油業所（所在地：新潟県胎内市、所長：三石裕之）近隣の中村浜・村松浜両地区において「ＪＸ中条の森づくり活動」に取り組んでおります。本年も9月28日（土）に、森林保全ボランティア活動を実施しましたので、お知らせいたします。

　本年の活動には、ＥＮＥＯＳグループ役員・社員とその家族が参加するとともに、村松浜地区の住民の皆様にもご参加いただき、クロマツの苗木912本の植栽作業を行ないました。

当社は、ＥＮＥＯＳグループの主要な事業会社として、ＥＮＥＯＳグループ行動基準「環境保全」、「市民社会の発展への貢献」に則した取り組みを、今後も推進してまいります。

以　上

1. 今回の活動の概要

（1）活動日 2024年9月28（土）

（2）活動場所新潟県胎内市村松浜地区

（3）参加者村松浜地区の住民の皆様、胎内市、当社社長を含む当社およびＥＮＥＯＳグループ　

　　　　　　　　　各社の役員・社員ならびに家族計71名

（4）活動内容クロマツの苗木 912本の植栽作業

2. 「ＪＸ中条の森づくり活動」の概要

　中条油業所が所在する地域は、冬の日本海から吹きつける風雪が厳しいため、海岸沿いには塩に強いクロマツを、砂丘地帯にはアカマツを植えて、風や塩、そして飛砂から住民の暮らしを守ってきました。しかしながら、1990年代に入り、同油業所周辺のアカマツ林で松くい虫の被害等による荒廃が顕著に見られるようになりました。このため、同油業所では、1998年から構内および周辺の松林に対して、松の幼木の植栽など、その再生に取り組み、2004年からは、社員やその家族が参加する森林保全ボランティア活動も実施して成果を上げてきました。

　一方、2007年頃からは、海岸のクロマツ林の松くい虫被害が深刻化し、クロマツ林がほぼ全滅してしまったことを受け、2011年からは当社のボランティア活動を発展させる形で、胎内市・中村浜地区・当社との間で締結した「ＪＸ中条の森づくり活動協定書」にもとづき、「ＪＸ中条の森」を開設し、地元の方々と連携しながら、これまでに約8,800本のクロマツの苗木を中村浜地区の1ヘクタールの区画に植栽しました。また、「ＪＸ中条の森Ⅱ」として、2016年から2018年にかけて、村松浜地区の0.36ヘクタールの区画に広葉樹数種類の苗木約500本とクロマツの苗木約1,200本を植栽しました。

さらに2019年9月には、新たに村松浜地区の別区画0.75ヘクタールでの植栽・保育作業を開始し、「ＪＸ中条の森Ⅲ」としてこれまでにクロマツの苗木約4,450本を植栽しています。

　なお、この活動は、新潟県が推進する「にいがた森づくりサポート事業」にもとづいて、新潟県のサポートを受けております。本活動は、治山事業の推進に寄与したとして、2018年に新潟地区治山林道協会から、続く2019年に新潟県治山林道協会からそれぞれ表彰され、さらに同年、第3回インフラメンテナンス大賞優秀賞（農林水産省－メンテナンスを支える活動部門）を受賞しております。　　

「ＪＸ中条の森」

（1）所在地胎内市中村浜1-3

（2）面積 1ヘクタール（1万㎡、松くい虫の被害地）

（3）活動内容クロマツの植栽および保育作業等

（4）期間 2011年9月から2019年3月末まで

「ＪＸ中条の森Ⅱ」

（1）所在地胎内市村松浜2730-2、2730-291

（2）面積 0.36ヘクタール（3,600㎡、松くい虫の被害地）

（3）活動内容広葉樹やクロマツなどの植栽および保育作業等

（4）期間 2016年9月から2022年3月末まで

「ＪＸ中条の森Ⅲ」

（1）所在地胎内市村松浜2730-21、2730-22