【2026年最新版】ゲーム業界の採用基準が変化!約9割が「AIスキルを重視」する一方、採用枠が減少した職種とは?

2024年の過去調査と比較し、生成AIの普及や働き方の多様化がもたらすゲーム業界の採用基準の転換期と、求職者に求められる最新の対策を明らかにします。

株式会社Hiraku agent

株式会社Hiraku agent(https://hiraku-agent.com/)(所在地:東京都品川区、代表取締役:加藤 啓介)は、ゲーム業界の人材紹介業に勤めている男女を対象に、「2026年版最新・ゲーム業界の転職」に関する調査を行いました。

ゲーム業界は、常に新しい技術やトレンドが生まれ、同業界からはもちろん異業種からもチャレンジを希望する方が絶えない人気の業界です。

現在、生成AIテクノロジーの急速な普及や、出社回帰・フルリモートといった働き方の多様化により、ゲーム業界企業の採用基準はかつてないほどの大きな転換期を迎えています。

では、今のゲーム業界への転職において、企業は具体的にどのような人材を求め、面接で何を重視しているのでしょうか。

また、AIの台頭によって採用ニーズの高い職種や求められる対策は、過去と比べてどのように変化したのでしょうか。

そこで今回は、2024年9月に実施した過去調査(※)と比較し、最新のゲームクリエイターの転職意向や企業が求める人材像の変化を明かしていくとともに、AIの普及に伴う最新の「ゲーム業界転職事情」に迫ります。

※2024年8月「ゲーム業界の転職」に関する調査

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000138842.html

【2026年最新のゲーム業界転職事情】同業界からの転職理由第1位は「給与や待遇への不満」!前回調査からの変化と、異業界との違いは?

はじめに、「ゲーム業界の転職において、どちらの支援割合が多いか」と尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

■2024年調査

『同業界(84.7%)』

『異業界(15.3%)』

■2026年調査

『同業界(76.4%)』

『異業界(23.6%)』

同業界からの転職支援が依然として主流であるものの、異業界からの参入割合が2024年の調査と比較すると約1.5倍増加していることが分かりました。

生成AIの普及に伴い、従来のゲーム開発に関するスキルだけでなく、他業界で培われたAI活用やプロジェクト管理などの汎用的なスキルを持つ人材も、ゲーム業界で評価されやすくなっている可能性が考えられます。

異業界からの転職が増えつつある一方で、同業界内で転職を希望する方には、どのような転職理由があるのでしょうか。

「同業界から転職する人の転職理由」について尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

■2024年調査

『給与や待遇への不満(38.8%)』

『キャリアアップの機会不足(36.8%)』

『労働時間の長さ(34.5%)』

■2026年調査

『給与や待遇への不満(48.0%)』

『キャリアアップの機会不足(37.8%)』

『労働時間の長さ(39.4%)』

今回の調査では『給与や待遇への不満』が約半数を占め、2024年と比べて増加しています。クリエイターが自身の働きに見合った待遇や、より適正な評価を重視する傾向が強まっている可能性があります。

また、『キャリアアップの機会不足』や『労働時間の長さ』への懸念も増加しており、待遇面だけでなく、今後のキャリアや働きやすさについても、転職を考える際の重要な要素となっていることが示唆されました。

この他、異業界から転職する人の転職理由など、調査結果の全容は、以下よりご覧いただけます。

求職者の約4割が「スキルアップ」を重視!一方、面接官の約3割が新たに注視する選考基準「新技術への適応力」とは?

業界によって転職理由に違いが見られましたが、実際に企業を選ぶ際は何を重視しているのでしょうか。

「ゲーム業界への転職で、求職者が求めている条件」について尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

■2024年調査

『スキルアップができる(33.7%)』

『年収(30.8%)』

『やりがい(28.7%)』

■2026年調査

『スキルアップができる(37.9%)』

『やりがい(37.2%)』

『仕事内容(36.4%)』

両年ともに『スキルアップができる』が最多となりましたが、2026年調査では『やりがい』や『仕事内容』への関心が大きく上昇する結果になりました。

ゲーム業界への転職においては、給与などの待遇面に加え、やりがいや仕事内容など、実際にどのような仕事に携われるかを重視する傾向が読み取れます。

一方、2024年調査では『年収』が2位でしたが、今回の調査では『やりがい』や『仕事内容』が上位に並び、求職者の意識が金銭的な条件よりも、日々の業務の充実度や仕事を通じて得られる経験へとシフトしている傾向がうかがえます。

求職者のニーズが変化する中、企業側は選考においてどのようなポイントを評価しているのでしょうか。

「ゲーム業界の面接官が見ているポイントは何だと考えるか」と尋ねたところ、下記のような回答結果となりました。

■2024年調査

『これまでの経験やスキル(35.1%)』

『好きなゲームのジャンル(26.3%)』

『コミュニケーション能力があるか(25.1%)』

■2026年調査

『これまでの経験やスキル(32.9%)』

『新しい技術(AIなど)への適応力や学習意欲(30.8%)』

『自社ゲームへの理解度(27.9%)』

『これまでの経験やスキル』が引き続き重視されているものの、今回の調査では『新しい技術(AIなど)への適応力や学習意欲』が次点に挙げられました。

過去の実績だけでなく、急速に変化する開発環境に対して柔軟に対応できる力も、採用において重視されるようになっていることがうかがえます。

また、『自社ゲームへの理解度』も挙げられており、スキルや適応力に加えて、ゲーム業界にくる人材に自社のゲームやコンテンツへの理解も求められる傾向が見られました。

約9割が求職者のAIスキルを重視!採用枠が減少するポジションと新たに需要が高まる職種第1位は?

新しい技術への適応力が求められる中、具体的なAIスキルの有無はどの程度重視されているのでしょうか。

「最近のゲーム業界の採用において、求職者のAIスキル(生成AIの活用経験など)はどの程度重視されていると感じるか」と尋ねたところ、約9割が『非常に重視されている(34.1%)』『ある程度重視されている(57.0%)』 と回答しました。

ゲーム業界の採用において、生成AIをはじめとするAIスキルが重要視されていることがうかがえます。

こうした傾向を踏まえると、AIを活用した経験や知識が、今後の採用において求職者のスキルを評価する一つの要素となっていくことが予想されます。

AIスキルの需要が高まる一方で、既存のポジションにはどのような影響が出ているのでしょうか。

「AIの普及に伴い、採用枠が減少したと感じる職種やポジション」について尋ねたところ、『単純作業を伴うアート・グラフィック担当者(背景、小物制作など)(44.6%)』が最も多く、『アシスタントレベルのプログラマー(37.2%)』『テスト・デバッグ担当者(28.8%)』と続きました。

背景や小物の制作といった定型的なグラフィック作業や、アシスタント業務の需要が減少傾向にあることが読み取れます。これは、これまで若手や経験の浅いクリエイターが担ってきた基礎的な業務の一部が、生成AIの活用により、採用枠が減少したと認識されていると考えられます。また、『テスト・デバッグ担当者』も上位に挙がっており、一定のルールに沿って進められる業務についても、AIによる効率化や代替の影響を受けている可能性があります。こうした変化により、経験の浅い層にとっては、これまで以上に専門性や付加価値が求められ、業界参入のハードルが高まっていると推測されます。

この他、「AIの普及によって新たに需要が高まっていると感じる職種やポジション」など、調査結果の全容は、以下よりご覧いただけます。

約半数が「複数スキルの掛け合わせ」を推奨!熱意だけではNG?不採用になる求職者の共通点と成功への必須対策とは

AI時代において求められる人材像が高度化する中、採用に至らない求職者にはどのような共通点があるのでしょうか。

「書類選考や面接で不採用になってしまう求職者に共通する『不足している要素』や『よくあるミスマッチの原因』」についてたずねたところ、下記のような回答が寄せられました。

■不採用になってしまう求職者に共通することとは?

・好きな仕事ができると思いこみ過ぎている点です(50代/男性/福岡)

・コミニュケーションスキル低い(40代/女性/埼玉県)

・ポートフォリオの作品が少ない(40代/女性/東京)

・ゲーム業界を甘く見て、好きなだけでくる(30代/男性/千葉県)

「ゲームが好き」という熱意だけが先行し、仕事としての厳しさやビジネス視点が欠けているケースが、ミスマッチの要因となっていることがうかがえます。

また、コミュニケーション能力の不足や、自身のスキルを証明するポートフォリオの準備不足も指摘されています。

企業側は「ゲームファン」ではなく、周囲と円滑に連携しながら具体的な成果を生み出せる、実務的な能力とマインドを備えた人材を求めていると考えられます。

では、理想のキャリアを築くためには、今後どのようなアプローチが必要になるのでしょうか。

「今後のゲーム業界への転職を成功させるために、求職者にとって必要な対策は何だと考えるか」と尋ねたところ、『単一のスキルだけでなく、複数のスキルを掛け合わせる(48.8%)』が最も多く、『企業ごとの開発環境や最新トレンドに対する深い研究(41.0%)』『AIツールの活用実績や効率化のプロセスをポートフォリオに反映する(35.0%)』と続きました。

「複数のスキルの掛け合わせ」が最も多く挙げられたことから、今後は単一の専門性だけでなく、複数のスキルを組み合わせて幅広い課題に対応できる人材が求められる傾向にあることがうかがえます。また、「企業ごとの開発環境やトレンドの研究」も上位に挙がっており、応募先企業の開発環境や求める人材像を理解したうえで、自身のスキルや経験との接点を明確にすることも重要と考えられます。

さらに、「AIツールの活用実績をポートフォリオに反映する」といった回答も挙がっており、AIを活用してどのような成果につなげたのかを具体的に示すことが、転職活動におけるアピールにつながると考えられます。

まとめ:AI普及と働き方の変化により転換期を迎えるゲーム業界、求められるのは「複数スキルの掛け合わせ」と「新技術への適応力」

今回の調査から、生成AIの普及により、ゲーム業界の採用基準や企業が求める人材像に変化が生じている実態が明らかとなりました。

求職者の動向を見ると、同業界からの転職では「給与や待遇への不満」が前回調査より増加する一方、異業界からの転職では「最新技術への関心」を理由に挙げる方が増えています。ゲーム業界で働く上で、待遇や働きやすさに加え、最新技術に触れられる環境も重視されていることがうかがえます。

一方、採用企業側では「新しい技術(AIなど)への適応力」が面接時の重要な評価ポイントとなっており、約9割が求職者のAIスキルを重視しています。その一方で、背景制作などの定型的なグラフィック作業やアシスタントレベルのプログラマー、テスト・デバッグ担当者などでは、AIの普及により採用枠が減少したと感じる声も見られました。

こうした結果から、今後は単に作業をこなすだけでなく、AIを活用して制作をリードしたり、新たな技術を取り入れたりできる人材がより求められると考えられます。

転職活動においても、「ゲームが好き」という熱意だけでなく、企業のニーズを理解し、自身の強みを具体的に伝えることが重要です。特に、AIツールの活用実績をポートフォリオに盛り込み、業務の効率化や品質向上にどう活かしたのかを示すことで、スキルや経験をより具体的にアピールできるでしょう。

今後、変化の激しいゲーム業界で理想のキャリアを実現するには、複数のスキルを掛け合わせながら自身の市場価値を高め、最新の技術トレンドを踏まえた戦略的な転職活動が求められそうです。

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調査概要:「2026年版最新・ゲーム業界の転職」に関する調査

【調査期間】2026年8月26日(水)~2026年8月28日(金)

【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

【調査人数】1,008人

【調査対象】調査回答時にゲーム業界の人材紹介業に勤めていると回答したモニター

【調査元】株式会社Hiraku agent(https://hiraku-agent.com/

【モニター提供元】サクリサ

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会社概要

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業種
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本社所在地
東京都品川区東五反田2-5-2 THE CASK GOTANDA501号室
電話番号
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代表者名
加藤 啓介
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2020年09月