日本初、法人プリペイドでのキャッシュレス実証実験

スタートアップ/中小企業向け「Staple (ステイプル) カード」を提供

クラウドキャスト

クラウドキャスト株式会社 (本社 東京都千代田区、代表取締役 星川高志、以下「クラウドキャスト」) は、このたび、日本市場のキャッシュレス化推進機運の高まりも受け、法人向けプリペイドカードによるキャッシュレス化推進の実証実験を行います。新しい決済の仕組みとなる「Staple(ステイプル)カード」を順次スタートアップ・中小企業へ発行します。今までの個人向け、海外用、ネット専用でなく、法人向けプリペイドカードシステムでの本格的な国内キャッシュレス化への取り組みは日本初です (当社調べ)。


経済産業省より2018年4月に発表された「キャッシュレス・ビジョン」では、「未来投資戦略 2017」で設定した今後10年間のキャッシュレス決済比率40%の目標を前倒しし、将来的には世界最高水準の80%を目指していく、とあります※。この野心的な目標を達成するためには個人向け (B2C) だけでなく、法人向け (B2B) の取り組みが必須です。また法人向けのこれまでの大手企業向けのコーポレートクレジットカードだけでなく、国内99.7%を占める中小企業向けのキャッシュレス化の仕組みが不可欠です。

本実証実験では、今まで与信審査等の関係で法人向けクレジットカードを持つことが難しかったスタートアップ・中小企業向けに法人プリペイドカード「Stapleカード」を発行し、実際に実店舗やオンライン店舗で会社経費として使用してもらいます。業務シナリオとなる経費精算業務と組み合わせ、その有用性を検証し、来るべき日本のキャッシュレス社会の実現を目指します。

「Stapleカード」は、これまで法人向けクレジットカードを持つことができなかった派遣社員、契約社員、アルバイトスタッフなどの非正規雇用も含めた “企業で働くすべての人” が使用できます。「Stapleカード」を使用することで、企業経営・管理側、従業員側それぞれが以下のメリットを享受するに止まらず、間接的に企業全体の生産性の向上がその効果として期待されます。

■企業経営・管理側のメリット
・正規・非正規問わず、すべての従業員への新しい決済手段の提供
・経費精算に関連する作業負担の軽減や振込手数料などのバックオフィス業務における直接・間接コストの大幅な削減
・電子データの利用履歴における管理面での優位性 〜 経費管理の簡易化、使用金額・用途による利用状況の把握、チャージ (前払い) による経費の予実管理など

■従業員側のメリット
・仮払いや経費立替を不要にする新しい決済手段の利用
・経費精算に関連する作業負担の軽減による業務コストの大幅な削減と生産性向上
・正規・非正規問わず、働くすべての人へのその企業に対する「所属感」「安心感」の提供、および「モチベーション」の向上効果

従来、法人向けクレジットカードは、与信審査や銀行の法人口座開設が必須であるなど、特にスタートアップを中心とした中小企業は、その実績や設立年数によっては発行が難しいケースがありました。「Stapleカード」は企業の実績や設立年数に関わらず発行が可能となり、管理者がチャージすることで継続して使用することができます。また、特定サービスや小売店のみで利用できる一般的な個人などを対象にしたプリペイドカードとは異なり、サービス、小売、飲食店、オンライン店舗等など、通常のクレジットカードが使用できるあらゆるシーンでの利用が可能となります。

※出典:「キャッシュレス・ビジョン」(経済産業省:2018年4月11日公表) 記載の内容をクラウドキャストが要約・加工
http://www.meti.go.jp/press/2018/04/20180411001/20180411001-1.pdf


【実証実験の内容】
1) 開始   2018年4月
2) 協力     FINOLAB※、マネーツリー株式会社
3) 目的   法人向けプリペイドカードによるキャッシュレス化推進と業務活用

※THE FINTECH CENTER of TOKYO, FINOLABの略です。三菱地所株式会社、株式会社電通、株式会社電通国際情報サービスの3社が2016年2月より協業運営している国内初・最大のFinTech拠点です。2018年4月現在、スタートアップ会員45社、企業会員10社が参画する会員制のコミュニティ&スペースで、日々オープンイノベーションを推進しています。
http://finolab.jp
クラウドキャストはFINOLABスタートアップ会員の一員として参画しております。

【経費精算サービス「Staple」 の概要】
Staple (ステイプル) はビジネスを強くする「21世紀型」のクラウド経費精算サービスです。スマートフォン・交通系ICカードを使った従業員の経費申請と、上長の承認から経理部門の事務処理までをクラウドで一元管理し、経費精算の手間を1/10に削減します。これまでの紙・表計算ソフトをベースにした20世紀型の経費精算システムとは違い、エンドユーザーファーストのスマートフォン / AI (人工知能) に最適化したプロダクトデザインにより、個人と中小企業における生産性向上を推進します。Stapleは2017年度「グッドデザイン賞」を受賞しました。
https://staple.jp

【クラウドキャスト株式会社の概要】
クラウドキャスト株式会社は、「中小企業の生産性革命」をコンセプトに中小企業における業務効率を、ITを通して実現すべく取組んでいます。現在は、経費精算サービス「Staple」を中心に、今後より多くのサービス展開を行ってまいります。我々のミッションは「Power to the Crowds」、既存の枠組みにとらわれない、新しい発想で世界を変革する「個」を応援することです。

会社名: クラウドキャスト株式会社
代表者: 代表取締役 星川 高志
所在地: 東京都千代田区大手町1−6−1 大手町ビル4階 FINOLAB
設立日: 2011年1月
資本金: 9,310万円
加盟団体: 一般社団法人Fintech協会
URL: https://crowdcast.jp/

【本件に関するお問い合わせ】
■会社名 クラウドキャスト株式会社 (Crowd Cast, Ltd.)
■Email  info@crowdcast.jp

すべての画像


関連リンク
https://staple.jp
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

クラウドキャスト株式会社

18フォロワー

RSS
URL
https://crowdcast.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1−6−1 大手町ビル4階 FINOLAB
電話番号
-
代表者名
星川高志
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2011年01月