【意識調査】親の趣味やリフレッシュ目的の「宿泊預け」、若年層の7割が容認する一方でシニア層は9割が反対。

教育メディアおうち部(https://ouchibu-navi.com)による調査で世代間の育児観の違いが判明

GRASグループ株式会社

GRASグループ株式会社が運営する子育てに関する情報を発信するメディア「おうち部」で子育てとリフレッシュ(外部託児サービスの利用)に関する意識調査を行い結果を記事として公開いたしました。

記事:https://ouchibu-navi.com/report-parents-refresh/

以下は記事の写しとなります。

■ 調査の背景 

共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化により、育児における外部サービスの活用や親のリフレッシュの重要性が浸透しつつある一方で、完全な趣味目的での夜間外出や民間施設への「宿泊預け」に対しては、依然として世間の厳しい目や親自身の根強い葛藤が存在しています。本調査は、綺麗事では語れない「親の趣味と育児の境界線」や「親になった途端に生じる意識の壁」を浮き彫りにし、現代日本における育児観のリアルな実態と世代間の差違を明らかにする目的で実施されました。

■ 調査概要 

調査主体:おうち部 

調査名:子育てとリフレッシュ(外部託児サービスの利用)に関する意識調査 

調査方法:インターネット調査(無記名式) 

調査対象:全国の10代〜60代の男女 

有効回答数:500名 (内訳:男性240名 / 女性255名 / その他・回答しない5名) 

調査時期:2026年6月1日〜6月4日 

※本調査結果やグラフを引用・転載される際は、必ず以下の通りリンク付きで表記をお願いいたします。
引用元:おうち部(【意識調査】親の趣味やリフレッシュ目的の「宿泊預け」、若年層の7割が容認する一方でシニア層は9割が反対。

「昼の短時間」は8割が容認、しかし「夜の宿泊」は7割が否定的に

まず前提として、親がリフレッシュのために外部サービスを使うこと自体は、すでに広く受け入れられつつあります。 「昼間の短時間、買い物や美容院のために未就学児を一時預かりに預ける行為」に対しては、全体の82.2%が「肯定的」と回答しました。日中の息抜きに対する理解はかなり進んでいると言えます。

しかし、これが「完全な趣味(ライブや旅行など)のために、夜間に宿泊で預ける行為」になった途端、結果は一変します。「否定的」と答える割合が、一気に70.0%へと跳ね上がるのです。 「親たるもの、夜は子どものそばにいるべき」という考え方が、今も根強く存在していることがわかります。

ところが、この「7割が否定的」という数字を年代別で詳しく見ていくと、驚くべき認識の差が明らかになりました。

若者の7割が容認、シニア層の9割が拒絶。大きく分かれる価値観

「趣味目的での宿泊預け」に対する賛否を、年代別にまとめたデータが以下の通りです。

外部サービスの利用にあまり抵抗がない10・20代の若年層は、約7割が「プロに預けて親がリフレッシュしても良い」と肯定的に捉えています。費用を払って安全な環境を確保できるのであれば、必ずしも親が自己犠牲を払う必要はないという合理的な考え方が広まっているようです。

一方で、60代以上のシニア層は9割以上(91.7%)が「否定的」と回答しています。「親が趣味のために子どもを夜間に他人に預けることは控えるべき」という、伝統的な育児観が依然として強く保たれていることがわかります。

「親になった途端」に意識が変わる? 30代に見る理想と現実

では、いま「肯定的」と答えている若年層の方々も、結婚して親になればそのままの価値観でいられるのでしょうか。 ここで、子育ての当事者世代である「30代」のデータを【子どもの有無】で分けて比較してみると、非常に興味深い現実が見えてきます。

【30代の「宿泊預け」に対する否定的な回答の割合】

同世代であっても、子どもがいない層は「預けてもいいのでは」とおよそ半数が容認しています。しかし、いざ自分が親になった途端、否定的な割合が8割へと大きく上昇するのです。

「プロに預けて自分が遊ぶのは気が引ける」という、親としての強い責任感や葛藤が芽生えるのかもしれません。若年層の柔軟な価値観であっても、実際に親という立場になった時のプレッシャーや当事者意識の前では、考え方が変わっていく様子がうかがえます。

夜間が敬遠される理由と、夫婦間での意識の差

ちなみに、夜の宿泊預けに対してモヤモヤする一番の理由としては、「他人に預けられる子どもの寂しさや安全面(43.4%)」と「子どもと夜を過ごすことを最優先すべきという親の責任論(32.0%)」が上位を占めました。

また、「もし配偶者から『1泊預けてライブに行きたい』と提案されたら?」という質問に対しても、男女で少し差が見られます。

夫側は65.0%が否定的だったのに対し、妻側は76.1%が否定的でした。 日頃の育児の負担を多く背負いがちな女性(妻)のほうが、パートナーの「宿泊を伴う趣味での外出」に対して、よりシビアな目を向けている傾向があるようです。

まとめ:サービスは充実しても、意識の変化にはまだ時間がかかる

近年、都市部を中心に24時間対応の民間託児所やベビーシッターの宿泊プランなど、費用を払えば子どもの安全を確保できる外部サービスは確実に増えてきています。また、若年層を中心に「親も外部サービスを頼って自由な時間を持っていい」という考え方へシフトしつつあるのも事実です。

しかし今回の調査結果からは、親自身の「子どもを優先すべき」という強い責任感や、世代間での価値観の大きな隔たりが浮き彫りになりました。 便利なサービスがどれだけ整っても、社会全体の「子育てへの意識」や「親の役割に対する考え方」が柔軟になるまでには、もう少し時間がかかるのかもしれません。

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上場
未上場
資本金
8350万円
設立
2005年08月