HPE、設計を一新し適用範囲を拡大したHPE ProLiant Gen10 Plusを発表
総合的なパフォーマンスとストレージ拡張性を強化し、仮想化環境、HPC、 ビッグデータ分析、SDS、テレコムに適用範囲を拡大
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード株式会社:東京都江東区、社長執行役員:ジャスティン・ホタード)は本日、HPE ProLiant DL325 Gen10 Plus およびDL385 Gen10 Plusサーバーの提供開始を発表します。
新モデルはHPE ProLiant Generation 10(Gen10)の進化版として初めて発表するサーバーです。第2世代AMD EPYC 7002プロセッサーの最上位モデル(最大3.4GHz、64コア)の搭載を可能にしたほか、9%高速化した3200 MT/sメモリ、PCIe 4.0サポートによるI/Oの高速化など総合的なパフォーマンスの向上を実現しています。従来の1Uラックサーバーの設計を一新したHPE ProLiant DL325 Gen10 Plusサーバーは、ストレージ搭載容量を従来モデルの2.4倍(最大24 SSDドライブ、367.2TB)に強化し、同等サイズの製品の中で群を抜いたストレージ拡張性を提供します。2Uラックサーバー HPE ProLiant DL385 Gen10 Plusにおいても、この性能が最大限に発揮されるよう設計を一新しました。
新モデルはハイブリッドIT環境のデータセンターで運用される以下の5つのワークロードを意識して開発されました。マルチコアプロセッサーに加え、メモリの高速化、ストレージ容量の強化により、プラットフォームの適用範囲を拡大します。
1. 仮想化環境
VM密度が最大化された仮想化環境の基盤により、サーバーリソースの稼働率を引き上げ、運用コストを引き下げる仮想化のメリットを享受することができます。
HPE ProLiant DL325 Gen10 Plusサーバーは、1プロセッサーサーバーの仮想化性能の世界記録を87%上回り、コストパフォーマンスでも36%上回る(*1)結果を達成しました。
2. HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)
常に性能向上が求められるハイパフォーマンスコンピューティングの分野においてもHPE ProLiant DL385 Gen10 Plusサーバーは、用途の範囲を新たな段階に拡大します。HPCアプリケーションで必要とされるプロセッサー自体の性能、メモリ容量とスループット、ASICやGPUによるアクセラレーション搭載機能を兼ね備えているため、適用できるワークロードの幅が広がります。
3. ビッグデータ分析
リアルタイムに意思決定するための洞察を迅速に得るために、膨大な構造化・非構造化データを保存、アクセス、分析できることが必要です。ビッグデータの処理には、多数のメモリチャネルで接続された高速な大量メモリと、多数の高性能コアが必要とされます。ラック型のコンピュートとストレージであるHPE ProLiant DL325 Gen10 PlusおよびHPE ProLiant DL385 Gen10 Plusであれば、ビッグデータのワークロード処理用システムのビルディングブロックとして柔軟に構成でき、迅速なデプロイ、効率的な拡張、安全な管理で活用できます。
4. ソフトウェア定義ストレージ(SDS)
ストレージ仮想化の形態であるSDSは、スケーラビリティと管理の容易さ、コスト削減への効果から導入が進んでいます。最大24ドライブ搭載のHPE ProLiant DL325 Gen10 Plusおよび最大38ドライブ搭載のHPE ProLiant DL385 Gen10 Plusは、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)のようなワークロードに利用されるSDSのプラットフォームとして、データ容量の増大に効果的に対応します。HPE ProLiant DL385 Gen10 Plusは最大32 ものNVMe SSDをサポートします。
5. テレコム/NFV(Network Functions Virtualization)
5Gの普及とエッジコンピューティングの拡大に伴ってデータが爆発的に増大しており、多くの通信事業者のレガシーネットワークの限界を圧迫しています。低レイテンシ接続の高速CPUコアは5Gネットワークを介した音声、データ、動画の配信に効果を発揮します。HPE ProLiant DL385 Gen10 Plusは豊富なメモリ構成、PCIe 4.0で接続されたネットワークインタフェースカードやアクセラレーターによりレイテンシを最小限に抑えます。
〈製品価格と販売開始時期〉
製品名 最小構成価格(税抜)/販売開始日
HPE ProLiant DL325 Gen10 Plus
576,000円~/2020年1月16日
HPE ProLiant DL385 Gen10 Plus
690,000円~/2020年1月16日
■新製品に関する製品情報は以下のURLを参照してください。
HPE ProLiant DL325 Gen10 Plus
https://www.hpe.com/jp/ja/product-catalog/servers/proliant-servers/pip.hpe-proliant-dl325-gen10-plus-server.1012189109.html
HPE ProLiant DL385 Gen10 Plus
https://www.hpe.com/jp/ja/product-catalog/servers/proliant-servers/pip.hpe-proliant-dl385-gen10-plus-server.1012189113.html
注記
*1 HPE ProLiant DL325 Gen10 PlusサーバーとLenovo ThinkSystem SR650に1個および2個のIntel Xeon Platinum 8180を搭載した比較。2019年11月。
SPECとSPECpowerは、SPEC (Standard Performance Evaluation Corporation) の登録商標です。2019年11月18日時点の spec.org をご覧ください。
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをサービスとして(as-a-Service)提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細は www.hpe.com でご確認ください。
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html
# # #
AMD、AMD Arrowロゴ、EPYCおよびそれらの組み合わせはAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。このプレスリリースで使用されているその他の製品名は識別の目的のためのみに使用されており、それぞれの企業の商標である場合があります。
■お客様からのお問い合わせ先
(記事掲載時のお問合わせ先もこちらでお願いいたします。)
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 (携帯、PHS:03-5749-8279)
(C) 2020 Hewlett Packard Enterprise Development LP
製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。
新モデルはHPE ProLiant Generation 10(Gen10)の進化版として初めて発表するサーバーです。第2世代AMD EPYC 7002プロセッサーの最上位モデル(最大3.4GHz、64コア)の搭載を可能にしたほか、9%高速化した3200 MT/sメモリ、PCIe 4.0サポートによるI/Oの高速化など総合的なパフォーマンスの向上を実現しています。従来の1Uラックサーバーの設計を一新したHPE ProLiant DL325 Gen10 Plusサーバーは、ストレージ搭載容量を従来モデルの2.4倍(最大24 SSDドライブ、367.2TB)に強化し、同等サイズの製品の中で群を抜いたストレージ拡張性を提供します。2Uラックサーバー HPE ProLiant DL385 Gen10 Plusにおいても、この性能が最大限に発揮されるよう設計を一新しました。
新モデルはハイブリッドIT環境のデータセンターで運用される以下の5つのワークロードを意識して開発されました。マルチコアプロセッサーに加え、メモリの高速化、ストレージ容量の強化により、プラットフォームの適用範囲を拡大します。
1. 仮想化環境
VM密度が最大化された仮想化環境の基盤により、サーバーリソースの稼働率を引き上げ、運用コストを引き下げる仮想化のメリットを享受することができます。
HPE ProLiant DL325 Gen10 Plusサーバーは、1プロセッサーサーバーの仮想化性能の世界記録を87%上回り、コストパフォーマンスでも36%上回る(*1)結果を達成しました。
2. HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)
常に性能向上が求められるハイパフォーマンスコンピューティングの分野においてもHPE ProLiant DL385 Gen10 Plusサーバーは、用途の範囲を新たな段階に拡大します。HPCアプリケーションで必要とされるプロセッサー自体の性能、メモリ容量とスループット、ASICやGPUによるアクセラレーション搭載機能を兼ね備えているため、適用できるワークロードの幅が広がります。
3. ビッグデータ分析
リアルタイムに意思決定するための洞察を迅速に得るために、膨大な構造化・非構造化データを保存、アクセス、分析できることが必要です。ビッグデータの処理には、多数のメモリチャネルで接続された高速な大量メモリと、多数の高性能コアが必要とされます。ラック型のコンピュートとストレージであるHPE ProLiant DL325 Gen10 PlusおよびHPE ProLiant DL385 Gen10 Plusであれば、ビッグデータのワークロード処理用システムのビルディングブロックとして柔軟に構成でき、迅速なデプロイ、効率的な拡張、安全な管理で活用できます。
4. ソフトウェア定義ストレージ(SDS)
ストレージ仮想化の形態であるSDSは、スケーラビリティと管理の容易さ、コスト削減への効果から導入が進んでいます。最大24ドライブ搭載のHPE ProLiant DL325 Gen10 Plusおよび最大38ドライブ搭載のHPE ProLiant DL385 Gen10 Plusは、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)のようなワークロードに利用されるSDSのプラットフォームとして、データ容量の増大に効果的に対応します。HPE ProLiant DL385 Gen10 Plusは最大32 ものNVMe SSDをサポートします。
5. テレコム/NFV(Network Functions Virtualization)
5Gの普及とエッジコンピューティングの拡大に伴ってデータが爆発的に増大しており、多くの通信事業者のレガシーネットワークの限界を圧迫しています。低レイテンシ接続の高速CPUコアは5Gネットワークを介した音声、データ、動画の配信に効果を発揮します。HPE ProLiant DL385 Gen10 Plusは豊富なメモリ構成、PCIe 4.0で接続されたネットワークインタフェースカードやアクセラレーターによりレイテンシを最小限に抑えます。
〈製品価格と販売開始時期〉
製品名 最小構成価格(税抜)/販売開始日
HPE ProLiant DL325 Gen10 Plus
576,000円~/2020年1月16日
HPE ProLiant DL385 Gen10 Plus
690,000円~/2020年1月16日
■新製品に関する製品情報は以下のURLを参照してください。
HPE ProLiant DL325 Gen10 Plus
https://www.hpe.com/jp/ja/product-catalog/servers/proliant-servers/pip.hpe-proliant-dl325-gen10-plus-server.1012189109.html
HPE ProLiant DL385 Gen10 Plus
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注記
*1 HPE ProLiant DL325 Gen10 PlusサーバーとLenovo ThinkSystem SR650に1個および2個のIntel Xeon Platinum 8180を搭載した比較。2019年11月。
SPECとSPECpowerは、SPEC (Standard Performance Evaluation Corporation) の登録商標です。2019年11月18日時点の spec.org をご覧ください。
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをサービスとして(as-a-Service)提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細は www.hpe.com でご確認ください。
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html
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AMD、AMD Arrowロゴ、EPYCおよびそれらの組み合わせはAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。このプレスリリースで使用されているその他の製品名は識別の目的のためのみに使用されており、それぞれの企業の商標である場合があります。
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