Citadel AI、セキュリティカメラの世界的リーディングカンパニー i-PRO 社向けに AI の信頼性・品質向上ソリューションを提供開始

株式会社Citadel AI

「信頼できるAI」を社会実装する株式会社Citadel AI(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小林裕宜、以下「Citadel AI」)は、セキュリティ監視やパブリックセーフティ等の各分野に欠かせないセンシングソリューションの世界的なリーディングカンパニーである i-PRO 株式会社(東京都港区、代表取締役社長 尾崎 祥平、以下「i-PRO」)向けに、セキュリティ監視用AIアプリケーションの信頼性・品質向上を支援するCitadel Lensの提供を開始いたします。

(写真提供:i-PRO株式会社 AIプロセッサー搭載型カメラ)



◾️セキュリティ監視におけるAIの役割と課題


セキュリティ監視及びパブリックセーフティの分野において、AIの重要性はますます増しています。AIは、多くのセキュリティカメラから収集した大量のデータを、高速かつ効率的に分析処理します。また、セキュリティカメラの映像から人物、車輌や様々な物体を自動でリアルタイムに検出し、識別することができます。これにより、必ずしも人の目で確認することなく、不審な物体や行動を素早く検出し、迅速な対応を支援し、潜在的な脅威を迅速に排除することが可能となります。


しかし、セキュリティ監視用のAIアプリケーションは、さまざまな環境の中で、複数の物体を検出し識別することが求められます。物体の大きさや角度、明るさ、色合い等は、撮影方法や外部環境によって、開発環境とは大きく変動します。こうした予期せぬ状況下で、多数の物体の中から目標とする物体を正確に検出し識別するよう、AIを学習させることは非常に困難であり、膨大な時間とコストを要します。


適切な学習ができていない場合、技術的な品質問題、ビジネス上の損失に留まらず、人間の生命や安全、企業ブランド、さらには法制度や標準に対するコンプライアンスに関わる問題を引き起こしてしまうリスクが生じます。



◾️Citadel Lens によるセキュリティ監視AIの信頼性・品質向上


物体検出AIでは、物体の検出漏れ(失検知)、誤検知・過検知、バウンディングボックスの位置ずれ、あるいはクラス分類ミスといった問題が頻繁に発生します。Citadel Lensは、こうした問題を自動検出し、IOU・Recall・Precision等の指標に基づき、その原因をひとつひとつの対象オブジェクト毎に容易に分析することができます。

(物体検出AIにおける共通の問題を可視化し容易に分析)


また他社にない非常にユニークな機能として、各オブジェクトを選択して、個別にヒートマップ表示させた上で、その場で編集しシミューレーションすることも実現しており、​​従来では難しかった、対象オブジェクトごとに掘り下げた出力根拠の可視化により、なぜ未検知や過検知等が発生しているのか、容易に分析した上で、品質改善に役立てることが可能です。

(選択したオブジェクト毎のヒートマップ表示が可能)


さらに、カメラの性能、外部環境、被写体との位置関係など、現実に起こり得る環境変化に即した補正加工画像を、元データから自動生成し、お客様の物体検出AIの「ノイズ耐性テスト」を即座に実行することができます。


画像に付加されたメタデータや、画像固有の明るさ等の特徴量を組み合わせたデータスライスを実行し、精度の出ていないデータセグメントを自動で洗い出した上で、データセグメントごとのさまざまな精度指標を容易に確認することも可能です。

(環境変化に即したノイズ耐性テスト)



◾️i-PROとCitadel AIの連携


Citadel AIは、Citadel Lensの提供を通じ、i-PROのセキュリティ監視AIアプリケーションの更なる信頼性・品質向上を実現します。i-PROの、テクノロジーエンジニアリング UX&AI開発 AIアプリケーションチームの島田 健史様は、「私たちのビジョンは、製品やサービスの提供を通じて、社会の安心安全に貢献する、新しい価値を創造し続ける企業になることです。Citadel AIと連携することで、AIアプリケーションを様々な精度指標でリスク分析・評価を実施し、高い信頼性を実現することで、より安心安全な社会の実現に貢献することを楽しみにしています。」と述べています。Citadel AIは、「信頼できるAI」の実現を通じて、今後も社会課題の解決を目指して参ります。



【株式会社Citadel AIについて】


Citadel AIは「信頼できるAI」の社会実装を実現する、日本発のグローバルスタートアップです。ハイリスクAIの課題と正に実戦で闘って来た世界のエンジニアが結集し、開発をリードしています。弊社製品は、AIのモデルやフォーマットに依存することなく、統一化されたテストを、汎用的に適用することが可能です。国際標準業界を代表するBSI等に採用され、グローバル市場で高い評価をいただいています。


代表取締役  小林裕宜

設立             2020年12月10日

企業URL       https://www.citadel.co.jp

X(旧Twitter)    https://twitter.com/CitadelAI

お問合せ   info@citadel.co.jp


【i-PRO株式会社について】


i-PRO株式会社は、セキュリティ監視、パブリックセーフティ、そして医療用イメージングの各分野に欠かせないセンシングソリューションの世界的なリーディングカンパニーです。パナソニックにおける60年以上にわたる数々のセンシング技術とイノベーションを継承し、2019年に設立されました。i-PROは、一瞬も見逃さない高度なセンシング技術とあらゆる環境に対応する信頼性の高いソリューションで、人々の命を守り救うプロフェッショナルをサポートし、より安心安全な社会の実現に貢献します。


代表取締役  尾崎 祥平

設立             2019年10月1日

企業URL   https://i-pro.com/

お問合せ i-PROカスタマーコンタクト

https://i-pro.com/products_and_solutions/ja/surveillance/contact-us

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会社概要

株式会社Citadel AI

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URL
https://citadel-ai.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区代々木4-62-7-103
電話番号
-
代表者名
小林裕宜
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年12月