燈株式会社と岩田地崎建設株式会社が LLM を中心とする AI 技術を活用した文書作成効率化システムの開発に着手
燈は、「日本を照らす燈となる」という使命を掲げ、産業が抱える課題を起点に、AIを中心とする最先端テクノロジーによって未来を実装する東京大学/松尾研究室発のAIスタートアップ企業です。建設業界においては、これまで大手建設会社様との協業によるDX推進プロジェクトの実施や建設業向け請求書処理DXシステム「Digital Billder(デジタルビルダー)」、ChatGPTをはじめとする大規模言語モデル(LLM)を建設業のデータ・ツールに特化させた AKARI Construction LLM の提供等を通じて最先端技術を用いた建設DXに挑んで参りました。
ChatGPT の台頭以前より燈はLLM (ChatGPT に代表される大規模言語モデル) の業務活用を進めて参りました。そして昨年 12 月より岩田地崎建設様と共に、負荷の高い文書作成業務に関して LLM を含む AI 技術による効率化・高度化の検証を行い、この検証の成果を元に4 月より、弊社の提供する建設特化の LLM である AKARI Construction LLM を建設業領域へと適用する業界初の取り組み (※) としてシステム開発に着手いたしました。
燈では、今後も個別の技術に囚われることなく、各企業様の文脈に応じて現場レベルまで踏み込んだ本質的な課題を特定し、真に価値あるDXソリューションの提供を続けて参ります。
※ 2023 年 4 月時点 弊社調べ
■ 岩田地崎建設株式会社 常務執行役員 土木本部長 佐藤 貴尚様 よりコメント
建設業界は長時間労働や労働者の高齢化等の課題に直面しており、i-Construction等への取り組みを通じて当社でも様々な取り組みを進めてきました。一方で、建設業界においては、現場における作業や、現場の施工管理・安全管理に加えて、多くの文書作成業務が存在しています。この度の燈株式会社との取り組みでは、AKARI Construction LLMを利用することでこの文書作成業務の一部の効率化を図るとともに、社内に存在する様々なスキルやノウハウを次世代へと繋ぐ基盤を築くことができると期待しています。
■ 燈株式会社よりコメント
DXを達成するにあたって業務フローにおける力点を抑えた課題解決が非常に重要と考えております。LLM に代表される技術発展を背に、弊社の強みであるアルゴリズムとソフトウェアの力を用いて本件のように深い業務理解を通じた課題解決にこれからも邁進して参ります。
また、私自身の故郷である北海道の発展を支え続けてきた岩田地崎建設様とのお取組みをさせて頂くことは非常に感慨深く、自分自身を育んでくださった社会・環境全体への貢献を目指した活動に尽力し続けて参ります。
(DX ソリューション事業部長 森)
本取組みの検証期間では、岩田地崎建設様との密な議論を通じて一歩一歩着実に、本質的な課題解決の道を探って参りました。この成果をいち早く業務担当者様の元へお届けできるよう、システム開発にもスピード感を持って取り組んで参ります。
燈は今後も質実剛健に業界・業務理解を深め、アルゴリズムの価値を最大化して企業様にお届けして参ります。
(DX ソリューション事業部 Algorithm Engineer 富田)
【本件に関するお問い合わせ先】
燈株式会社広報チーム pr@akariinc.co.jp
もしくはHPのお問合わせフォーム https://akariinc.co.jp/contact
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