SailPoint、マシン アイデンティティの管理、セキュリティ、ライフサイクルを効率化する新製品「SailPoint Machine Identity Security」を発表

~急成長分野であるマシン アイデンティティにアイデンティティ ガバナンスを拡大し、企業の重要課題に対応~

*本プレスリリースは、2024年10月22日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。内容および解釈については英語版が優先されます。

企業向けアイデンティティ セキュリティのリーダーであるSailPoint Technologies, Inc.(以下「SailPoint」)の日本法人SailPointテクノロジーズジャパン合同会社(東京都港区、社長 藤本 寛、以下「SailPointテクノロジーズジャパン」)は、Identity Security Cloudの新製品である「SailPoint Machine Identity Security」の提供開始を発表しました。SailPoint Machine Identity Securityは、サービス アカウントやボットなどのマシン アカウントに特化した専用ソリューションです。SailPoint Atlasプラットフォーム上に開発されたSailPoint Machine Identity Securityは、マシン アイデンティティとヒューマン アイデンティティのセキュリティ プロセスを統合することで、企業全体のアイデンティティ管理をよりシンプルで包括的に行うことを可能にします。

Dimensional Research社の最新の調査レポート「マシン アイデンティティの危機:手作業によるプロセスと隠れたリスク」によると、調査対象企業の66%が依然として煩雑な手作業でマシン アイデンティティを管理しており、リアルタイムにアクティブなマシン アイデンティティを把握できている企業は、わずか38%にとどまることが明らかになりました。この背景から、調査対象となったアイデンティティの担当者の72%が「マシン アイデンティティの管理はヒューマン アイデンティティよりも難しい」と感じているのも自然な結果であり、効率的かつ自動化されたアイデンティティ管理ソリューションの需要が急速に高まっていることが示されています。また、セキュリティ担当者の88%は、非アクティブなマシン アイデンティティを削除することで、予期せぬシステム障害が発生する可能性を懸念しており、可視化と制御の不足が不要なリスクを生んでいる状況が浮き彫りになっています。

調査対象企業の約70%では、ヒューマン アイデンティティよりも多くのマシン アイデンティティを管理しており、この傾向は今後もさらに加速すると予測されています。実際、これらの企業では、今後3~5年でマシン アイデンティティが約30%増加し、その成長率は他のアイデンティティの種類を上回る見通しです。サイバー攻撃者がマシン アイデンティティを狙うケースが増加する中で、効果的なマシン アイデンティティ管理の重要性はこれまで以上に高まっています。SailPoint Machine Identity Securityは、孤立した、あるいは管理されていないマシン アイデンティティに関連するリスクを軽減することで、組織のセキュリティ体制を強化します。

本製品により、組織はマシン アカウントの検出から分類・タグ付けを効率的に行い、状況が変化する中でも、常に最新の人間の責任者(所有者)を割り当てることができます。また、不要なアカウントや権限を無効化するために、アクセス権限の審査・棚卸を確実に実施することが可能です。SailPoint Machine Identity Securityは、企業がマシン アイデンティティをヒューマン アイデンティティと同等の可視化、制御のもとでガバナンスを確立し、アイデンティティ セキュリティ プロセスを合理化しながら包括的な管理を実現するのに役立ちます。さらに、ガバナンスとライフサイクル管理の自動化により、組織はコンプライアンス対応の信頼性を高め、規制要件への懸念を払拭することが可能です。

SailPointのプロダクト マネジメント シニア・バイスプレジデントを務めるベン・コーディは次のように述べています。
「マシン アイデンティティは、ヒューマン アイデンティティと同様にサイバー攻撃の標的になりやすく脆弱な存在です。場合によっては、ヒューマン アイデンティティよりも攻撃者の標的となりやすいこともあります。今日の脅威状況において、それぞれのアイデンティティを異なる方法で管理することはもはや理にかなっていません。企業は、ヒューマン アイデンティティと同等の可視性と制御をマシン アイデンティティにも求める必要があります。SailPoint Machine Identity Securityは、SailPoint Atlasプラットフォームを基盤とし、人間とマシン双方のアイデンティティを同等に厳格な基準で管理します。さらに、手作業による介入を最小限に抑えた自動化と拡張で、お客様の短期的・長期的な成功を支援します」

SailPoint Machine Identity Securityの詳細は、こちらをご参照ください。

■SailPointについて
SailPointは、現代の先進的な企業が、アプリケーションやデータの安全な利用を、アイデンティティの観点から、スピードと拡張性を持って、継ぎ目のない一枚岩のプラットフォーム上で管理・保護することを支援しています。アイデンティティ セキュリティのカテゴリー リーダーであるSailPointは、企業のシステム環境の安全性を確保する基盤としてのアイデンティティ セキュリティを、これからも進化させ続けていきます。SailPointが提供するインテリジェントで拡張性が高い包括的なユニファイド プラットフォームは、アイデンティティを標的にしたダイナミックなサイバー脅威から組織を保護するとともに、企業の生産性と効率性を向上させます。企業が、ビジネス変革を牽引する安全なテクノロジー エコシステムを先進的で高度に作り上げる支援を提供していきます。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。


会社概要

URL
https://www.sailpoint.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂2丁目23番1号 アークヒルズフロントタワーRoP806号
電話番号
-
代表者名
藤本 寛
上場
未上場
資本金
-
設立
-