国際女性デーに寄せて──“Why not you?”と問い続ける8人の挑戦、Ameliasスタートアップ支援金 成果報告会開催
女性起業率2%未満の日本で、8名が挑んだ半年間─Ameliasスタートアップ支援金 成果報告会を開催

国際女性デーに寄せて
3月8日、国際女性デー。日本は世界経済フォーラム「Global Gender Gap Report 2025」において148カ国中118位。起業分野では女性の起業率は2%未満とされ、「失われた起業家」の73%が女性と指摘されています。
そんな現状の中で、私たちは女性たちにこう問いかけ続けています。
「Why not you?(あなたがやればいい!)」
一般社団法人 Women's Startup Lab Impact Foundation Japan(代表理事:堀江愛利、以下Amelias)は、The Coca-Cola Foundation(TCCF)とのパートナーシップのもと、女性起業家8名の半年間の挑戦を支援。2026年3月5日、東京にて成果報告会を開催しました。
支援金プログラム概要
全国約100名の応募の中から選ばれた8名の女性起業家に対し、最大15,000ドル(約230万円)の資金支援に加え、メンタリングやコミュニティ形成を含む半年間の伴走支援を実施しました。
TCCFとの協働は単なる助成にとどまらず、女性が“挑戦し続けられる環境”を育てる取り組みです。採択者同士が互いに学び合い支え合うコミュニティを形成しながら、グローバルな視点で社会課題に挑む女性起業家の育成を目指しています。
本プログラムを通じて生まれた起業家たちが、将来は次の世代の女性起業家を支える存在となる——そのような循環型のエコシステムづくりも視野に入れています。
成果報告会では採択者8名が事業の現在地と成果を発表。グローバル展開、フェムテック、AgriTech、教育、循環型ビジネスなど多様な領域で、社会課題解決に挑む女性起業家たちが力強いプレゼンテーションを行いました。
資金を超えた“つながり”という財産
Ameliasでは、資金支援に加え、先輩起業家との「縦のつながり」と、同じ志を持つ仲間との「横のつながり」を大切にしています。挑戦を続けるための心理的安全性と連帯を育むことも、支援の重要な要素です。半年間のプログラムを振り返り、採択者の一人はこう語りました。
「“ひとりじゃない”と思えたことが一番の財産でした。」
国際女性デーは、祝うだけでなく問い続ける日です。
Ameliasはこれからも、女性たちの挑戦に伴走していきます。
【採択者一覧】(順不同・五十音順)

浅井しなの (株式会社asai 代表取締役)
健康とライフスタイル関連サービス
月経血状態から女性特有の健康状態を知るシステムの開発をする研究開発型フェムテックスタートアップ。

小島 幸代 (株式会社RINNE 代表取締役)
アップサイクル・創造的リユース事業
不要な素材を創造力で活かす場を展開。日本の「もったいない」文化を大切に、人と地域をつなぎ、循環型社会をデザインする取り組みは、各種アワードを受賞し社会的に注目されている。

坂田 ミギー (株式会社こたつ 共同CEO、特定非営利活動法人シフトエイティ 代表理事)
スラム地域での教育支援事業
ケニアのナイロビにあるキベラスラムで子どもたちの就学と進学、困難な状況にある女性の支援を行う。「教育による希望の循環」を掲げ、現地と日本をつなぐ支援の輪を広げている。

須藤 紫音 (株式会社VVV 代表取締役)
Femtech・サステナブルヘルスケア
天然の竹を原料にした生分解性のサニタリー用品「limerime」(ライムライム)を展開。身体と環境にやさしい製品を起点に、女性の健康課題を解決する新しいFemtechプラットフォームを開発中。EC・コミュニティ・医療・教育をつなぐ「伴奏型プラットフォーム」として、女性のライフステージに寄り添い、次世代の社会インフラとなることを目指す。

那須 かおり(一般社団法人4Hearts 代表理事)
インクルーシブ・コミュニケーション推進
見えにくいコミュニケーションバリアを社会課題として可視化し、当事者と社会双方の意識のズレに働きかける活動を展開。行政や企業との協働により、地域全体の行動変容を促す取り組みは、共生社会の新しいモデルとして評価されている。

ホン リナ (株式会社Kukulcan 代表取締役CEO)
AgriTech・畑の食品ロスを価値に
農業従事者が収穫の見通しを立てられるテクノロジーを開発。畑の隠れロスを可視化し価値化。自治体・企業と連携し、一次産業と環境課題の解決に挑む。

向井 桃子 (株式会社MONA company 代表取締役)
日本初の国産使い捨て月経ディスクMOLARAの製造・販売。
全国31施設で導入され、Amazonや公式サイトではサブスク会員数が増え、メディアでも多数取り上げられ、TikTok LIVEには1ヶ月で約12万人が視聴。

本橋 岬 (株式会社MISAKU 代表)
学生起業家・ Chotto Matcha カフェ事業
UCバークレー在学中の学生起業家。後退産業の日本茶農家を支援し、フィリピン2店舗と浅草店を展開。世界へ日本茶の魅力を発信。
翌週イベントのご案内
成果報告会に続き、Amelias代表・堀江愛利が登壇する下記イベントが開催されます。女性の起業・挑戦を後押ししたい方、自分の一歩を踏み出したい方はぜひご参加ください。
▶ イベント① 「強い起業家 ― 自分軸のつくり方」
「やりたい気持ちはある。でも、なぜか踏み出せない。」 それは能力や準備不足ではなく、“在り方(Being)”がまだ言語化されていないだけかもしれません。
本イベントでは、ノウハウやHow(やり方)に入る前に、 起業・事業の土台となる「自分は、どう在りたいのか(Being)」を言語化することからスタートします。
・日時:2026年3月12日(木)17:00〜18:00
・場所:虎ノ門ヒルズ CIC Tokyo(オンライン同時開催)
・申込:https://arihorie.peatix.com
▶ イベント② 著者・堀江との特別ディナー会
CICでのイベント終了後、会場付近にて著者堀江とのディナー会を開催します。Womens Startup Lab創業者堀江と参加者同士で、より深く対話できる少人数の特別な場です。
・日時:2026年3月12日(木)19:00〜
・場所:虎ノ門ヒルズ周辺(完全事前申し込み制/人数限定)
・申込:https://arihorie.peatix.com
【日本における女性起業家を取り巻く環境と、「Amelias」のこれまでの活動】
世界経済フォーラム「Global Gender Gap Report 2025」で、日本は148カ国中118位とG7中最下位。起業分野においてもOECD調査によると、新規事業を始める女性は国内で2%未満とされ、「失われた起業家」の73%が女性であることが指摘されています。
こうした課題に向き合う取り組みの一つが、シリコンバレー発の女性起業家支援ネットワーク「Women's Startup Lab」です。2013年に米国で女性に特化したアクセラレーターとして設立され、その活動を日本で展開する形で、2022年3月に「Amelias」が立ち上がりました。
設立以来、Ameliasは資金支援に加え、コミュニティと伴走支援を通じて女性が挑戦できる環境づくりを進めています。2023年には経済産業省J-StarXプログラム後援のもと「Amelias Summit」を開催し延べ数百名が参加。さらに起業家トレーニングやネットワーキングの機会を提供し、国内外から関心を集めています。
現在はシリコンバレー拠点の「Women's Startup Lab」と連携し、海外講師による学びや国際的なネットワーク構築など、女性起業家がグローバルに挑戦できる機会を継続的に提供しています。
Ameliasは今後も、一人ひとりの挑戦を後押しし、社会を動かす未来のリーダーが次々と生まれる環境づくりを進めてまいります。
【Ari Horie/堀江愛利 (Women’s Startup Lab 創業者&CEO)】
カリフォルニア州立大学を卒業後、IBMなどの企業でキャリアを積み、2013年にWomen’s Startup Labを設立。CNN「10 Visionary Women」や米国Entrepreneur Magazine「100 Powerful Women of 2020」など多くの賞を受賞し、日本初のバービー人形ロールモデルにも選出。近年は日本においても、女性起業家を支援する「Amelias(アメリアス)」を設立。経済産業省の委託による女性起業家の海外派遣プログラム「J-StarX」を主導し、日本と米国をつなぐ起業支援の第一人者として活動を広げている。
著書に『HITOLOGY やりたい仕事を自分でつくる ― シリコンバレー発 自分を活かした「はじめて起業」』。同書はAmazon女性史カテゴリでベストセラー1位を記録。
Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/堀江愛利
公式Web:https://www.arihorie.com

【一般社団法人Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan】
Women’s Startup Lab Impact Foundation Japan(ウィメンズ スタートアップ ラボインパクトファウンデーションジャパン)は日本で女性の起業をサポートをしています。「Amelias(アメリアス)」という活動名で 「Think Crazy, あなたの夢中が、未来をつくる。」をコンセプトに、人々の起業家マインドの発掘から、実際の起業前後の支援までを一貫して行っています。
未来を構築していくイノベーション分野にて、より多くの女性が参入することが、女性の目線が反映された社会構造を持続させるきっかけになると考え、自治体・民間企業・教育機関と連携し、女性に特化した包括的な起業家支援エコシステム(相互に協業し相乗効果を生み出す仕組み)の創造を重要な活動と位置づけ、“個々人が自らの夢中を原点に何かを始められる社会”の実現を目指します。

【The Coca-Cola Foundation】

The Coca-Cola Foundation(TCCF)の使命は、コカ・コーラ社が事業を展開し、またその従業員が生活を営む世界中の地域社会に前向きな変化をもたらすことです。財団が支援するのは、複雑な世界的課題に取り組み、測定可能で永続的なインパクトを残すことのできる変革的なアイデアや団体です。現在は安全な水への持続可能なアクセス、気候変動による被害からの回復力、防災・減災と災害発生時の対応、サーキュラーエコノミー、経済的エンパワーメント、地域社会への貢献に重点を置いて寄付を行っています。財団は1984年の設立以来、世界中の地域社会を強化するという使命のために15億ドル以上の助成金を授与してきました。
TCCFの詳細については、以下ウェブサイトをご覧ください(英語)。
https://www.coca-colacompany.com/social/coca-cola-foundation
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