「ペットライン特別授業」を都内小学校で開催。獣医師とともに犬猫のシニア期へのそなえを子どもたちに伝える。寺田心さんが小学校で先生に挑戦！

子どもたちの動物理解を高める、ペットライン考案の独自プログラム〜いぬとねこシニアのそなえプロジェクト〜

ペットライン株式会社

2024年12月13日 16時30分

国産ペットフードメーカーペットライン株式会社（本社神奈川県横浜市／代表取締役社長小沼亮）は、今年4月にスタートした「いぬとねこシニアのそなえプロジェクト」の一環として、犬猫のシニア期へのそなえを子どもたちに伝える「ペットライン特別授業」を2024年12月12日(木)に行いました。

東京都渋谷区立中幡小学校で開催された特別授業には、プロジェクトアンバサダーである寺田心さんがペットライン所属の獣医師とともに先生役として登壇。実際に大型・小型犬にも授業に登場してもらい、児童たちの笑顔溢れる授業をお届けしました。

寺田心さんが都内小学校へ訪問し先生に挑戦。シニア期の犬猫の擬似体験やわんちゃん登場など、体感しながら学ぶ特別な授業。

東京都渋谷区立中幡小学校の児童20名が集まる教室に、プロジェクトアンバサダーである寺田心さんとペットライン所属獣医師の宮平萌絵が登場しました。

＜犬に囲まれた生活を送る寺田先生＞

「今日は僕が先生になって、みんなに『わんちゃん・ねこちゃんのシニアのそなえ』について、大切な授業をします。」と児童たちに挨拶。授業の冒頭では、自身が飼っている5匹の犬を紹介。人間同様に犬猫も年齢の経過とともに体に衰えが出ることや飼い主さんのサポートが必要なことを伝えました。

＜犬猫の年齢について知り、体の変化と対策を学ぶ＞

犬猫の年齢あてクイズでは、寺田先生から「10歳になったわんちゃん・ねこちゃんは、人の年齢でいうとどのくらいかな？」という質問をすると、児童たちは元気よくクイズに答えていました。「正解は、みんなのおじいちゃんやおばあちゃんと同じ歳くらいになるんだよね」と寺田先生が発表すると、児童たちは驚きの表情を浮かべました。その後、獣医師の宮平が年齢換算表を示しながら「わんちゃん・ねこちゃんにとって、7歳くらいの年齢はおじいちゃんやおばあちゃんの入口です。」と人間に比べて犬猫は早く歳をとり、シニア期は思いのほか早く訪れることを伝えました。

犬猫が歳をとると体にどのような変化や不調が起こるかについて、寺田先生が家の中のイラストを見せながら「シニアのわんちゃん・ねこちゃんにとって、おうちの中で生活していて「大変だなぁ」と思うところを、クイズにしていきたいと思います。」と、児童たちとクイズ形式で一緒に考えました。犬猫にとってなぜ階段は危険か、寺田先生が児童に聞くと「おじいちゃん・おばあちゃんになったら上りづらくなるから」「足腰が弱くなるから」と積極的に意見が出ていました。

次に、シニア期になるとどれくらい犬猫が大変かを知るため、児童のひとりが擬似体験グッズ（重り・耳当て・ゴーグル）を装着して実体験をすることに。体験した児童は「足が重くて生活をするのは大変だと思う」とシニア期の犬猫の体の変化を身をもって感じました。疑似体験を見た寺田先生は「この状態でずっと生活をすると、音が聞こえにくかったり、（犬猫にとって）自分の胸の高さまで足を上げないといけなかったり、すごく大変だよね」と、児童に分かりやすい形でシニア期の犬猫の体の変化による苦労を伝えていました。

続いて、シニア期の犬猫の危険をよりわかりやすく児童に伝えるために、ゴールデンレトリーバーのリリちゃんとミニチュアダックスフンドのちぽちゃんが登場。実際の犬をモデルに獣医師の宮平から、段差だけでなく、フローリングの危険性、目や耳、そして鼻の衰えで想定される危険やポイントについて説明しました。寺田先生は「わんちゃんやねこちゃんがおじいちゃん・おばあちゃんになったときに僕たちが工夫できることがたくさんあることがわかりましたね。」と話し、児童たちは普段生活をしている中では気づかない大切なシニア期へのそなえ方を学びました。

ペットライン考案の子ども向け授業プログラム。犬猫とのしあわせな生活・未来を考える社会活動を展開。

今回の特別授業は、ペットラインが獣医師監修のもと考案したプログラムです。ペットの長寿化に伴い、シニアの犬猫の増加が予想されるなか、子どもたちにもシニア期の犬猫に関する知識や、そなえることの大切さを知っていただくきっかけとして、特別授業を実施しました。動物を大切にする気持ちを学び、普段の接し方にも良い変化につながることを望んでいます。

授業の最後には、プロジェクトの一環で制作したオリジナル絵本「シニアのそなえものがたり」も参加した児童たちにお渡ししました。

小学校で先生を務めた寺田さんコメント

最後に、寺田先生から児童たちに向けて「自分の愛犬や愛猫も自分たちと同じように歳を取っていく中で、動物は人よりも早く歳をとっていきます。自分のペットを家族としてしっかり見てあげて、なにかペットに異変があったら、家族に知らせてあげてほしいですし、今日の授業をみんなの中に留めるだけでなく、周りの人にも伝えてあげてほしいです。シニアのそなえは動物を飼った後の責任でもあるので、今のうちにぜひ学んでほしいです。」と動物を大切にしている寺田先生ならではの気遣いや想いが児童たちに伝えられました。

「いぬとねこシニアのそなえプロジェクト」とは

ペットラインは、シニア期にそなえて愛犬・愛猫の生活環境・食事内容の見直し、変化を見逃さないようにすること、飼い主さんも正しい知識を身につけることが大切だと考えています。これらの想いから、「いぬとねこシニアのそなえプロジェクト」を今年4月に発足しました。

プロジェクトアンバサダーには俳優寺田心さんを起用し、獣医師・親子とともに学べるイベントを交えたプロジェクト発表会を実施。プロジェクト発足後には、SNSで募集した愛犬・愛猫とその家族をモデルにしたオリジナル絵本「シニアのそなえものがたり」を制作し、小学校100校に計2,000冊の絵本を寄贈。声優の下野紘さんによる絵本の朗読ムービーも公開。さらには、東京と大阪で犬と猫の認知症とシニア期について考える写真展「いぬとねこシニアのそなえ展」も開催。

本プロジェクトでは、愛犬・愛猫がしあわせなシニア期を過ごすために、シニア期に注意したいシニア期に起こる症状、生活環境・正しい食生活、日々のケア方法などをわかりやすく学べる取り組みを展開していきます。

特設サイト：https://inu-neko-sonae.com