ClassiqとQuEra、Classiqプラットフォームへの中性原子方式量子コンピューターの統合を発表
QuEraの最先端中性原子方式量子コンピューター向けに、洗練された量子アルゴリズムを簡単に最適化することが可能に
量子ソフトウェアの開発企業であるClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、以下「Classiq」、URL: https://ja.classiq.io/ )と、中性原子方式量子コンピューティングのリーダーであるQuEra Computing Inc.は、本日、QuEraの最先端中性原子方式量子コンピュータをClassiqプラットフォームに統合する戦略的協業を発表しました。この統合によりユーザーはQuEraの量子コンピュータとその高度な量子技術のユニークな機能を活用し、様々な量子アルゴリズムおよび量子と古典のハイブリッドアルゴリズムの最適化を行うことができるようになります。
今回の協業によりClassiqのユーザーは、複数の量子ビットを同時に演算する機能や高度な量子ビットシャトリング機能など、QuEraの中性原子方式量子コンピュータの特徴的な機能を利用できるようになります。さらには、Classiqの豊富なアルゴリズム群にアクセスでき、顧客はアルゴリズムの実行に必要なリソースを見積もることができます。これらの機能により、多数の量子ビットを用いた資源効率の高いアルゴリズムの作成が可能になり、将来的には論理量子ビットにも対応できるようになります。
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Classiq TechnologiesのCEOであるニール・ミネルビのコメント
「QuEra社との提携は、量子計算における大きな前進です。QuEraの中性原子技術をClassiqのプラットフォームに統合することで、量子アルゴリズムを強化し、最適化するためのこれまでにない機会をユーザーに提供することができます。この協業は、最も汎用的で強力な量子計算ソリューションを提供するという我々のコミットメントを明確にするものです。」
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QuEraのCOO(Chief Commercial Officer)であるYuval Bogerのコメント
「Classiqと協業し、当社の中性原子方式量子コンピュータの力をより多くの方々にお届けできることを大変嬉しく思います。Classiqのプラットフォームは、その使いやすさと柔軟性に定評があり、今回、QuEraの技術を統合することで、両社はユーザーが量子コンピュータープロジェクトで新たな可能性を引き出し、画期的な成果を達成する更なる手助けを実現します。」
QuEraの量子コンピュータがClassiqプラットフォームに統合されることで、製薬、金融、物流など様々な分野での量子アプリケーションの開発と展開が加速することが期待されます。オンプレミス量子コンピュータを購入した顧客は、量子アルゴリズムの迅速な開発のためにClassiqプラットフォームを利用できるようになります。今回の提携はイノベーションを推進し、量子計算をより身近でインパクトのあるものにするという両社の継続的なコミットメントを示しています。
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QuEraについて
QuEra Computing社は、中性原子を用いた量子コンピュータの商業化をリードし、高い量子モダリティを持つ企業として広く認識されています。
ボストンを拠点とし、近隣のハーバード大学やマサチューセッツ工科大学の先駆的な研究を基盤に、QuEraは世界最大のパブリックアクセス可能な量子コンピュータを運営、主要なパブリッククラウドおよびオンプレミスでの提供が可能です。
QuEraは、古典的な難問に取り組むための大規模で耐障害性の高い量子コンピュータを開発し、量子分野で選ばれるパートナーとなっています。
詳細については、quera.comをご覧いただくか、XまたはLinkedInをご確認ください。
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Classiqについて
量子ソフトウェアのリーディングカンパニーであるClassiq Technologiesは、アルゴリズム設計から実行に至るまで、量子コンピューティングへのシングルエントリーポイントを持つ包括的なプラットフォーム(IDE、コンパイラ、OS)を提供しています。
高度な記述式の量子ソフトウェア開発環境は、あらゆるレベルの開発者の習熟度に対応し、量子プログラミングを自動化します。これによりAI、機械学習(ML)、線形代数のバックグラウンドを持つ人々を含む幅広い人材が、量子コンピュータ・ハードウェアのプログラミングに関する深い専門知識が無くとも、量子コンピューティングの活用を可能とします。
Classiqは量子コンピューティングへのアクセスを民主化し、幅広い量子ハードウェアへのアクセスを含め、ユーザーが量子コンピューティング革命を最大限に活用できるようにします。Classiqのコアテクノロジーであるアルゴリズムによる量子回路コンパイルは、現在そして未来の量子エコシステムを支えるものです。また、量子コンピュータ、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、量子シミュレータで使用するソフトウェアを提供する先進的な計算ハードウェアプロバイダーとも緊密に連携しています。
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、HSBC、Samsung、インテーザ・サンパオロ、NTTといった強力な投資家に支えられ、Classiqの世界クラスの科学者・エンジニアチームの数十年の量子専門知識が、画期的なソフトウェア開発プラットフォームに活用されています。
詳細は www.classiq.io をご覧ください。
※本リリースは、イスラエルで2024年7月23日(現地時間)に配信された英文プレスリリースの抄訳です。
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