兵庫県立神戸高等学校にてキャリア探究講演会を実施学校教育×企業研修の教育プロジェク ト「NEXT SENSEI」の一環
社会人10名が登壇 生徒満足度は96.6%
「みんな誰かのせんせい」をテーマに掲げ、学校教育と企業研修を融合した教育プロジェクトとして社会課題解決型の研修プログラム「NEXT SENSEI」を提供する株式会社NEXCENT(本社:兵庫県神戸市中央区、代表取締役:小澤 悠、以下「当社」)は、2026年10月22日(木)に兵庫県立神戸高等学校にて「キャリア探究講演会〜X年後の自分に会いに行こう〜」を実施いたしました。
2026年度より、当社が同校総合理学科の授業を担当してきた縁から実現した本企画では、大手企業社員や起業家など多様な経歴を持つ社会人10名が登壇。文理選択を控えた1年生360名を対象に、等身大のキャリアや実体験を伝えました。


■ 実施の背景と目的
2022年より高等学校で「総合的な探究の時間」が必修化され、外部人材の活用が求められる一方、教育現場では担当教員の業務負担が課題となっています。また、同校は生徒の学力水準が高い一方、家族と学校の教員を除くと、社会で働く大人と接する機会が限られています。保護者面談では、「将来就職先が安泰だろう」というイメージが先行して理系を選択する生徒が多いとの状況が確認されており、文系に進んでも多様な職業とキャリアの選択肢があること、理系に進んでも文系で求められる能力は同様に必要となることを、実際の社会人から伝えてほしいという依頼が担当教員からありました。
こうした背景から、文理選択を控えた高校1年生の視野を広げることを目的として本企画の実施に至りました。
■ 当日の様子
1. 体育館での全体会(アイスブレイク:第一印象ゲーム)
午前は体育館での全体会からスタートし、プログラム趣旨の説明後、アイスブレイクとして「第一印象ゲーム」を実施しました。各クラスに社会人1名が入り、生徒が社会人に質問しながらその第一印象を5つ考えて紙に書き出し、いくつ当たっているかをクラス対抗で競いました。開始直後は戸惑いも見られたものの、やり取りを重ねる中で輪を作って話し合いが進み、正解発表では大きく盛り上がって生徒と社会人の距離を縮める時間となりました。その後、集合写真の撮影を行いました。
2. 各教室での講演会
各教室に分かれて行われた講演では、1クラスあたり質疑応答を含めて30分、各登壇者が2クラスを担当しました(1クラスにつき社会人2名が登壇)。登壇者は、文理選択に触れたうえで、自身にとって働くとは何か、学生生活や仕事を通じた失敗の経験と向き合い方、現在取り組んでいること、数年後から10年後に向かっている未来について、過去から未来への流れで語りました。



【登壇者の所属・背景】
所属:フリーアナウンサー、大学職員、電力会社、お菓子メーカー、福利厚生アウトソーシング業、女性起業家、総合重工業メーカー、化粧品メーカー、自動車メーカー、総合商社 特徴:新卒入社の1社に勤めながら副業に挑戦している方、転職を複数回経験している方、起業家、元外交官など、業種・職種・経歴が重ならない構成とし、生徒が一日のうちに多様な実例に触れられるよう選定しました。
3. 希望者を対象とした進路相談会
午後は、1年生から3年生の希望者を対象に個別進路相談会を実施しました。事前申込は17名だったものの、午前の講演を聞いた生徒が当日に参加を決めたことで、40名を超える生徒が相談に訪れました。
■ 実施概要
事業名:NEXT SENSEIプログラム〜身近な社会人による探究伴走プログラム〜
企画名:キャリア探究講演会〜X年後の自分に会いに行こう〜
実施校:兵庫県立神戸高等学校
実施日時:2026年10月22日(木)10:30〜14:30
参加対象・人数: 午前:1年生9クラス(普通科8クラス、総合理学科1クラス) 360名 午後:1年生から3年生の希望者 (神戸アカデミア)40名程度
社会人参加者:12名(登壇者10名、運営3名。うち1名は登壇と運営を兼務)
■ 参加者の反応(アンケート結果)
生徒321名、教員7名によるアンケート(5段階評価)の結果は以下の通りです。
授業への満足度(生徒):平均 4.69 / 「4以上」の割合 96.6%
学業・部活・私生活に役立つ部分があったか(生徒):平均 4.48 / 「4以上」の割合 93.5%
本プログラムへの満足度(教員):平均 4.86 / 「4以上」の割合 100%
▽生徒からの主な感想(自由記述)
文理選択に対する見方の変化:「進路選択に正解はない」「文理選択だけで今後の人生が決まるわけではない」「文系から理系、理系から文系へ進路を変えた社会人が想定より多い」といった記述が多く、進路を選ぶ理由を問い直すきっかけとなりました。また、総合理学科の生徒からは「理系と決めた以上は逃げずに取り組みたい」という声も寄せられました。
社会人と接する機会そのものの価値:普段は家族からしか人生経験を聞く機会がないため、直接話を聞けたことへの肯定的な評価や、「社会人は完璧ではないと知った」「当初のイメージと実際の仕事内容が違っていた」など職業への先入観が更新された様子が見られました。
具体的な行動への接続:明日から起こす行動を問う設問には321名全員が回答し、「興味のある職業について調べ直す」「自分と向き合う時間をつくる」「目標から逆算して必要なことを考える」などの具体的な記述が寄せられました。
教員からの評価
回答した7名中6名が最高評価をつけました。 「文理選択を控えた時期に合わせた内容であった」「教員の意向に迎合せず本心から語られた」「一方通行にならず質疑を交えた展開であった」点などが評価されました。また、定期考査直後という時間帯でも机に突っ伏す生徒が見られなかった点や、午後の進路相談会が生徒にとって貴重な個別対話の機会となった点も挙げられています。
■ 今後の展開
本プログラムの成果を踏まえ、今後は兵庫県内の公立学校へ社会人を継続的に派遣する体制の構築を引き続き目指してまいります。また、進路の方向が定まっていない生徒にも接点が生まれるよう登壇者の構成を意識し、さらなる学びの機会を創出してまいります。
■企業研修業界初!社会課題解決型の研修プログラム「NEXT SENSEI」とは
当社が開発した「NEXT SENSEI」は、事前研修を実施した企業社員を「企業研修の一環として」学校現場に講師として派遣する全3回で構成するプログラムです。
① 企業社員に対して講師として登壇するためのキャリアの棚卸しやマインドセットに関する研修を事前に実施します。
② その後、中学校・高等学校のニーズに合わせて企業社員を派遣します。派遣先の学校で中・高校生向けに人生や仕事における実体験をベースとする授業を実施し、生徒や先生からのフィードバックを受け取ります。
③ 上記フィードバックを踏まえて振り返りの研修を実施します。

本プログラムでは、企業社員が自身の人生の体験を振り返り、失敗や悩んでいたりする“リアルな社会人”の姿を、未来の社会を担う子どもたちに授業を通して伝えます。子どもたちは将来に向けたイメージが湧き、人生や職業選択について向き合うきっかけとなると共に、企業社員はプログラムを通して「内発的動機付け」を促進することができます。本プログラムの取り組みが広がることで、学校現場の探究学習カリキュラムの拡充と社会人の受け入れを加速させることができると考えています。
※この取り組みは、「一般社団法人 心豊かな社会をつくるための子ども教育財団」の助成金事業を活用しています。
■株式会社NEXCENTについて
「全ての人を主人公にする」をビジョンに、2022年4月に設立したキャリア開発支援企業です。
企業、自治体、教育現場での「意識改革」をベースにしたキャリア開発支援を行い、研修・セミナーを提供しています。教育現場でのAI活用サービス『SmartTeach』で学校現場でのAI活用研修や、社会課題解決型の研修プログラム『NEXT SENSEI』を提供しています。
<会社概要>
会社名:株式会社 NEXCENT
住所:〒651-0092 兵庫県神戸市中央区生田町1丁目1−17 オフィス・エフビル 6階
代表取締役:小澤 悠
創立:2022年4月1日
事業内容:教育・学習支援、教育コンサルティング業
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