ゼオングループ、香料の増産設備で本格生産開始
中期経営計画STAGE30の達成に向け、拡大する需要に対応
昨年9月に開始したゼオンケミカルズ米沢における香料プラントの能力増強工事が、昨年末に完工し、このたび本格生産を開始しました。今後、グリーン系香料など、主⼒製品の⽣産量を段階的に約2倍に引き上げます。
今回の増産は、フレグランスおよびフレーバー用途における安定的な市場成長が見込まれることから、市場ニーズにお応えし継続して安定供給を行うことを目的としたものです。
ゼオンの中期経営計画STAGE30では、強みをもっと強くする製品開発と能力増強で勝ち残る方策を掲げており、ゼオンケミカルズ米沢での生産拡大も、2030年に向けて販売増を見込む香料の目標⽣産量達成に貢献します。
ゼオングループは、これからも市場ニーズにマッチする高品質な製品をお届けするとともに、香り豊かな暮らしの演出に貢献していきます。
【ゼオンケミカルズ米沢について】
会社 : 日本ゼオンの100%子会社
所在地 : 山形県米沢市八幡原3-446-13
事業内容 : 香料・医農薬原料等の有機化学製品の製造および開発、大型成形品用RIM(反応射出成形)配合液の製造
沿革 :
1996年設立。
1997年より、リーフアルコール(青葉アルコール)のエステル類を主体とした香料の生産を開始。
1998年より、RIM(Reaction Injection Molding 反応射出成形)用配合液の生産を開始。
2004年より、試作開発機能を追加。少量高付加価値品を生産主体とした新多目的プラントの稼動を開始。
2006年、ゼオンの化学品研究棟が完成。ゼオンと連携し、新製品開発に向けた生産技術開発を強化。
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