Industry Alpha、ベトナムにて工場・倉庫のスマート化ソリューションの提供を開始
スマート化による生産性の向上を実現
工場・倉庫のスマート化事業を展開するIndustry Alpha株式会社(本社所在地:東京都文京区、代表取締役:渡辺琢実)は事業のグローバル化に伴い、ベトナムにおける工場・倉庫のスマート化事業を開始いたします。
- 背景
実際、ベトナムでは人件費が十年前に比べて3倍近く値上がりしています。
ベトナムの人件費は今後も上昇傾向にあり、これまでのやり方では生産性を維持することができません。
また、ベトナムでは、若年層の教育レベルの向上により、サービス業やIT業界などの高収益産業に就職する傾向が高まっており、製造・物流業界において労働力不足が懸念されています。
今後ますます加速するであろうグローバル競争に対応するためにも、スマート工場・倉庫の導入を急ぐ必要があると認識し、当社はベトナムにて工場・倉庫のスマート化のソリューションを提供する運びとなりました。
- 事業内容
当社がパートナーと取り組んできた事例
- 自動梱包ラインシステムの導入による、梱包作業の自動化
- 検査工程をAIカメラで品質向上
- ピッキングと搬送を同時に自動化
ベルトコンベアとアームロボットを組み合わせ、製造ラインの省人化を実現した事例です。
従来であれば作業者が手作業を荷物をピッキングし、箱を組み立て、梱包作業を行っていたところをアームロボットとセンサーにより自動化いたしました。
これにより、多数の荷物の処理を可能にし、大幅な人件費の削減に成功いたしました。
また、検査工程においては、自動化生産ラインにAIカメラを導入することで、品質の向上を図っています。
さらに、従来の倉庫におけるピッキングと搬送作業をスマート化する取り組みでは、
アルゴリズムによってAGVが自動的に最適化された順序でピッキング場所に移動いたします。
人が行う作業はAGVのいる場所に行き、ピッキング及び検品作業を行うのみとなります。
当社のソリューションにより、入庫から出庫までの一連の流れの中で、人が行う作業を大幅に削減するスマート倉庫の実現が可能となっております。
- 今後の展望
これまで、当社自身も大学発ベンチャーとして倉庫・工場における様々な課題解決を実施して参りました。
今後は現地の優秀なホーチミン工科大学の学生とコラボレーションし、ベトナムの製造・物流業界における様々な課題をスマート化することで、省人化・省力化に寄与いたします。
また、当社はスマート化事業をベトナムだけでなく、東南アジア全土にも拡大して参ります。
国連人口基金の報告書によると、2040年までに、ヨーロッパ諸国の一部とアジア諸国が65歳以上の人口が30%以上の国になると予測されており、21世紀は高齢化の世紀とも呼ばれています。
今後は、アジア全域での事業展開において、日本で培った深い知見と最先端技術を活かし、10年後を見据えた多角的な解決策を提供していく所存です。
- 会社概要
社名:Industry Alpha株式会社(インダストリーアルファ)
所在地:東京都文京区本郷4丁目1-1 菊花ビル7F
代表:渡辺 琢実
事業内容:スマート化関連技術の開発及びコンサルティング
設立日:2022年8月8日会社HP:https://www.industryalpha.net/
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