<中高一貫校生の共通テスト受験予定を調査>理系選択者では85%が受験を検討という結果(集計:中高一貫校専門 個別指導塾WAYS)
〜文理それぞれの共通テスト利用傾向や利用理由が明らかに〜

株式会社メイツ(本社:東京都新宿区 代表取締役:遠藤尚範)が運営する『中高一貫校専門 個別指導塾WAYS(以下、WAYS)』では、当塾に通う中高一貫校生の保護者様を対象に、科目選択の時期や理由に関するアンケートを実施しました(有効回答数:414件)。
これから大学受験に向けて準備を始めるお子さまおよび保護者さまにとっての、受験の選択肢の参考になる調査結果になれば嬉しく思います。
◆ 調査概要
【調査期間】2024年10月30日(水)〜2024年11月10日(日)
【調査機関】自社調査
【調査対象】株式会社メイツが運営する『中高一貫校専門 個別指導塾WAYS』に通っている生徒の保護者
【有効回答】414件
【調査方法】アンケート調査
【対象学年】中学1年生〜高校3年生の保護者
Q、従来の『センター試験』と『大学入学共通テスト(以下、共通テストと記載)』の違いをご存知ですか?(N=414)

センター試験と共通テストの違いについて、6割近くの方が「あまり把握していない」と回答しています。共通テストは2021年に初めて実施され、今年で5回目となる歴史の浅い試験です。センター試験と比較して思考力を問う問題が増えたり、英語におけるリスニングの重要性が増したりと、傾向・配点ともに特徴的な違いがありますが、過半数の人がその違いを把握できていないことがわかりました。
Q、大学受験に際して、共通テストの受験は考えていますか?(N=414)

共通テストの利用については、「検討中」が最も多く、全体の約40%を占めているものの、次いで回答が多かった「使う」とほぼ拮抗する形になりました。その一方、「使わない」と回答した人は全体の約2割弱にとどまっています。このことから、適宜受験の必要性を見極めつつも多くの人が共通テストの活用を考えていることがうかがえます。
また、進路選択済みの人に対し文理別に共通テストの利用状況を分析したところ、以下のような結果となりました。
【文系(N=108)】

【理系(N=101)】

文系では「使う」と回答した人が28%と理系に比べて少ない一方、「使わない」と回答した人が理系の3倍ほどの割合を占めています。「検討中」が理系や全体の割合と大きく変わらないことを踏まえると、文系選択者は、共通テストの利用を必要としない受験形式を検討している人も多いと言えます。
一方理系では、「使う」と回答した人が50%を超えており、共通テストの利用意向が強いという特徴があります。「使わない」の割合も約10%と少なく、多くの理系選択者が共通テストの受験を前提としていることが分かります。
Q、共通テストの利用を考えている理由を教えてください。(N=312)

共通テストを受験する理由として多かったものは、「(志望校の受験に)利用が必須だから」「共通テスト利用を受験するため」の二つです。
国公立大学を志望する生徒の場合、共通テストを一次試験、学校独自の問題を二次試験として総合点で合否が決まるため、受験が必須になります。
また、多くの私立大学で共通テストのスコアを利用して出願できる入試形態が採用されているため、そのメリットを享受する目的で共通テストの受験を考えている人が多いです。
その他の回答では「内部進学や自己推薦型選抜と併用したいから」など、一般受験以外の受験形式との併用といった理由が挙げられていました。
◼️ 中高一貫校専門 個別指導塾WAYSについて

『中高一貫校専門 個別指導塾WAYS』では、成績アップのための過去単元の総復習や定期テスト対策、さらには大学受験に向けた基礎固めから直前対策まで、生徒さま一人ひとりの目的に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを中高一貫校生を指導するプロがご用意しております。
中高一貫校生のお子さまとその保護者の方に向けた、無料学習相談や体験指導なども実施しておりますので、中高一貫校に通うお子さまの勉強についてお悩みの保護者様はぜひ一度お気軽にご相談ください。
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