【調査レポート】理工系のジェンダーギャップ、家庭では?娘にプログラミングを習わせたい保護者は69%、一方でIT・理系に興味がある子どもは27%

〜国際ガールズ・デーを前に、女の子の保護者100名に意識調査。家庭・企業から理工系のジェンダーギャップを考える無料ウェビナーを、特定非営利活動法人Waffleと10月7日に開催〜

株式会社Griteen

 女の子のためのオンラインプログラミングスクール「griteen(グリティーン)」を運営する株式会社Griteen(代表取締役:多田遥香)は、女の子の保護者100名を対象に「将来の職業・IT・理系分野への興味に関する意識調査」を実施しました。国際ガールズ・デーに合わせ、理工系のジェンダーギャップについて、家庭での意識と、保護者から見た子どもの興味に着目して調査結果をお知らせします。

 調査では、76%の保護者が理工系のジェンダーギャップを問題だと感じる一方、31%が自身の中に「理系やITは男の子の方が向いている」などの思い込みがあると回答しました。また、お子様がIT・理系分野に興味を示していると回答した保護者は27%。興味を示していないと回答した保護者に理由を尋ねると、最多は「どんな仕事かイメージが湧かないから」(53.2%)でした。

 一方、griteenのホームページを見たうえで、69%が「こういった習い事を子どもに習わせてみたい」と回答しています。これらの結果を受け、griteenは、家庭にある性別への思い込みに目を向けるとともに、女の子がIT・理系の仕事や学びを具体的に知り、自分の進路を選べる機会を広げていきたいと考えています。

 本調査結果の発表にあわせ、griteenは「国際ガールズ・デー」の特別企画として、テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消に取り組む特定非営利活動法人Waffleとの対談ウェビナー「『理系女子16%』の壁をどう壊す? 社会のルールを変えるアプローチと、家庭・企業から変えるアプローチ」を開催します。

■調査結果トピックス

  • 理工系のジェンダーギャップを問題だと感じる保護者は76%。自身に「理系・ITは男の子向き」などの思い込みがあると回答した保護者は31%

  • お子様がIT・理系分野に興味を示していると回答した保護者は27%。「あまり興味がない・興味が全くない」は47%、「わからない」は26%

  • 興味を示していない理由の最多は「どんな仕事かイメージが湧かないから」(53.2%)

  • griteenのホームページを見たうえで、69%の保護者が女の子向けプログラミング教育を「習わせてみたい」と回答

■調査結果詳細

理工系のジェンダーギャップを76%が問題視。一方、31%が自身の性別への思い込みを自覚

 日本の理工系分野における女性の割合が他国と比べて低いことについて、問題だと感じるかを尋ねたところ、「とても感じる」が20%、「やや感じる」が56%となり、合わせて76%が問題意識を示しました。

 一方、保護者自身の中に「理系やITは男の子の方が向いている」「女の子には文系の方が安心だ」という思いやイメージがあるかを尋ねると、「強くそう思う」が4%、「少しそう思う」が27%で、合わせて31%がそうした意識があると回答しました。

 理工系のジェンダーギャップへの問題意識と、性別による向き・不向きのイメージが、今回の調査ではそれぞれ確認されました。griteenは、社会全体の課題を考えると同時に、身近な進路の話や日々の声かけにおいて、性別を理由に選択肢を狭めていないか振り返ることも大切だと考えています。

 また、調査で提示した「日本の研究者に占める女性の割合は19.0%」という数字について、「よく知っていた」は9%、「なんとなく聞いたことはあった」は58%、「全く知らなかった」は33%でした。

娘がIT・理系に興味を示しているとの回答は27%。興味がない理由の最多は「仕事のイメージが湧かない」

 お子様が将来IT関連の仕事や理数系の進路に興味を持っているかを尋ねたところ、「とても興味がある」が7%、「少し興味がある」が20%で、合わせて27%でした。「あまり興味がない」は39%、「興味が全くない」は8%で、合わせて47%。「わからない」と回答した保護者も26%いました。

 興味を示していないと回答した保護者に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「どんな仕事かイメージが湧かないから」(53.2%)でした。

自由記述でも、仕事を具体的に知る機会や、身近な働き手との接点について、次のような声が寄せられました。

  • 「まわりにそうした職に就いている社会人がいないことにより、まったくイメージができないですし、どんな仕事なのかも想像しづらいみたい」

  • 「学校でタブレットを使う授業が増えたものの、娘は『ITの仕事って具体的に何をするのか想像しづらい』と話していた。身近にその分野で働く女性がいないため、進路としてイメージしにくい様子だった」

保護者自身の得意分野や経験が、家庭での会話に関わっているという声もありました。

  • 「自分も文系出身で理系からは逃げてきたためアドバイスできない」

  • 「本人の日常会話から、理系の話題より文系の話題が出てくることが多く、親である自分自身も文系のため文系の話題に反応しがちであることが理由です」

 なお、興味を示していない理由として「男の子がやるものというイメージがあるから」を選んだ保護者は0%でした。ただし、これは保護者が選んだ理由についての結果であり、性別への思い込みが子どもの興味や進路選択に影響していないと結論づけることはできません。今回の回答からは、仕事の中身を知る機会の少なさや、家庭で伝えられる情報の限られ方にも目を向ける必要性がうかがえます。

女の子向けプログラミング教育に69%が関心。「知る機会」を届ける入り口に

 griteenのホームページを見たうえで、「こういった習い事を子どもに習わせてみたいと思うか」を尋ねたところ、69%の保護者が「習わせてみたい」と回答しました。

その理由として、次のような声が寄せられています。

  • 「将来どのような進路を選ぶにしても、ITの基礎知識や論理的に物事を考える力は必ず大きな武器になると考えています」

  • 「早いうちから触れさせておくことで選択肢が広がると思いました。オンラインなら続けやすく、理系への苦手意識を持つ前に楽しく学べる環境を作りたい」

 保護者の受講意向と、保護者から見た子どもの進路への興味は、異なる設問で尋ねたものです。そのうえで今回の調査では、子どもの興味が広く確認されていない一方、プログラミングを学ぶ機会に関心を寄せる保護者が多いことがわかりました。

 griteenは、この保護者の関心を、子ども自身が「やってみる」「知る」機会につなげたいと考えています。具体的な仕事や学びに触れ、自分が何に面白さを感じるのかを確かめられることが、進路の選択肢を広げる一歩になると考えています。

■国際ガールズ・デー特別ウェビナー開催のお知らせ

 日本では、大学の「工学・製造・建築」分野の学生に占める女性の割合は、わずか16%にとどまっています。2026年6月に文部科学省が策定した基本政策でも、女性研究者割合の低さや、保護者を含む周囲の「アンコンシャス・バイアス」への対応が課題として示されています。女の子がIT・理系分野を将来の選択肢として考えるためには、本人の興味や能力だけでなく、幼少期からの体験機会やロールモデルとの出会い、家庭・学校・社会からの働きかけも重要です。

 そこで、10月11日の「国際ガールズ・デー」を機会に、長年テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消に取り組んできた特定非営利活動法人Waffleと、小学生とその保護者への教育を通じて取り組んできたGriteenが、それぞれの知見や実践を持ち寄る対談ウェビナーを開催します。政策・社会という視点と、教育現場・家庭という視点の双方から、「女の子がテクノロジーを自分の選択肢にできる社会」のために何ができるのかを考え、保護者や企業が明日から実践できるアクションにつなげることを目指します。

開催概要

タイトル:「理系女子16%」の壁をどう壊す? 社会のルールを変えるアプローチと、家庭・企業から変えるアプローチ

日時:2026年10月7日 12:00-13:00

形式:オンラインウェビナー(60分)

登壇:特定非営利活動法人Waffle ディレクター 森田久美子/株式会社Griteen 代表取締役 多田遥香

参加費:無料

お申込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd3aSKe2-RAjlJrQVZlDMgudlrD882aHrO8O9ysNFIxij3j9A/viewform?usp=dialog

■ 株式会社Griteen 代表取締役・多田遥香のコメント

 今回の調査で印象に残ったのは、理工系のジェンダーギャップを問題だと感じる保護者が76%にのぼる一方で、ご自身の中に性別による向き・不向きのイメージがあると回答した方も31%いたことです。

社会の課題として意識していても、身近な進路の話になると、これまで見聞きしてきたイメージが浮かぶことはあると思います。保護者の方だけに責任を求めるのではなく、家庭で触れられる情報や、子どもたちの周りにある選択肢を、社会全体で増やしていく必要があると感じています。

 また、お子様がIT・理系に興味を示していない理由として最も多かったのは、「どんな仕事かイメージが湧かないから」でした。子どもに「興味がある?」と聞く前に、私たちはその世界を知る機会を十分に届けられているだろうか。今回の結果から、改めてそう考えました。

 私自身、自信のなかった中学生のときにプログラミングと出会い、人生が変わりました。自分で何かをつくる経験や、「こんな道もある」と知ることは、将来を考えるきっかけになります。griteenが実現したいのは、女の子たちが「知ったうえで」自分の進路を選べる社会です。国際ガールズ・デーを機に、理工系のジェンダーギャップを身近なところから考え、女の子が安心して挑戦できる入り口と、少し先を歩くロールモデルに出会える場を、これからも広げていきます。

株式会社Griteen 代表取締役・多田遥香

 中学1年生でプログラミングに触れ、高校時代には3万チームが参加するロボットコンテストで世界チャンピオンに。筑波大学理工学群工学システム学類に進学し、3年間で早期卒業。同大学院で研究に取り組む中、シリコンバレーへ留学する。

 留学先での経験を通じて、日本の理系分野における女性の参画に課題を感じ、女の子がプログラミングに触れる機会を広げたいという思いから、株式会社Griteenを設立。現在は、学生起業家として会社を経営しながら、博士後期課程で研究に取り組んでいる。

■調査概要

調査名:女の子のお子様のいる保護者様対象「将来の職業・IT・理系分野への興味に関する意識調査」

調査方法:インターネット調査

調査期間:2026年8月24日〜8月31日

調査対象:女の子のお子様を持つ保護者

有効回答数:100名

※構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。

※「興味を持てない理由」は、「あまり興味がない」「興味が全くない」と回答した47名を分母とした複数回答です。

■株式会社Griteen 会社概要

 株式会社Griteenは、2024年2月に設立されたプログラミング教育スタートアップ。創業者・多田遥香は、自信のなかった中学時代にプログラミングと出会い、後にロボット競技で世界一に輝いた実績があり、その過程で「結果以上に『やり抜く力(grit)』が人を成長させる」ということを実感。この実体験から「やり抜く力(Grit)をTeen世代に届ける」ことを理念に、女の子のためのオンラインプログラミングスクール「griteen」をスタートさせる。

 オンライン教育に加え、ショッピングモールや学校などでの体験型ワークショップも展開する。こうした実践の中で、筑波大学発ベンチャーとして認定され、NTT DATAでは福利厚生の一環として親子向けプログラミングワークショップを実施するなど、企業や地域と連携した教育活動へと広がっている。

会社名:株式会社Griteen

代表取締役:多田遥香

所在地:茨城県つくば市吾妻2-5-1 つくば市産業振興センター1F

URL:https://griteen.com

設立:2024年2月

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会社概要

URL
https://griteen.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
茨城県つくば市吾妻2-5-1 つくば市産業振興センター1F
電話番号
050-1720-8002
代表者名
多田遥香
上場
未上場
資本金
50万円
設立
2024年02月