DAS LAB、「TOYOTA SOCIAL FES!! in 滋賀」の企画・運営に参画

高島市・在原で、稲刈りと“データの収穫”から米づくりの未来を考える

トヨタ・コニック株式会社

トヨタ・コニック株式会社が立ち上げたDAS LABは、2026年9月20日(日)、滋賀県高島市マキノ町在原で開催される「TOYOTA SOCIAL FES!! in 滋賀」の企画・運営に参画します。

今回のテーマは、「未来へ『むすぶ』米づくりプロジェクト」。琵琶湖の最上流に位置する在原の棚田を舞台に、約100名の参加者が、稲刈り、地域の自然環境データ調査、棚田米を使ったおむすびワークショップを体験します。

お米そのものを「収穫」するだけでなく、そのお米がどのような場所で育ったのかを知るために、地域の土壌などのデータも一緒に“収穫”する。実際に土に触れ、データを集め、最後にはお米を自分の手でむすんで味わうことで、普段何気なく食べている「お米」と、その背景にある自然環境やつくり手とのつながりを考える一日をつくります。

「10年後、日本のお米が食べられなくなるかもしれない」 

——農家の言葉から始まった米づくり

DAS LABが在原で米づくりを始めるきっかけのひとつとなったのは、ある農家から聞いた、「このままだと、10年後には日本のお米が食べられなくなるかもしれない」という言葉でした。

お米は日本の主食であり、私たちにとって最も身近な食べ物のひとつです。一方で、毎日のように食べていながら、どのような土地で、どんな水や土によって育ち、誰の手で、どのようにつくられているのかを知る機会は、決して多くありません。

私たち自身も、この言葉をきっかけに、「毎日食べているのに、自分たちはお米のことをほとんど知らない」ということに気づきました。

そこで昨年から、在原の農家や地域の人たちとともに実際に米づくりに取り組むと同時に、東京農工大学研究チームとも連携し、水や土壌、食味、栽培のプロセスなど、米づくりにまつわるさまざまなデータを集めてきました。

集めたデータに、育った場所や過程、つくり手の思いなどを重ね、新しいお米の成分表記「DAS RiceMark」を開発。「信じられるお米」という新たな価値づくりを進めています。

今回のTOYOTA SOCIAL FES!!では、これまでDAS LABが在原で続けてきた米づくりとデータ収集の活動を、より多くの人に開きます。

稲を刈るだけではなく、その米が育った土地を歩き、土を採り、データを見て、最後には自分の手でおむすびを結んで味わう。

そんな一連の体験から、参加者一人ひとりが、普段何気なく口にしている「自分たちの主食」について少し立ち止まって考えるきっかけをつくります。

琵琶湖の最上流・在原で考える、米づくりのこれから

今回の舞台となる高島市マキノ町在原は、標高約340mの中山間地域。山から流れる「一番水」と昼夜の寒暖差に恵まれ、棚田で米づくりが行われています。また、棚田には雨水を蓄え、琵琶湖の水環境を支える役割もあります。

一方で、人口減少や高齢化によって農地の管理が難しくなり、耕作放棄地が増えるなど、日本各地の農村と共通する課題にも直面しています。

DAS LABは、こうした状況を「課題」として知るだけではなく、まず実際の土地に入り、自分の手で触れ、味わい、データを通して現在を知ることから、地域の未来を考えたいと考えています。

そのため今回のプログラムでは、「稲刈り」「データの収穫」「おむすび」を一連の体験として構成しています。

お米を収穫する。そして、お米が育った環境も“収穫”する。

在原の棚田で、稲を刈る

在原で米づくりに取り組む福井朝登さんらの協力のもと、参加者自身が田んぼに入り、鎌を使って稲刈りを体験します。

福井さんは2002年に在原へ移住し、現在は米農家であり「いなか暮らしラボ古今集」の代表として活動。休耕棚田の再生や米づくりに加え、田んぼ体験や移住研修などを通じて、地域と外との新しい関係づくりにも取り組んでいます。

田んぼの土を採り、データを“収穫”する

参加者は在原の田んぼを歩き、それぞれの場所から土を採取します。

調査対象には、現在米をつくっている水田だけでなく、休耕田や遊休農地など、異なる状態の圃場も含まれます。採取した土は、HORIBA(株式会社堀場製作所・株式会社堀場アドバンスドテクノ)の協力のもと、pHやECなどを計測します。

「お米ができた」という結果だけを見るのではなく、どのような環境から、そのお米が生まれているのか。参加者自身が土を採り、データを見ることで、普段は見えにくい米づくりの背景に触れます。お米がどのような場所でつくられたのかを知るために、お米だけでなく、その環境のデータも「収穫」します。

自分の手で「むすんで」味わう

おむすびワークショップでは、有限会社ブルーベリーフィールズ紀伊國屋 会長/成安造形大学 地域実践領域 教授(招聘教員)の岩田康子さんを講師に迎えます。

瀧村仁監督、地球交響曲第二番に日本の母として出演された青森県弘前の森のイスキア主催の佐藤初女さんより直接教わったおむすびの結び方をお伝えします。

地域の水や土で育ったお米に、梅干し、塩、海苔を合わせ、参加者自身がおむすびを結びます。

岩田さんは、無農薬のブルーベリー栽培やレストランの運営などを通じて、長年にわたり食の安心・安全を現場から発信してきました。今回のワークショップでは、目の前の食事と自然環境がどのようにつながっているのかを、五感で感じる時間をつくります。

「未来へむすぶ」ために、まず今のお米を知る

今回のプログラムで、米づくりの未来への一つの「正解」を提示することが目的ではありません。

稲を刈る。
土に触れる。
データを見る。
おむすびを結び、食べる。

その一つひとつの体験から、

「自分たちが毎日食べているお米は、どこから来ているのだろう」
「これからもこのお米を食べ続けていくためには、何が必要なのだろう」

と参加者一人ひとりが考えること。

DAS LABは、データを起点に地域の現在を読み解きながら、地域に関わる人たちとともに、そこから先の未来を考え、実践につなげていきます。

今回のTOYOTA SOCIAL FES!!への参画も、在原で続けてきた米づくりとDAS RiceMarkの活動を、より多くの人と共有し、日本の主食であるお米の未来を一緒に考えていく機会のひとつです。

開催概要

名称:TOYOTA SOCIAL FES!! in 滋賀 「未来へ『むすぶ』米づくりプロジェクト」
開催日:2026年9月20日(日) ※荒天の場合は10月10日(土)に順延
活動場所:滋賀県高島市マキノ町在原
参加者:約100名
主催:京都新聞
協賛:トヨタ自動車
協力:DAS LAB、いなか暮らしラボ 古今集、ブルーベリーフィールズ紀伊國屋、株式会社堀場製作所、株式会社堀場アドバンスドテクノ
主なプログラム:稲刈り体験/地域の自然環境データ調査/おむすびワークショップ ほか

※DAS LABは、本イベントのコンテンツ企画・実施、運営計画などに参画しています。

TOYOTA SOCIAL FES!! とは

地方新聞社とトヨタ自動車が実施する参加型アクションプログラムです。「次世代の環境のために」をテーマに、地域課題の解決に向けた活動を全国で展開しています。 2012年に始まったAQUA SOCIAL FES!!を前身とし、今年で13年目を迎え、累計参加者数は約11万人にのぼります。清掃活動をはじめ、文化体験や地域創生などを通じて、参加者が地域環境について考える機会を提供しています。2026年度も全国で56のプログラムを開催予定。

公式サイト  https://toyotafes.jp/about

DAS LABとは

DAS LABは、DAS(Data Art & Science)アプローチを活用し、データを起点に現在を読み解き、Artの創造性を取り入れて未来を構想し、対話を通じて社会での実践につなげる活動です。

滋賀をはじめとする地域をフィールドに、大学・企業・行政・地域の人々など、多様な主体とともに未来を考え、具体的な実践へとつなげています。

在原では、水・土壌・食味・栽培プロセスなどのデータを集め、育った場所や過程、つくり手の思いまで伝える新しい成分表記「DAS RiceMark」を開発。「信じられるお米」という価値づくりを進めています。

DAS LAB公式サイト https://daslab.jp/

本件に関するお問い合わせ

DAS LAB代表 / 広報担当 神野恭光(JINNO YASUMITSU)
E-mail:daslab@toyotaconiq.co.jp

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会社概要

トヨタ・コニック株式会社

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URL
https://toyotaconiq.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区神田淡路町2-101 ワテラスタワー10階
電話番号
-
代表者名
山下 義行
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年01月