東京23区、マンション購入の主役は「共働き」。キーワードは、「合理的」「親との近居」「コミュニティ意識が高い」。
読売広告社 マンション契約者600人調査2018 レポート
株式会社読売広告社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤沼大輔)都市生活研究所では、住生活分野における各種調査研究活動を継続的に行っております。このたび「マンション契約者600人調査 2018」を実施しましたので、その結果の一部をご報告いたします。この調査はマンションのマーケティング・販売促進活動の基礎データとして活用します。
今回は、首都圏でマンション価格が高騰する中、どのような人が購入しているのか知るため、「共働き世帯」「片働き世帯」に着目し、購入傾向の違いを調査し、下記の結果となりましたのでお知らせします。
◎「共働き」は「片働き」と比べて、購入予算が高い。
◎「共働き」は「片働き」と比べて、東京23区での購入比率が高く、その中でも特に湾岸エリアで高く、差が顕著に。
①「共働き」は「片働き」と比べて居住期間のイメージを明確に持っている人が多く、ライフステージに合わせた住み替えを想定する“合理的思考”。
②「共働き」は「片働き」と比べて、「実家の近く」でのマンション購入が多く、何かと親に頼れる“親との近居”へのニーズが高い傾向。
③「共働き」は地域の人々との交流に積極的。コミュニティ意識の高さがうかがえる。
※「共働き」…夫婦ともにフルタイムの仕事に従事
「片働き」…夫婦のうち片方のみがフルタイムの仕事に従事(もう片方は、パート・アルバイト、専業主婦・主夫等)
【マンション契約者600人調査2018 調査概要】
調査対象者:・30歳以上の男女
・2016年1月~2017年12月に新築マンションを契約した「契約者本人」もしくは「その配偶者」
・首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)でのマンション契約者
・関西(大阪・兵庫・京都)でのマンション契約者
有効回収標本数:・首都圏600サンプル
・関西258サンプル
調査方法:インターネット調査
調査期間:・関東 2017年12月22日~2018年1月15日
・関西 2017年12月25日~2018年1月15日
◎「共働き」は「片働き」と比べて、購入予算が高い。
購入したマンションの価格について聞いたところ、片働きに比べて共働きの方が、「5,000~8,000万円台」を中心に割合が高く、平均予算でも約400万円ほど高い。
◎「共働き」は「片働き」と比べて、東京23区での購入比率が高く、その中でも特に湾岸エリアで高く、差が顕著に。
マンションを購入したエリアについて聞いたところ、「共働き」は東京23区での購入が全体の半数以上(共働き:51.8%、片働き:38.5%)と高く、特に湾岸エリアで17.3%の人が購入しており、「片働き」との差が顕著に(「片働き」の湾岸エリアでの購入:8.4%)。
年々マンション価格が上昇する中、資金力がある「共働き」が東京23区のマンション需要を支えていることが伺える。
①「共働き」は「片働き」と比べて居住期間のイメージを明確に持っている人が多く、ライフステージに合わせて住み替えを想定する“合理的思考”。
想定の居住期間については、 「共働き」 は「~10年」が24.3%、「~20年」が24.8%となっており、合計すると約半数が向こう20年程度の居住期間を想定。
「片働き」のうち25.5%が「わからない」と答えているのに対して、「共働き」は同11.1%と、居住期間のイメージを持っている人がほとんど。
“終の棲家”という意識は薄れ、ライフステージに合わせて住み替える「合理的思考」が伺える。
②「共働き」は「片働き」と比べて、「実家の近く」でのマンション購入が多く、何かと親に頼れる“親との近居”へのニーズが高い傾向。
さらに、購入したマンションの場所について聞いたところ、「世帯主の実家の近く」「配偶者の実家の近く」との答えが、 「共働き」は「片働き」と比べて、それぞれ10.5ポイント、5.1ポイント高く、“親との近居”傾向が見られた。
③「共働き」は地域の人々との交流に積極的。コミュニティ意識の高さがうかがえる。
「共働き」は地域の人々との交流について積極的で、「積極的に交流したいと思う」人が「片働き」と比べて多い(「共働き」:21.2%、「片働き」:10.5%)。
■ 都市生活研究所 について
広告会社としてはユニークな、住宅・不動産を中心領域とするマーケティングセクションです。
都市生活研究所は、「時代の実験室である都市」と「都市と生きる時代の生活者」を、
やわらかなまなざしで見つめ続けていきます。
●会社概要
株式会社読売広告社
■代表者名 :代表取締役社長 藤沼大輔
■所在地 :東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル
■設立年月日 : 1946年7月11日
■資本金 :1,458,748,919円
◎「共働き」は「片働き」と比べて、購入予算が高い。
◎「共働き」は「片働き」と比べて、東京23区での購入比率が高く、その中でも特に湾岸エリアで高く、差が顕著に。
①「共働き」は「片働き」と比べて居住期間のイメージを明確に持っている人が多く、ライフステージに合わせた住み替えを想定する“合理的思考”。
②「共働き」は「片働き」と比べて、「実家の近く」でのマンション購入が多く、何かと親に頼れる“親との近居”へのニーズが高い傾向。
③「共働き」は地域の人々との交流に積極的。コミュニティ意識の高さがうかがえる。
※「共働き」…夫婦ともにフルタイムの仕事に従事
「片働き」…夫婦のうち片方のみがフルタイムの仕事に従事(もう片方は、パート・アルバイト、専業主婦・主夫等)
【マンション契約者600人調査2018 調査概要】
調査対象者:・30歳以上の男女
・2016年1月~2017年12月に新築マンションを契約した「契約者本人」もしくは「その配偶者」
・首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)でのマンション契約者
・関西(大阪・兵庫・京都)でのマンション契約者
有効回収標本数:・首都圏600サンプル
・関西258サンプル
調査方法:インターネット調査
調査期間:・関東 2017年12月22日~2018年1月15日
・関西 2017年12月25日~2018年1月15日
◎「共働き」は「片働き」と比べて、購入予算が高い。
購入したマンションの価格について聞いたところ、片働きに比べて共働きの方が、「5,000~8,000万円台」を中心に割合が高く、平均予算でも約400万円ほど高い。
◎「共働き」は「片働き」と比べて、東京23区での購入比率が高く、その中でも特に湾岸エリアで高く、差が顕著に。
マンションを購入したエリアについて聞いたところ、「共働き」は東京23区での購入が全体の半数以上(共働き:51.8%、片働き:38.5%)と高く、特に湾岸エリアで17.3%の人が購入しており、「片働き」との差が顕著に(「片働き」の湾岸エリアでの購入:8.4%)。
年々マンション価格が上昇する中、資金力がある「共働き」が東京23区のマンション需要を支えていることが伺える。
①「共働き」は「片働き」と比べて居住期間のイメージを明確に持っている人が多く、ライフステージに合わせて住み替えを想定する“合理的思考”。
想定の居住期間については、 「共働き」 は「~10年」が24.3%、「~20年」が24.8%となっており、合計すると約半数が向こう20年程度の居住期間を想定。
「片働き」のうち25.5%が「わからない」と答えているのに対して、「共働き」は同11.1%と、居住期間のイメージを持っている人がほとんど。
“終の棲家”という意識は薄れ、ライフステージに合わせて住み替える「合理的思考」が伺える。
②「共働き」は「片働き」と比べて、「実家の近く」でのマンション購入が多く、何かと親に頼れる“親との近居”へのニーズが高い傾向。
さらに、購入したマンションの場所について聞いたところ、「世帯主の実家の近く」「配偶者の実家の近く」との答えが、 「共働き」は「片働き」と比べて、それぞれ10.5ポイント、5.1ポイント高く、“親との近居”傾向が見られた。
③「共働き」は地域の人々との交流に積極的。コミュニティ意識の高さがうかがえる。
「共働き」は地域の人々との交流について積極的で、「積極的に交流したいと思う」人が「片働き」と比べて多い(「共働き」:21.2%、「片働き」:10.5%)。
■ 都市生活研究所 について
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都市生活研究所は、「時代の実験室である都市」と「都市と生きる時代の生活者」を、
やわらかなまなざしで見つめ続けていきます。
●会社概要
株式会社読売広告社
■代表者名 :代表取締役社長 藤沼大輔
■所在地 :東京都港区赤坂5-2-20 赤坂パークビル
■設立年月日 : 1946年7月11日
■資本金 :1,458,748,919円
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